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No.2009_1227
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はじめまして。
100円ショップマニアとして楽しく拝見させて頂いています。
次の件について楽しい記事を期待致します。
2番〜4番は(LED)自転車ライトの応用したいです。
全て高電圧で、死亡を伴う危険なことです。
1.使い捨て電子ライターの圧電素子利用法
高電圧パルスの利用法
半導体破壊機・虫電撃機・ノイズ発生器位しか思い当たりません。
2.使い捨てレンズ付フィルムのフラッシュ回路利用法
高速チャージで連続点灯
3.使い捨てレンズ付フィルムのキセノンランプ単体利用法
連続点灯
キセノンランプを点灯させる条件として
電圧・電流・ランプ特性・寿命も知りたいです。
4.使い捨てレンズ付フィルムの昇圧回路利用方法
コイル巻数をかえてたりして
1.5V×3=4.5V
1.5V×4=6V
の安定化電源製作してLEDを点灯させてみたい。
出力電流10〜20mAは出せないですか?
5.電球形蛍光灯ランプのインバーター回路利用法
一般直管蛍光灯ランプ20Wを1本・2本・4本を
点灯させたい。
ランプ切れによるインバーター回路破損の保護回路追加
インバーター回路で点灯するには、ラピッド式ランプになるが、100均で売られているグロー式ランプを点灯できないか。
金魚水槽の照明に応用したいです。
以上、貴殿に興味・時間がありましたら是非、記事にして頂きたいです。期待致します。
ナナ 様
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お返事 |
ナナ様はじめまして。
当HPをご覧いただきありがとうございます。
過去にも書いていますように、高電圧や初心者の方が改造・作成されて危険なものは「気の迷い」では取り扱わないようにしています。
また何かの改造記事の場合、その現物が必要ですが私はレンズつきフィルムを購入して使用する必要が無いので十年以上前に一度購入したきりで手元に現物がありません。蛍光灯も捨てています。
ですので今回のご要望には全てお応えできません。
キセノン管の流用などにつきましては、過去に一度記事にしている程度しか情報は持ち合わせていません。
たいへん申し訳ございません。
お返事 2009/12/27
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投稿 1/7 |
管理人さま。
お世話になります。
見ず知らずの投稿に御回答頂き有難う御座います。
やはり、相当な危険性がありますよね。
ちょくちょく、今後もHPを拝見させて頂きます。
ナナ 様
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日記的駄文 2009/11/30
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日記的駄文 2009/11/30
100円ショップで売られている、エコプラスの単三電池×2本でUSB給電できる「USB充電用 電池BOX」。乾電池式USB充電器としては驚異のコストパフォーマンスで、ぜひ昇圧能力などの詳細な測定をして記事にたいとは思っていますがなかなか時間が取れなくて詳しい測定はできていません。
この充電器、100円という低価格のためスイッチも通電ランプも何もなく、電池を入れたら昇圧回路は動作しっぱなし。USB端子に負荷装置を繋がなければ昇圧回路はほぼ休止するので待機電力はごくわずかなのでその点はまだガマンするとして、使用中にちゃんと昇圧動作しているのかや、電池の残量確認が全くできないのはやはり不満が残ります。(いや、これだけの物が100円なんですけど・・・)
そこで「動作確認用LED」を追加してみました。
よくある乾電池式の「携帯電話充電器」などには動作表示用LEDがついていて充電中は光ります。また電池が弱くなると明るさが弱くなったり、最後は点灯しないなど電池残量もある程度は確認できます。
この「USB充電用 電池BOX」にもLEDを追加して、同様に動作を確認できるようにしようというものです。
追加する回路の原理に付いては2年前に「MAX879に充電中・充電終了のLEDを取り付けたい」で書いていますので興味のある方はごらんください。
今回は逆電圧防止用のショットキーバリアダイオードは無しの簡易版です。
「USB充電用 電池BOX」の基板を見ると、コイルのパターンの横に「ここに何かつけてください!」と言わんばかりのパターンがあります。本当は単に余った場所を埋めているだけなのですが、ここを利用しない手はありません。
電源の+側は赤いコードが基板のパターン面にハンダづけされていますが、実はその下には穴が空いていて、本当は基板表面からコードを通してハンダづけするように準備されています。そこを通さずに手抜きしているようですが、これもまた好都合!
赤いコードは一旦外して基板側のハンダを吸い取り穴を露出させます。そしてコイル側の広いパターンのところにはドリルで直径0.8mmの穴を開けてその回りのグリーンレジストを剥がして写真Aの状態にします。
写真のものはドリル穴がちょっとコイル側に寄っていますが、もう少し基板外側に寄せたほうがよいでしょう。
3mmの高輝度赤色LEDと1KΩの抵抗を直列にしたものを作って、方向を間違わないように基板に追加で装着しハンダづけします。
LEDはφ3mmのものを使用しないとφ5mmのものでは入りきらないと思います。
また電池電圧が下がると2Vを下回るくらいまでは動作するようなので、緑色や青色・白色LEDでは電圧が足りなくて点灯しませんので、必ず赤色LEDを使用してください。
今回は「動作を確認する為」のLEDですから周囲を照らすような明るさは必要無く、また余分な電力の消費は極力少なくするために電流制限抵抗は1KΩと少し大きめです。
LEDと抵抗をつけたら、電源の赤色コードを元通りに基板パターン面にハンダづけし直して基板の改造は終了です。
基板をケースに戻したら、LEDや抵抗、元からついているダイオード等がケースの各部やフタと組み合わさる部分にぶつからないか確認しましょう。
この状態で電池を入れ、何か装置をUSB端子に挿してLEDが光れば改造はOKです。
装置を繋がなくても毎秒5〜10回くらいとても短くピカピカとLEDが光りますが、これは昇圧回路が待機中でもほんのわずかに昇圧動作を行って出力を約5Vに保とうと動作しているからです。
何も繋いでいない間の消費電流はマイクロアンペアオーダーですから、電池を入れっぱなしにしておいて1日や2日で勝手に電池がカラになってしまうほどのものではありませんが、気持ち悪いので使わない時には電池を抜いておいたほうがよいでしょう。
ケースのフタにはLEDの場所に直径2〜3mmの穴をドリルで開ければLEDの点灯状態が見やすくなります。
穴を空けない場合、充電回路が活発に動作してる時ならLEDの明るさもそこそこありますから、白いケースの内側から光が透けて見える、ちょっと高級感のあるLEDモニターランプとすることもできますね。電池が減って暗い時にはほとんど確認できなくなりますが・・・。

さて、改造後の使用状況はこんな感じになりました。
昇圧回路が動作している様子が一目瞭然です。
これでもLEDに流す電流はかなり絞ってありますから、充電能力自体にはほとんど影響がなく、改造前と同様に使用できます。
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投稿 |
お忙しいとの事、なによりです。
以前より参考にさせていただきました。
この記事をみて、GENTOS GT10-?? LUXEON1W 2AA だったと思いますが、モニターLEDを追加した事を思い出しました。
手元にはありませんが・・・
電池電圧と並列に赤LED+Ωをつないで。
・電池が新しい :ライト点灯+LED点灯。
