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気の迷い 「ちょっと奥さん!」
小・情・報 今回はダイソーで更新された商品と、ステレオヘッドフォン2種です。
![]() 以前はちょっと奥さん 2009/2でご紹介したグリーンオーナメント製の「ミニフラッシュライト (MINI FLASH LIGHT)」と同じ物がダイソーブランドで売られていました。 色は白色LEDのものと、赤色LEDのものの二種類です。 今回の新商品は形こそ旧製品と同じですが、パッケージと「点滅モードが2種類に増えた!」点が違います。 「ミニフラッシュライト」では「このゴムは何のために付いてるの?、ただのストラップ?」と使用方法に悩む状態でしたが、ダイソー商品ではちゃんと「自転車用」と明記されていて、実際にハンドル(前用・白)やシートポスト(後ろ用・赤)にとりつけた写真が入っていて誰が見ても自転車で使う時にはゴムを巻くというのがわかり親切です。 ![]() 合計3モードに増えました! ・・・いや、自転車用途で必ずこの3モードが必要ということは無いとは思いますが、形・価格が同じでモードが増えたのはよりお買い得!になったのではないでしょうか。 ![]() 白色砲弾1灯で1W!? (赤色タイプにも同じ文言が書かれています) このライトは砲弾1灯で1WのパワーLEDと同じ電力で同じ明るさで光る驚異の高性能ライトなのでしょうか? 電源はCR2016リチウムコイン電池×2個で開放電圧は5V台です。(購入状態のテスト用電池で) これで点灯時に少し電圧低下してそれでも3.3V/300mAくらい流れると1W程度の消費電力ではあるのですが・・・CR2016コイン電池にそれほどの能力があるとも思えません。 実際に測定してみると、点灯時で約3.5V/30mA程度でしたから、およそ0.1W程度の消費電力と赤文字の表記のわずか1/10です。 果たしてどこで残りの0.9Wを消費してるのでしょうか?
![]() 今までも100円ショップでは多くの種類のステレオヘッドフォンは売られていましたが、それらは単にメーカー・商品が違うだけで特に際立った特徴も無く、音もそれなり・・・でした。 今回の株式会社MAXTOCKの「Stereo Headphones [MHP-E101W/B・MHP-E201W/B]」は聞く音楽によってタイプがありMHP-E101W/Bが『ボーカル再生に強い!』タイプ、MHP-E201W/Bが『ストリングス再生に強い!』タイプだそうです。 実際に聞き比べてみるとMHP-E101W/Bは低音重視型、MHP-E201W/Bは高音重視型とはっきりと性格が分かれています。 ![]() ワンセグTVに繋いでトーク番組やニュースを視聴するにはかなり音声が聞き取りやすく、自分の用途ではFMノイズの多い無線機用に適しているように思えます。 そのかわり、高音がほとんど聞こえないので音楽では伸びが無くこもった音楽に聞こえてしまうので音楽向きではありません。 MHP-E201W/Bは低音があまり聞こえず、高音がよく出ているのですがそのぶんシャリシャリした薄い音になっています。 高音の多い楽器を使っている楽曲を聴くには良いかもしれませんが、ボーカルがシャリシャリ音に埋もれて聞きにくいのでボーカルは無視したい人向け?でしょうか。たしかに「ストリングス」再生に強い!性格ですね。 無線機用には・・・使わないほうがいいと思います。 MHP-E201W/Bには「R・L」の表記が全く無く、写真のとおり右側・左側のユニットも同じ形なのでどちらが右なのか左なのか全くわからないのも不親切です。 [9/27追記] 「表記が全く無く」と書いたら、匿名希望の方より「透明部分にあります」とのご指摘を頂きました。 ルーペで拡大して見ると、透明なチューブに銀色でとても小さな文字が印刷されていました。 「表記が全く無く」は間違いでした、申し訳ございません。 しかし、これでは私の肉眼では老眼のために確認できません。 外出先でカバンやポケットから取り出して耳につける時に、いちいち拡大用にルーペを持ち歩いているわけでは無いのでどちらが右か左かわかりません。 透明と同じ色調の銀色なんて色をなんで選択しているのでしょうね。もう少し見やすい色(黒や赤など)でプリントするとか、MHP-E101W/Bと同じように黒背景に白ヌキで文字を目立たせるとか、そういう配慮ができなかったのでしょうか。 プリントされている事を教えいただいても、やはり「不親切」なデザインだという感想には変わりはありません。とても残念なヘッドフォンです。 [追記ここまで] 普通にJ-POPなどを聞く場合はどちらも低音・高音に偏りすぎていてバランスが悪く、あまり一般的な音楽用ではなさそうです。 どちらも100円ショップ向けヘッドフォンの中では音質が良いドライバーを使用していて、低音・高音に偏っている以外は音そのものはとても高品質なので、「この2つの中間の性質のものがあれば!」と残念です。 (C)「気の迷い」 Kansai-Event.com 本記事の無断転載・転用などはご遠慮下さい |
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