・電池が末期 :ライト点灯+LED消灯or微灯。
・SW_ONでライト点かず、LEDのみ点灯の場合は電池交換。
変なモニターランプになってしまいましたが、追加した本人なので役にはたちました。
夜釣で急に点かなくなると困るので追加したのですが、気の迷いさんでしたらもっとスマートに追加されたでしょう。
面白い記事、たのしみにしています。
shenron 様
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投稿 |
あーっ、その手がありましたね。さすがです。
ところで・・・先日eftelというメーカーの携帯充電器見つけて購入したもので、メーカーサイト調べようと検索していたら・・・下記のページが見つかりました。
http://desftr.blog54.fc2.com/?no=349
ヒューズのジャンパのパターンがありませんが、そっくりです。
このサイトの商品、8/24付けで電池・バッテリー・充電器の迷い板のクチコミ情報に寄せられた、「ブライトンの旧製品」みたいな感じですね。
(肝心のeftelはメーカーサイトつながらないし、充電器は例によってTrの組み合わせみたいで、ちょっとがっかり。)
jr7cwk 様
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お返事 |
そこのブログの方も書かれているうに、この「USB充電用 電池BOX」ではほとんど充電できない機器がありますね。
jr7cwk様が以前測定された通りそれほど昇圧能力が高くないため、高負荷や電池電圧が低くなると出力が5Vより落ち込みます。
それで、充電する際に5V以上の高い電圧を必要とする機器では、電圧不足=電流不足でほとんど充電できなくなります。
元々能力表示LEDなどが無いので、接続した機器側が「充電中」の表示を示していたらごく普通に充電しているのだろうと勘違いしてしまうのが、この充電器の困ったところですね。
「ふだん(純正充電器)は2時間で満充電になるのに、この充電器だと何時間経っても満充電にならない!」なんてこともごくあたりまえに起こります(^^;
機器側の回路・性能によるところが大きいので一概にこの充電器のせいだけにもできませんが、たとえば上の写真のmp3プレーヤーの場合、USB端子に接続すると強制的に「USB通信・バッテリー充電モード」になります。画面表示がPC接続モードのアイコンになり、バックライトが点灯してバッテリーへの充電も始まります。
それだけ見ていれば、この「USB充電用 電池BOX」に接続した時も同じですから「乾電池から充電が開始されたので、じきに満充電になって充電は停止表示になるだろう」と思い数時間つなぎっぱなしにしておいたのですが、一向に充電完了の表示になりません。いつまで経っても電池マークがフラッシュして充電中のままです。
そこで出力電圧・電流を測って見ると、mp3プレーヤーの中のバッテリーが中くらい放電の場合
電 池 |
出力電圧 |
出力電流 |
新品アルカリ電池 |
5.00V |
150mA |
減ったアルカリ電池 |
4.65V |
92mA |
SONY Cycle Energy Green |
4.80V |
110mA |
SANYO eneloop |
4.94V |
135mA |
この程度の出力状態です。
これを見て「ああ、約100mA前後は充電電流が流れているね。」と思うのは早計です。
このmp3プレーヤーのバッテリー容量は170mAhですから、100mAも充電電流が流れていたら単純計算で約2時間、CC/CV制御をされているとしても約3時間程度あれば満充電になるはずです。
ところが、使いさしのアルカリ電池で3時間以上経っても全然充電が終わりません。
ここに大きな落とし穴があります。
このmp3プレーヤーは、USBからの充電中も中のマイコンは動作していますし液晶やバックライトも点灯しています。そう、バッテリーに充電する以外に機器自体の動作でかなりの電力を消費しているのです!
(こういう乾電池式充電器での使用を前提としていなくて、専用の充電器やPCのUSBポートから潤沢に電気を供給しながら充電する仕様です)
mp3プレーヤーを分解してバッテリーを取り外し、その状態でUSB接続してみると、約72mAも消費しました。
5.0Vから電源電圧が変ると数mA程度は変化するかもしれませんが、仮に72mAで計算すると・・・
電 池 |
出力電圧 |
出力電流 |
実際に充電 されている電流 |
効率 : 捨て率 |
新品アルカリ電池 |
5.00V |
150mA |
78mA |
52% : 48% |
減ったアルカリ電池 |
4.65V |
92mA |
20mA |
22% : 78% |
SONY Cycle Energy Green |
4.80V |
110mA |
38mA |
35% : 65% |
SANYO eneloop |
4.94V |
135mA |
63mA |
47% : 53% |
なんと、減ったアルカリ電池ではたったの20mA!
これではバッテリーが空からの充電では9時間くらいかかりますね。今回は半分くらいから充電しましたので3時間では無理でもう1〜2時間ほど充電すれば満充電になったのでしょうか。
各状態で「USB充電用 電池BOX」から出力された電流が充電に使われている率を「効率」mp3プレーヤーの回路を動作させるのに使われて実際には充電に使われていないものを「捨て率」として数値化すると、元の電池の状態(電圧など)によりかなりの差があることが見て取れます。
「USB充電用 電池BOX」でこのmp3プレーヤーを充電する場合、新品アルカリ電池や満充電のeneloopなどでは出力の50%程度はバッテリー充電に回され、残り50%は接続中のmp3プレーヤーによっと消費されて消えて無くなります。
これが減ったアルカリ電池では約80%が消費されて消えてしまい、元の電池から取り出されたエネルギーのうちたった20%くらいしかバッテリーに蓄えられないのです。
機器側の消費電力がある程度あると、このように電池が減った状態で昇圧して給電しても、出力電圧が下がった影響で充電に回される電力は極端に減ってしまって、「充電する」という働きで使っているはずがほとんどの電力は機器の動作を維持するだけで捨ててしまっているということになる場合があります。
またこういうコンバータで電池から機器に充電する場合、「元の電池の電気を変換して全エネルギーを対象機器のバッテリーに移し換える(但しDC/DCコンバータの変換効率ぶんは減る)」と考えられがちですが、変換後の電力がこのように機器側で全てが充電に使われていなければ、それを知らない限りは果たして電池の電力がどれくらい有効にバッテリーに充電されているのか、どれだけ捨てられているのか知る由もありません。
「専用充電器だとすぐ充電できるのに、電池式充電器を使うとなかなか充電できないんだよね〜。」という事があれば、このような原因も要因の1つです。
USB端子に接続する機器の動作電流や、電圧・回路による内部バッテリーへの充電効率などによって数値はそれぞれ変るのですが、原理は同じですから色々な機器を充電する際にもこのような状況に陥り、弱った電池から昇圧している時にはほとんど充電できていないことが多いでしよう。
もちろん、もっとしっかりした昇圧回路で変換効率もよく、より大きな電流を安定して供給できる昇圧回路を採用した乾電池式充電器では、機器に供給できる5Vもあまり下がらないのでこの「USB充電用 電池BOX」よりは効率よく乾電池の電気を機器のバッテリーに移し換えることができるでしょう。
かなり弱い電池でも昇圧動作はして、「使い終わった電池からでもUSB給電して他の機器のバッテリーに充電しらた、電池を最後まで有効に使えるのでは?」と考えてこういうコンバータでアルカリ電池から他の機器を充電しようとされている方もいらっしゃるかもしれませんが、繋ぐ機器によってはほとんどの電力を捨ててしまって、「アルカリ乾電池を有効に使い切る!」ようなエコな用途にはなっていないかもしれませんよ!
お返事 2009/12/1
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投稿 |
「捨て率」という概念、なるほどです。
コストダウンの為なのか充電制御を本体のメインCPUで一手に行っているという例もあるのでしょうね。(その昔、携帯電話のバッテリが膨らむトラブルがありましたが、対策がソフトのバージョンアップだったりする例があり、驚かされました。)
今回実験されたMP3プレーヤのように充電以外の電流を多く要求する機器の場合、特に減った電池を使用する場合は「充電」を望むより、そのまま「外部電源」のつもりでプレーヤを作動させて使ったほうがエネルギーの無駄遣いが少なそうですね。
似たような話で、ちょっと違った事情の例がありますので参考までに紹介します。
電池内蔵のGPSロガーでUSBコネクタからの外部電源供給にも対応するものがあるのですが、USBコネクタから電源を供給するとロガー内部のUSB-シリアルブリッジICにも電流が流れてしまうようで、思ったように使用時間が延びなかった、というものです。
(悪いことに本体の電源スイッチと関係無しにその電流が流れ続ける・・・)
目的が「充電」ではありませんが「本体の動作に関わる」以外の電流が必要になるというものです。
結局、内部の電池ボックスに大容量電池を直結する方法が一番長時間動作に対応できる という話でした。
jr7cwk 様
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お返事 |
「捨て率」は今回の説明のために考えた造語ですが、この率が高い機器にはあまり乾電池から充電はしたくないですよね。
USB端子から充電するmp3プレーヤーの多くは、USB通信を監視して充電だけなのかPC等と接続されてデータ通信を行うのかを判別してるのではなく、このmp3プレーヤーのようにUSB端子に5Vがかかったら強制的にUSB通信&充電モードに入り、音楽再生などの操作・機能はいっさい使用できなくなる物が多いので、「USB充電用 電池BOXを音楽再生用に外部電源として使う」という使い方はできないのです。
USB端子から電源を供給している間は、充電すると共にCPUは常にUSB I/Fとの通信を試みているのでしよう。
ほかにも、USB接続中は音楽再生などの機能を禁止しているのは、再生中の音楽ファイルをPCからの操作で消されたりするととても困った事になるからでしょうね。
それ以外にもメモリー内の曲を再生する順番などをあらかじめプログラムが検索して決めたデータが再生中はどこかに格納されているはずなので、再生途中でPCから曲を入れ替えられたり増やされたりするのもやはり再生プログラムにとっては迷惑な事になる場合が多そうですよ。
もちろん、再生中に曲データやフォルダ情報を書き換えられても大丈夫なようなプログラムも作れるでしょうが、こういうマイコン組み込み機器のプログラムを作る時の優先順位としては「なるべくコンパクト(ROM容量の制限もある)に、確実に動作するものを作る」という事になるので、通常モードではデータ書き換えは絶対に無い・PC通信中は再生しない別モードとして働かせるといった設計のmp3プレーヤーが多いのもうなづけます。
お返事 2009/12/2
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日記的駄文 2009/11/25
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日記的駄文 2009/11/25
日記に書くのがちょっと遅くなりましたが、11月19日から「電子工作マガジン No.5」が発売中です。
今回は「100円ショップ改造 暗くなると自動的に点滅開始!自転車用点滅式安全ライト」という記事を掲載していただきました。
今号は全体的に、電子回路というよりは「工作」に重きを置いた記事が多いですね。
ケースや装飾に凝った製作記事が多く、「組み立てる」楽しさを学習して欲しいという感じになっています。
今後はロボット製作関係にも今まで以上に力を入れる方向でも新規記事が増えるらしいとか、今の世代にもっと興味を持ってもらって、かつ本誌の主題でもある「初心者の方向けの学習記事」という面もしっかり押さえた紙面づくりをされてゆくそうです。
私のほうでもPICマイコンを使った製作記事も加えてゆこうかと考えています。
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投稿 |
こんにちはogaです。電子工作マガジン拝見しまた!
確かに、「作品として仕上げるためには」という観点で編集されているように思います。自作品に於いて基板は完成してもそれをケースに入れたり、持ち運びできるようにするところで挫折することが多いですからね(特に私は・・・)。ところで、ちょっと気になったのは、明るさ検知回路でPNP型のTR2個や、ショットキバリアダイオードを使ってスイッチしている部分の動作説明が記事中にはありませんでした。文字数などの問題なのでしょうか?ちょっと気の迷いさんらしくないなと思いました。
oga 様
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投稿 |
先ほどの追加です。
記事にされてる明るさ検知回路は、ヒステリシス動作のための、トランジスタ2個によるシュミットトリガー回路ということですね。
調べてみるといろいろなところに回路例が載っていますね。
自分でも実験してみようと思います。
oga 様
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お返事 |
お察しの通り、ページ数の関係でバッサリと切り落とされました。
元の量だと5ページになるので、4ページしか割り当てが無いという事で編集部様と調節して今回の点滅ランプ改造の基本原理を説明した「パターンは記憶したままで、スイッチ1つでON/OFFするカンタンな改造(と原理説明)」という部分は丸ごと無くして「Cdsで自動点灯する回路に改造」のみに絞り込みましたが、完成原稿では回路の働きの説明の部分は完全に丸ごと無くなっていました。
本文などを大量に削るか、今回こちらの記事では「パターンカットをする」という電子工作マガジンでは一度も載せた事が無い改造のための工作技術についての図解を削るかは編集部様にお任せしたのですが、図解のほうは生き残って回路の説明部分が無くなってしまいました。
私のほうからもパターンカット工作の方法を学習してもらうという方向を重視できないか打診はしておいたので、その結果そういう配分になったようですね。打ち合わせ段階では特に向こうから指示されたわけではありませんが、編集部様のNo.5の方向性と私の打診が同じ方向を向いていたという事でしょう。
確かに回路を作って基板の上で動作させるだけなら回路図通りに組み立てればいいのですが、完成品として実際に使うにはケースに入れておかないと使いづらいので、実用性や見た目のカッコよさ(?)も電子工作をする上で重要なのでそういう加工・工作についても学習してもらえると、入門者向け雑誌の目的としては良いのではないでしょうか。
お返事 2009/11/26
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日記的駄文 2009/10/22
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日記的駄文 2009/10/22
そういえば、国内販売が始まってからかなり経つe-keep。
一部の家電店やネット通販で売られているという情報はありましたが近所では見かけませんでした。
それが遂にご近所さんで発見!
ミック薬局というドラッグストアで他の電池(100円乾電池)と一緒に売られていました。まさに盲点!
ここは100円ショップも併設されたドラッグストアで、セリア電池で有名になったVOLCANO NZなんかも売られています。(今回行った時には品切れ…)
そして、電池・電気用品売り場の棚が縮小されていてあまり商品が無くなっているなぁと思いながらレジに行くと、レジカウンターの下に展示されて売られているではありませんか。
単三×4本パック・単四×4本パック共に1180円。
充電器と単三×4本パックは2980円と値段もそこそこ。
ただ、2〜3台あるレジのうち1つの前(というか下)にだけひっそりと置かれているので、かなり気をつけて見ないと誰も気付かないような売り方です。
私も何度か買い物をしていますが、今回は棚に電池が全く無くなっていたので、どこに電池があるのだろう?と探していて偶然見つけたくらいなので・・・。
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No.2009_1021(2)
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ヾ(°∇°*) オイオイ
公開地雷処理デスカ!
ひやかし投稿をさらすと多分、荒れると思うのでやり過ぎないようにお願いします・・・。(読者としてはスリルあるのですが・・)
ビーム(`・ω・)メ░ ░░ ░░░ ░░░ ░░░░*;'*';☆
「気の迷い」さまのこれからの新しい記事も楽しみにしておりますし、まだ全部読んでませんので一時公開中止とかになったら悲しいです・・。
どうかご無理なさらぬよう「気の迷い」さまペースでがんばってください!
┼┐゛ `ノ/ \゛レ (´ω`*)
必死で考えました! 様
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お返事 |
色々な方の投稿がありますが、明らかに意味の無い物(エロサイトの宣伝や日本語で意味が通じないものなど)やもう終了した記事ページ(投稿を締め切っているのに…)の事を別のページで質問されるような場合を除いて、基本的に掲載とお返事はしますよ。
現状でも回路図を示して回答すべき投稿が数件溜まっていて、基礎となる初期回路図までは書いていますが実回路でテストをする余暇が取れるのを待っている状況ですから、そういう方々をあまりお待たせしない為にも文章での回答で済むご質問は一問一答程度で済ませて頂きたいと思います。
「気の迷い」をはじめた頃にはだいたい一ヶ月に一本程度の電池実験や製作物の記事を更新してゆく予定でしたが、「迷い箱」でのご質問が多くなり現状では数ヶ月に一本の記事を載せるのもままならない状況です。
仕事のペースも最近は異様な忙しさであまり時間が取れないのも理由の1つですが、「最近の中華Li-ionバッテリーの放電テスト」などデータ取り実験は済んでいるのに記事のグラフや文章を書くまとまった時間が取れずに記事化をあきらめているようなものもあり、残念でしかた有りません。
100円ショップの「単三電池×2本のUSB出力充電器」も買いましたが、特性試験もできません。(出力電圧を計って、携帯に充電してみたまで)
新製品の発売や皆さんが話題にされた頃から数ヶ月も経って載せるのは時期外れでおもしろくないですから、こういうふうに記事化できずに風化してしまうネタが最近は多いですね。
お返事 2009/10/21
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投稿 |
「最近の中華Li-ionバッテリーの放電テスト」の記事投稿は個人的に楽しみにしております。
最近、ULTRAFIREの結構な不良率が目立つようになり、またCREE XR-E R2等のライト二本の間でLC18650(2400mA)を使用した結果、放電電流が足りないものがあって3000mAのものに変更したりと実験しています。
サイト維持は趣味であり、生活の安定第一ですから我が侭は云えませんが、気の迷い様にまた余暇が出来て楽しい記事が投稿されることを楽しみにしております。
Sail 様
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お返事 |
結構面白いデータが取れているのですが・・・。
100円ショップアルカリ乾電池と有名メーカー製の高い乾電池との性能比較では、「Windows100%」誌様のページにご協力させて頂いて、いつものグラフとは違う見せ方で簡単に「100円ショップの電池はこんなに弱い!」という事がわかる情報を提供させて頂きました。
見本誌が今郵送中なので、どんなページに仕上がっているかはまだ見ていませんが・・・。
実は、いつもの「気の迷い」で掲載しているグラフでは100円ショップの電池も有名メーカー製の電池もたいして変らないという感じに受け止めていらっしゃる方が多いようで、よく記事中で「デジカメ等で使わなければ」と一言釘を刺している部分を目で見て誰でも直感的にわかるような新グラフでデータ提供をさせて頂きました。
モノがWindows系雑誌ですから、CPUやHDDのベンチマークテストの結果を比較するような感じですね。
改めてこの方式でグラフ化すると、あら不思議!、100均電池の性能の悪さが際立って見えます(笑)
ただしそれは使い方(消費電流)次第。使い方によっては全然ダメダメ、別の使い方だと高いメーカー製電池と互角という100均電池の上手な使い方までが一目でわかる情報となっています。
お急ぎの方はWindows100%誌を書店で購入してお読み頂けると嬉しいです。
(中身がかなり違う記事になっていたらどうしよう…)
「気の迷い」でも、100円ショップ電池と有名メーカー製電池の比較2009年版(2010年版になるかな…)として新たな実験をして、記事化する時にはベンチマーク風グラフもあわせて掲載しようかと考えています。
そろそろ放電器もボロボロになってきたので新型も作りたいし、やりたい事は沢山ありますが、暇が無いのでなかなかどれも着手できません(;_;)
お返事 2009/10/22
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投稿 |
ミ彡 T ̄ 〈  ̄`ミミ彡 感動した!!!
必死で考えました! 様
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投稿 |
気の迷い様のHPはある程度専門的なので、確かに読者によってはグラフから読み取れるものが違うことも考えられますね。100円ショップの電池なら、たとえば携帯型ラジオに向き、デジカメ用には有名メーカー製のそれに向く電池にするなどの工夫が必要となるのでしょう。
Windows100%誌は久しぶりに買って読んで見ようかと思います。但し、私も雑誌連載の経験から云えば編集者による恣意的な添削で本来の意味とは正反対に解釈できる内容になることがあります。これはN○Kの番組協力でもやられました(笑)スポンサーや編集長の意向が最優先なのでもしもそうなったとしてもどうか御気を落とされないように。
Sail 様
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お返事 |
少し前に見本誌が届きました。
記事の内容につきましてはおおむね満足です。
ただ、Sonyの充電池が「CycleEnergy」ではなく「CyberEnergy」(Sonyのデジタルカメラ・サイバーショットのイメージが強いのでしょう)と誤植されていたり、さすがデジタルガジェット関係の雑誌!という風な間違いもありました(^^;
編集部様の方針としては「○○電池は何分使えるか」を「x時間xx分」という数字のみで比べたかっただけで、グラフを載せての電池の詳しい特性などは関係無かったのですが、こちらからゴリ押しする形でランタイムグラフを載せてもらいました。
そうしないと、eneloopと充電式EVOLTAの途中経過での電圧の違いなどを全く無視したものになりますからね。
最初から紙面が1ページという制約だったのであまり詳しい事は載せられませんでしたが、逆にWindows100%誌の読者の方も詳しい説明などは求めていなくて、PC部品と同じく「速いのがいい!」「コスパ最高!」とかそういう面しか見ないと思いますので、そういう読者層に対して紙面作りをされている編集部様の作られた、その本にあったバランスの記事に仕上がっていると思います。
さすがプロのお仕事です。
お返事 2009/10/25
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日記的駄文 2009/10/21
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日記的駄文 2009/10/21
どうも香港郵便がかなり混乱しているらしい。
今は10月なので、中国の建国記念日にあたる国慶節が10/1頃にあったはずだから多少は国を挙げてのお祭りや休日で郵便局もお休みしていたとは思うのですが、かなりまとめてお休みをしたのか、それともお休みの前後でとんでもなく現場が混乱しているのか。
A社から10月1に発送された品の消印は10/11。
B社から10月3に発送された品の消印は10/11。
KaiDomainから10月9日に発送された品の消印は10/11。
DXから10/12に発送された品は消印が無いので通過日不明。
で、それらの品が一度に4つ10月19日の月曜に届いたわけです。
10月初頭から11日まで郵便受付が止まっていたようで、10/11にまとめて消印をバンバン押していますね。
普通は香港郵便の消印が11日なら15日くらいには家に配達されるのですが、19日までかかっているという事は香港を出るまでにもいつもより日数がかかっているようです。
多分、香港郵便の中の人は「アイヤー!」と叫びながら大量の郵便物に埋もれて作業をしていたのでしょう。
・・・・でもまぁ、少し前にも一週間くらい間を空けて発送されたC社とD社の荷物が、全く同じ日付でスタンプを押されて遅いほうは20日もかかって一度に届いた事もありますし、もしかしたら日本向けの普通郵便物を時々止めて一度にまとめて処理してますか?
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投稿 |
こんにちはogaです。久々に書き込みます。
昔少し中国で仕事をしていましたので、記事内容に惹かれました。今年の国慶節は、中秋節と重なり例年より連休が長い、中国建国60周年、折からの国内旅行ブームで香港・マカオなどへの旅行者急増といったことがもろもろ重なって、そういった郵便事情になったのかもしれませんね。いずれにしても、この時期、人もモノも恐ろしいほどの物量が動いていたことは間違いないと思います。
oga 様
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お返事 |
お久しぶりです。
そうですね。今年は建国60周年でニュースなどでも大々的にとりあげられるほど盛大にお祝いの行事などが執り行われて、中国はたいへんな賑わいになっていますね。
多分9月の頭くらいから国慶節の準備で国中が大忙しなのでしょう。
8月末くらいから郵便事情がおかしくなっていて、今もまだ尾を引いています。
ここのところ書留便のコンピュータによる番号追跡もうまくできません。
先日届いた物では発送されてから何日もずっと「そんな番号登録されていないアルよ!」の未登録状態しか検索できず、約一週間後に手元に突然配達されてびっくり!
そしてその時点でも番号追跡はできず、その日の夜中に検索したら「配達済みアルよ!」の結果が・・・。
書留でハンコを押して受け取らなければならないので、番号追跡でいつ頃配達されるのかがわかって、その日は郵便が配達される時間に家族が家に居るなどの対応を取る必要があるのに、その検索もできずに突然届くのはどうにかしてもらいたいもので・・・。
今も1つ書留便が発送されてもう何日も経つのに一向に検索画面に出てこない状況が続いています。
郵便物に貼られたバーコードシールをハンディ端末(またはベルトコンベヤーの光センサー)で読み込んで、それをホストコンピュータにアップロードすれば登録は完了するたいへん単純なシステムなのですが、そんな登録すらままならないという事は、データ転送を待つハンディ端末が数十台〜数百台ずらりと机の上に並んでいて、端から順にセンター登録器に繋ぐ作業を待っているというなんともアナログな世界を想像してしまいます。バーコードは読み込んでいるものの、それをセンターに登録するおばちゃんが休みを取って田舎に帰っていてずっと登録されないのでしょうか。
荷物が紛失されたわけでは無いので、せっかくの建国60周年のお祝いですから中国人民の皆さんには大いに祝ってもらって、こちらはゆっくりと待つつもりです。
お返事 2009/10/21
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投稿 10/25 |
中国が建国記念絡みで10月1日から8日まで連休だったからではないでしょうか。
Hiroshi 様
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No.2009_1004
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感謝です。
DC-DCコンバータ、お蔭様でできました。
当方の車、トヨタの1BoxエミーナではCDを聴けません。平成4年に購入した当時、CDはまだ音が悪く、カセットの方が良かったのでCDを聴くようにはしませんでした。
以来17年経過39万キロを走行した現在、もはやCD無しでは堪えられなくなりました。
そこで先日、CDプレーヤーをオークションで入手しました。これをカセット型のアダプタを通してカーステレオに入力し、車中で聴いています。
このプレーヤーの外部電源電圧が4.5Vでした。
しかし電池がわりとよく無くなります。そこで車から取りたいと考えるようになりました。でも12Vから4.5Vを取り出すのは、ちょっと大変に思われ二の足を踏んでいたところでした。大部の発熱となりそうに思えたからです。
そんな時、こちらの素晴らしい「気の迷い」のページに出会いました。
驚きました。このような回路が存在するとは。すぐ県内のセリアとキャン・ドゥを調べ電話をかけまくりました。
そして…、遂に見つかりました!!。
キャン・ドゥ。超々うれしかったです。
まだ売られていました。しかも行ってみましたら、まだたくさん置かれているではありませんか。
セリアは、どこにも置いていませんでした。終わったみたいです。
でもってキャン・ドゥで早速ゲット、そして抵抗値を計ったら、2.97kΩと0.83kΩでした。手持ちに2.18kΩがありましたのでそれを取り付けました。結果4.62Vでした。
本日(10/3)先ほど10時に完成、すぐに車に行きテスト。CDプレーヤーが車の電源で動きました!!。感動です。大変よい音でした。
今回、自分にとって新しい世界が開けました。
お蔭様です。ダウンコンバータ、素晴らしいです。
これからも「気の迷い」ホームページを、楽しみに読ませていただき自分の生活に取り入れさせていただきたいと思っております。今回、大変ありがとうございました。感謝申し上げ、御礼といたします。
宮城県 T
たあぼう 様
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お返事 |
お近くにシガーライター用DC/DCコンバータを売っている100円ショップがあってよかったですね。(確かに売り切れの店が多いです…)
安くCDプレーヤーの電源が製作できてなによりです。
お返事 2009/10/3
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投稿 10/5 |
この度は、当方のカキコを早速にお取り上げ下さりありがとうございました。
本日ただ今見まして、うれしく思っております。
本当に素晴らしい製作のご紹介をいただき感謝です。
先ほども、うちの者にスーパーまでお昼の買い出しを言われて行って来ましたが、気持ちよい青空と心地よい風の中でバッハの無伴奏パルティータをボリュームを上げて聴きながら行って参りました。幸せでした。
このように、ものを大事に工夫して使う貴方の生き方に、とても共感を持ちます。
当方のエミーナも39万キロ走行ですが、手入れして使って来ましたのでまだまだ結構大丈夫、外観もサビをよく退治しながらやっておりまだよいツヤもあって燃費も15km/Lぐらい走ります。
今回のDC-DCコンバータで、車に乗るのがとても楽しみになりました。
お蔭様でした。
心から感謝いたしておりますm(_ _)m。
たあぼう 様
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日記的駄文 2009/10/1
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日記的駄文 2009/10/1
知人のF氏から「クイックエコの調子が悪いから修理して」と白色QEC-F20を渡されました。
(1) スロット3が電池を入れていないのにLEDが点灯して、エラー表示らしい早い点滅になる
※ 電池を入れると通常の充電は行われているようだ
(2) 中を開けてみたら電解コンデンサが膨らんでいる
(3) ファンの音がおかしくて風も弱い (寿命か?)
という事。
確かに基板上の1500μF/6.3Vの電解コンデンサが膨らんでパンク寸前です。
受け渡しをされたのが日本橋の某喫茶店だったので、閉店間際のデジットに行ってもらって1500μF/6.3Vの電解コンデンサを購入してもらい一緒に受け取り、家に帰って交換しました。
この電解コンデンサは充電用電源回路の平滑用でふだんは2V程度がかかっています。過電圧での劣化ではなく近くの放熱板が温まることによる環境温度による劣化でしょうか。
ちなみに、元ついていたJENPO社の電解コンデンサは、PCのマザーボードなどでもすぐにパンクする不良品率が高いメーカーの製品と有名な品です。
ファンのほうは、回転するとかなりビビリが発生していましたので、表のシールを剥がしたらすぐにアクセスできる軸受けに注油してメンテナンス。
シールを貼りなおして、ケースへの振動伝達を軽減するよう耐震両面テープに取り替えてファンのメンテは終了。
音はほとんどしなくなり、回転数も正常です。
でもうちのQEC-F20と比べるとファンの音はちょっと大きめかな?
もしファンも痛んでいて交換しなければならない場合、このサイズのファンで「回転数センサー」が付いているものはほとんど市販されていません。
もし交換するなら普通の「センサー無し」品は容易に購入できるのでそれになるのですが、そうなると回転数センサーから出ている信号が取り出せなくなり、回転数を検知できないとQEC-F20はファンに異常発生として動作を停止して全LEDが高速点滅するエラー表示となり充電ができません。
もしファンをセンサー無しに交換するなら、「PICで回転数信号の擬似信号を作って出力する回路」を製作して載せる計画でした。
もちろん単純に回転数パルスを出力するだけではなく、サーミスタを繋いで旧型のQEC-F20のように電源回路の温度を測って高温異常でエラーを出すようなしくみにして、高温を検知したらファンパルスを止めるような高度なファンパルス代替回路を作ろうと思っていたのですが、作らなくても済むようで安心です。
最後に「電池を入れなくてもスロット3のLEDが点灯する」という症状について。
確かに電池を入れずにコンセントに挿すだけでスロット3にはあたかも電池が入っているように「電池チェック」が始まりLEDが点滅します。そして電池チェックシークエンスが終わると「エラー」表示の早い点滅に変ります。
電池を入れていなのに、スロット3にどこかから漏れ電流でも流れてクイックエコチップが誤検知している?
そう思って基板を隅々まで調べてみると、スロット3のFETのあたりに何か油か樹脂のような物が流れた跡があります。
これが原因でリークを起こしているのかと思い洗浄・除去しましたが、電源を入れた時に電池が入っていると勘違いする症状は改善しませんでした。
電池チェックを行った後にエラー表示は出さなくなり、電池が無い状態に戻ります。やはり何か影響はしていたようです。
しかし、電池も無いのに電池が入っていると勘違いする症状はいただけませんので、FETを外して下まで侵食されていないかや、他にも原因が無いかはこれから調べてみようと思います。
それ以外に電圧を検知する為のパターンやチップ抵抗などは調べましたが正常。実はこのあたりが原因ではなく、クイックエコチップ内の電圧検知回路などが壊れているともうお手上げですが、電池を入れるとちゃんと充電はしてくれますし、満充電検知も正しく行われているようで他のスロットと変わりなくほぼ同じタイミングで充電は停止します。
もう少し調べても原因が見つからない場合はそのままでも充電できるのでF氏にはそういう事でそのまま使ってと返却します。
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No.2009_0911
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初めまして、以前より検証を伴う興味深い記事を楽しみに拝見させて頂いております。
あらためて気になったんですが、【100円シガーライターソケット用DC-DCダウンコンバータをアップコンバータに改造しよう! 】にある各社のコンバーターですが単純に12Vから5Vへの電圧の調整だけなら(使用目的がUSBの出力電圧5Vの取りだしですね)三端子レギュレーターを使えば部品点数も少なくコンパクトに製品化出来ると思うのですが、なぜこのような回路を引いているんでしょうか?やはり効率とかより良い安定とかのメリットがあるんでしょうか?
カリメロ 様
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お返事 |
「効率とかより」と書かれているように、電流・電圧の変換を行う際には変換効率を考えることも重要ですが、多分カリメロ様は「その変換効率が引き起こす重大な欠陥」までは思い至っていないのだと思います。
単純に考えれば変換効率は高い(良い)ほうがいいに決まっていますよね。
変換効率が低い(悪い)という事は、電圧を変換する際に回路中でロスが大量に発生して、出力に必要な量以外に余分に元のエネルギーを大量に消費してしまうという事です。
ここまででは「余分なエネルギーロスは少ないほうがいいから、効率の良い回路を選ぶのか?」という考えは誰でも思いつくと思います。
でもここで考えなければならないのは、「ロスはどこに行くのか?」です。
電源から変換回路に流れ込んで出力に出て来るまでの間でロスになるエネルギーは物理上消滅してしまうわけではありません。
実際にはどこに消えるかというと、熱として空気中に放散されてゆきます。
それを踏まえた上で三端子レギュレータとDC/DCコンバータ(スイッチング方式)について動作をおさらいしてみましょう。
三端子レギュレータは「シリーズレギュレータ (シリーズ=直列式)」と呼ばれるレギュレータ回路が入ったICで、『それ自身に流れる電流量を制限して出力の電圧を一定に保つ』働きをする電源回路です。
すごく簡単に言ってしまうと『自動的に抵抗値が変る抵抗』みたいな回路です。実際は中のトランジスタの流せる電流値を制御して抵抗値を変えています。
出力につながった「負荷」が必要とする電流が少ないとこの内部の抵抗は大きくなり少ない電流しか流さなくなり、「負荷」が大きな電流を必要とする時には内部の抵抗が小さくなって大電流を流すようになります。
さてここでシリーズレギュレータは「負荷」と自動制御された抵抗相当のものが直列に繋がっていることに問題があり、「負荷」がその機器に必要な電流・電力を消費するのは構わないのですが、「負荷」に流れる電流と同じだけの電流を内部の抵抗相当の回路にも流すことで、電源電圧から出力電圧を引いた「三端子レギュレータにかかる電圧」とその通過電流を掛けた値の電力ぶんがロスとなり、これは三端子レギュレータの発熱として放出されます。
たとえば携帯電話を充電する際に約400mAの電流が流れたとしましょう。
車にエンジンがかかっていてシガーソケットの電圧は14.4V、そこから5V/400mAを取り出すには三端子レギュレータ部では9.4V×400mA=3.75Wもの電力を熱に変換しなければならず、こんな電力を放出しつつ連続使用していたらあっという間に三端子レギュレータの温度が上がってしまい過熱で破損してしまいます。
過熱で破損しないためには三端子レギュレータには適切な「放熱器」をとりつけなければなりません。
これが『三端子レギュレータを使用する場合には、必要に応じて放熱器をとりつけてください』と三端子レギュレータの説明書や販売店の注意書きに書かれている理由です。
12V車のシガー端子から三端子レギュレータでUSB規格の500mAまで使用できるようにすると、最低限写真のような放熱器を三端子レギュレータに取り付けないといけません。これでもまだ放熱器がかなり熱くなるのでまで小さいくらいです。
この大きさの放熱器はとてもシガープラグの大きさに入りません!
しかも、市販のシガープラグ型のUSB変換器は「12V/24V両用」ですから、電源電圧の高い24V車で使用する場合は上の例の400mAで使用したとして、三端子レギュレータでは23.8V×400mA=9.52Wもの発熱になってしまい、もっと大きな放熱器をつけておかないと「12V/24V両用」の商品としては販売できません。
シガープラグ型なんて全然無理で、かなり大きな箱型になってしまうでしょう。
変換効率の数字で見ても、携帯電話を充電しようとして12V車での使用時で2Wの必要量に対して三端子部でロスするのが3.75Wで約34.8%と50%をはるかに割り込んでしまいます。24V車では17.4%と、電源変換装置というよりはたたの発熱器でしかありません。
もしシガープラグ型のUSB電源変換器と、その隣に大きさも大きく・値段も高く・そして発熱するので触らないでくださいなんて注意書きのある商品が並んでいたら、誰が後者を買いますか?
市販のシガープラグ型の電源変換器で使用されているスイッチング方式のDC/DCコンバータの構造は右図のとおりです。
シリーズレギュレータのような抵抗で電流を消費させるようなところは全く無く、スイッチでコイル部に電流を流したり止めたりするだけの構造です。
スイッチング方式のDC/DCコンバータの動作を詳しく説明するととても長くなりますが、簡単に説明すると右図のようにスイッチがONの時にはコイルを経由して「負荷」に電流が流れ、負荷にかかる電圧が規定の電圧以上になったらスイッチを切ります。
スイッチが切れるといっさい電流が流れなくなると困りますが、この回路では「電流を流している間、コイルに磁束(磁力)としてエネルギーを蓄えていて、スイッチOFFの間はそのエネルギーを放出することで電流を流します」。
コイルからのエネルギー放出が弱くなって、出力電圧が下がったらまたスイッチをONにして電源から電流を流すと共にコイルに充電します。
本当はこのように一回一回スイッチをON/OFFしているのではなく、スイッチは常にある周波数でON/OFFを繰り返していてそのON幅などを制御して出力が常に一定になるように制御しています。
回路図では省略していますが、出力には電解コンデンサなどが付いていてスイッチON/OFF時の電圧変化を吸収して安定した出力を供給できるようにしています。
このようにスイッチング方式のDC/DCコンバータでは理論上はコンバータ内でロスをする部分はありません。非常に理想的な電源回路です。
しかし実際にはスイッチに使うトランジスタやFETまたショットキーバリアダイオードの抵抗成分、またコイルの磁束飽和による損失などでわずかのロスは発生します。
しかしそれらは全体に対して少ない値で、効率値は80〜95%などという回路はあたりまえの回路方式です。
「ロスが非常に少ない」ということは「発熱が非常に少ない」ということですので、シガープラグ型のケースに入れてもケースがほんのり暖かくなる程度までで、触って熱くてヤケドをしたり回路・部品が壊れることもありません。
車で使うのに、シガープラグ型のケースに収めてしまっても何の問題も無いDC/DCコンバータ方式が選択されるのは当然のことでしょう。
三端子レギュレータは利用方法が簡単ですが発熱対策が必要な素子です。
三端子レギュレータよりは少しだけ部品が増えますが、DC/DCコンバータ方式にしたほうが「小型・軽量・効率が良い(発熱が少ない)」という三拍子揃った良い電源が作れるとは思いませんか?
お返事 2009/9/11
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投稿 |
こんばんは、お忙しい中早々にご回答いただきありがとうございました。
やっぱりと思ってはいましたがロスによる発熱が最大の問題なんですね、あらためて読ましていただくとその大きさがわかります、単純にLED数個の消費電流を確保する程度なら発熱もどうかと思いますがこれだけ大きいと納得です。
あと商品によってUSBの電源用の2端子のみに配線がしてある物、4端子全てに配線がしてある物があるようですが基本はスイッチング方式のDC/DCコンバータ何でしょうか?今まで使った物は4端子に配線がある物が多かったですがコスト的には2端子のみのほうがと・・あと設計の問題でしょうが使用中はFMラジオに結構なノイズが乗る物が多かったです。
カリメロ 様
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お返事 |
仰られる通り「LEDを数個12Vから電源を取って点灯させたい」「100円ショップのLEDライト(3〜4.5Vくらい)を車の中で使いたい」というような用途であれば電流はほんのわずかですから三端子レギュレータでも発熱はほとんどなく、部品価格や製作の簡単さで見ても三端子レギュレータをお勧めすることになると思います。
しかし電流が大きくなると発熱が大きくなるので、用途によって使い道が分かれるところです。
ラジオが「鳴る」のは発振回路を使用している機器ではどうしようも無いことで、昔は自作回路などでは「組み立てが終わったら電源を入れて、ラジオを近づけてブーと鳴ったら動作しています」などと動作チェックにラジオを使う方法が多用されていたほどです(^^;
回路の発振周波数によって使うラジオはAMラジオであったりFMラジオであったりしました。
USBの4端子に配線しているのは『メーカーは沢山販売したいから』です。
USBの規格としては電源のプラスとマイナス以外、というか本来のUSBの通信端子DATA+とDATA-にはUSB通信プロトコルに準拠した通信信号以外は繋いだりしてはいけません。
またここは「どのUSB規格(スピード)か」を判別する時に規定の電圧をかけるようにも定義されているので、本来はそれに沿わない電圧をかけてはいけないのです。
ですからUSB端子を利用して充電機能だけを働かせる場合は、DATA+とDATA-はオープン(何も繋がない)にしておくのが正解なのですが、そういった製品は初期の充電器ばかりで、最近のUSB端子に電源を供給する製品の多くはDATA+とDATA-端子に2つともある電圧をかけています。
この電圧をかけておかないと充電が始まらない機器があるからです。
それは太古の昔から独自のことばかりやって他社と同じ物を排除し続けてきた、悪名高いApple社の製品でi-podやi-phoneという製品です。
これらのUSB型端子(あえて「型」をつけます)は実はUSBの端子の形をしているだけで世界基準のUSB端子ではありません。
もちろんUSB型の端子にUSBケーブルを繋いでパソコン等との通信ができますので「USBにも繋ぐことができるApple端子」という区分が正解で、この端子を経由して充電しようとするとDATA+とDATA-に一定の電圧をかけておかないと充電が始まらない「アップル・プロテクト」とでも呼ぶべき機能が入っているApple独自の非公開仕様なのです。
他社製品を繋ぐことを排除しようとするApple社の策略(仕様)です。
最初の頃は「Apple製品は専用充電器でないとUSBでは充電できない」と言われていましたが、すぐに解析する猛者が現れ、ある電圧をかければ充電が始まることに気付きます。
それから後は早いもので、ネットなどを通じてUSBのDATA+とDATA-端子に「ある電圧をかければUSB充電器がApple社製品にも使える」と分かるとUSB充電器メーカー各社はこぞって対応商品を販売し、USB規格としては不正ですが「充電器」として売る為の4端子全てに配線がされている充電器が売られています。
USBの規格を守って電源2端子だけしか配線していないUSB充電器のパッケージに「Apple製品には充電できません!」「i-pod使用者は買わないで下さい!」なんて書いたらどれだけ売上が落ちるでしょう?
各メーカーは、自分の充電器をより沢山売りたいが為にUSB規格は無視して4端子に接続した充電器を販売しているのです。
チップ抵抗が4つくらい(と基板パターンの配線)の部品追加ですが、一個の充電器に対して数円の投資で売上がグッと多くなるとしたら、メーカーならそうしたいと思うのは自明の理ですよね。
もちろん、今でもわざわざApple製品に対応しなくてもいいし〜みたいに電源だけ繋いでいるUSB端子型の出力を持った充電器(主に携帯電話対応用ケーブルも同社で出している品)も沢山ありますから、そのあたりは各社の考え方次第なのでしょう。
お返事 2009/9/11
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投稿 9/13 |
素早い御回答感謝しきりです。
そう言ったからくりがあったんですね・・・・
ここにあるバラックで作った三端子の5V電源で不思議と第2世代と言われるiPod nanoが充電出来ます、現行に至るまでのモデルチェンジでその辺の仕様が変わっているのかもしれません、時々アフターパーツで○×世代以前の物は・・・という記載のある物もありますので。
カリメロ 様
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投稿 9/16 |
関連ですが・・・
下記は検索していて引っかかったサイトで、最近100均で発売され始めたエコプラスのUSB電池BOX EP-024CHAを扱っているようですが
http://www.1-s.jp/products/detail/26271
気になったのは下記の注釈
>iPhone3G/touchには対応しておりません。互いに800〜1000mA出力が必要
って、嘘でしょ。
・EP-024CHAのDATA+,DATA-端子はN.C(と想像しています。)
・AppleはUSB規格をとことん無視?(たぶんそうではないと・・・)
jr7cwk 様
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投稿 9/17 |
先日「USB充電用電池BOX」関連の書き込みいたしましたが、本日現物を入手しました。
早速開けてみましたら・・・なんと
USBのDATA+とDATA-端子にそれぞれ抵抗の分圧回路がついてました。
(同じエコプラスのシガープラグ型のには無かったのに。)
先の書き込みの「予想」外れでした。申し訳ありません。
解析結果は後ほどクチコミ情報で。
jr7cwk 様
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No.2009_0904
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はじめまして。
電撃ラケットを探していて見つけました。とても面白く、とても参考になりました。私も電子工作で遊んでいます。
これからも、参考になる記事を作ってください。
札幌市
シグマ 様
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お返事 |
今年も電撃ラケットの季節がもうすぐ終わろうとしていますね。
夏の間、どれだけ多くのご家庭で活躍したことか・・・。
これからも、電子工作をお楽しみください。
お返事 2009/9/4
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日記的駄文 2009/8/23
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日記的駄文 2009/8/23
先日、知人のR氏より「日本橋でテスターを買ったけど、最初から不良で動かない。安いからこんなハズレでもいいけど・・・」という話を聞いていて、今日久しぶりにお会いした時に現物を渡してもらいました。
店頭で480円で売られている激安中国製デジタルテスターで、スイッチは入って液晶は動作しているが、テストリードに何を繋いでも反応しないというもの。
受け取った時に抵抗レンジにしてテストリード同士をつないでも確かに液晶表示は「レンジ外」の表示のままですね。電圧レンジ等に切り替えると数値「0」になりますから中のICは動作しているようです。
安物ですから、基板に直でハンダづけされているコンタクト金具のあたりがハンダ不良かパターン割れでも起こして接触しなくなっているのだろう、とか勝手に想像をして受け取って、家に帰ってからフタを開けてみたわけですが、ハンダは特に割れてもいなくて裏側から見た限り基板に異常はありません。基板にハンダづけされている!ヒューズも飛んでいませんでした。
うーん、ICのA/D入力が壊れてしまったのか?、それとも・・・・両面基板だから表側に不良個所がある?
そう思って基板を外して表側も確認してみたら。なんとマイナスコネクタに繋がっているパターンが数センチに渡って焼けきれているではありませんか!
パターンの銅箔が熱で曲がってめくれてくねくねとねじれています。
一体ここに何Aの電流が流れたのでしょうか・・・。
とりあえず痛んだパターンをとり外してクリーニングし、かわりにリード線をハンダづけして修理。
動作テストをしたら特にICは壊れていないようで、液晶に表示する数値は正常です。
もしこれが工場出荷時に起きていたのでしたらたいへんなクォリティチェック体制ですが、この場合それはあまり無いと思います。
このテスターのような「手動でガチャガチャとレンジを切り替える」方式の場合、間違って「電流」レンジで「電圧」を計ってしまった場合にはよくこういう故障が起こります。
テスターを「電流」レンジにすると、テスターの内部ではプラスとマイナスのテストリードの間にはごく小さな抵抗が接続され、テスターを当てた回路に流れる電流はその抵抗を通ることになりますが、回路に直列にテスターを当てれば正しく電流が計れて問題は無いところを、電源に並列にテスターを当ててしまう(電圧を計ろうとする)と電源から直接テスター内部のごく小さな抵抗に電流が流れ、その電流量は莫大なものになりますから一瞬で抵抗やヒューズを焼ききってしまいます。
しかしその抵抗やヒューズを焼ききってしまうのは「かなりちゃんとした設計のテスター」の場合だけで、このテスターのような簡易なつくりの場合「10Aレンジ」など大電流測定レンジでは内部にヒューズなどが無くて単純な抵抗のみとか、この個体の場合は抵抗代わりに太い銅線のみ(この銅線の抵抗成分を利用している)しか接続されていないので、電源に直結されたテストリードから流れた電流はテスター内部のプラスとマイナスの間の基板パターンに一気に流れて、ちょうど焼けきれていたパターンのよに細くなっている所が抵抗成分が高くてより高い発熱を起こして焼けてしまうという寸法です。
細かな所を言えば、この細いパターンに10Aも流したら正常な電流測定でレンジ範囲内とはいえとてもパターンが耐えられる設計(太さ)とは思えないのですが・・・。
今回の故障原因は、工場出荷時の製造不良ではなく、ユーザーの誤った使い方による故障発生だと思います。
「バイクのバッテリーの電圧を計るのに使った」という事ですが、車やバイクのバッテリーくらいの大容量電源なら間違って「電流」レンジでテストリードを当ててしまったら、テスターの中のパターンを一瞬で焼ききってしまうくらいの電流は容易に流れますから、こういう「ガチャガチャ」とレンジを切り替えるようなテスターを使う方は本当に用心して測定レンジの切替は間違わないように使ってください。
それで、ふと思ったのですが、まさかこのテスター「誰かが使い方を間違って壊して、お店に返品された物をそのまま売っていた」なんてことは無いでしょうね?
いくら中国製とはいえ工場で出荷前テストでこんな焼き方をしてしまう事はあまり無いでしょうし、考えられるとしたらプラスのテストリードを「10Aレンジ専用のソケット」に挿してそのまま電圧を計ろうとしたとしか考えられません。
このテスターの中の構造上、レンジつまみの位置に関係なくプラスのテストリードを10A専用のソケットに挿せば中ではプラス(10A用)とマイナスの端子は先に書いた通りの「太い銅線」とプリントパターンでショートした状態になります。
その状態ではたとえレンジつまみを「電圧」に回していても、もし電圧源にテストリードを当ててしまったらその瞬間にショートです。
つまりテスターの使い方をあまり知らない人が、2つ並んだプラス側のソケットのうち「通常はどちらに繋ぐ(挿す)のか」を理解せずに適当に上側にプラグを挿してしまったら・・・。ただのショートマシーンにしかならないわけです。
そんな状態で電圧を計ろうとしてテスターを壊して、自分は壊した自覚は無いので「最初から壊れている!」とお店に返品した人が居て、お店の側もよくチェックせずに「スイッチを入れたら液晶画面に数字は表示されているから壊れていないだろう」と再度店出ししてしまった物をR氏が購入してしまったという可能性も捨てきれませんね。
もちろんR氏が間違って10Aレンジでショートさせてしまった可能性も捨てきれませんが、彼曰く「最初から全く反応しなかった」ですから、彼が間違った使い方をして壊したのか、誰かが壊したテスターを買ってしまったのかは闇の中です。
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投稿 |
このテスタ、私も3台持ってます。
安かったので車(自称「走る実験室」)に1台常備したいのと、DC-DCの特性評価用という事で・・・
ところが3台とも中身が微妙に違ってました。
購入のいきさつやら、中身の違いについての詳細は下記アドレスにまとめています。
http://samidare.jp/jr7cwk/lavo?p=log&lid=136711
jr7cwk 様
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お返事 |
日々進化を遂げているのですね。
この修理したテスターはなんと2008年12月30日になっています。昨年の大晦日前日にアートワークが仕上がったのか、基板工場に製造依頼されたのか、細かいところはわかりませんが多分今出回っているDT-830Bの中では最新ではないでしょうか。
12月30日といっても中国は旧暦でお正月(春節祭)を祝いますから、12月30日には工場などは普通に働いているのかもしれませんね。
ちなみに進化は留まるところを知らず、このバージョンでは電池ボックスの金具や赤・黒の配線が無くなり、電池と接触する金具(パネ)を直接基板にハンダづけするようになって、部品数と作業工程を減らすことに成功しています。
(逆接防止のダイオードか何かが基板上にあるかどうかは不明)
そしてそこはそれ中国製品の常である「スカスカハンダ」でハンダづけされているわけで、電池を入れて圧力がかかったバネは簡単にハンダから外れてプラプラしていました(笑)
押さえられて接触はしていたので電気は流れて動作していたのですが、いつ導通不良が起きてテスターが動作しなくなるかもしれませんのでちゃんとハンダづけをし直しておきました。
でも電池を入れると隙間に余裕が無いので曲がった方向に歪んでゆくのですが・・・
お返事 2009/8/25
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投稿 |
はじめまして。
私もこのテスタの兄弟機種を持っています。
パターンを目で追ったところ、ヒューズに電流が流れない仕組みになっていました。笑
素敵過ぎます!
Kazu 様
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お返事 |
兄弟がたくさん居るようですね。
先日も中古パソコンショップの店頭のワゴンセールで580円で売られている兄弟をみつけました。
まぁ安くて「ちょっと電圧を計るのに一個買っとくか!」的な使い方をするにはいいテスターです。
お返事 2010/1/8
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日記的駄文 2009/8/4
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日記的駄文 2009/8/4
未テストの18650リチウムイオン充電池が溜まってゆきます。
最近増えたのは上から
三洋 UR18650プロテクト無し、2100mAh。(ちょっと古そう…)
UltraFire XSL18650プロテクト付、2600mAh。[2本 $9.99]
SOLARFORCE 18650プロテクト付、2400mAh。[1本 $10.46]
三洋の生セルはさすが、AK-P7-2 (SSC P7-C DD)に入れると満充電で3.0Aも電流が流れます(笑)、明るさも尋常ではありません。手元の古い某中華18650生セルが満充電でも1.8A程度、最近のプロテクト付き18650で最大定格の2.8Aちょうどくらい流せる物が有りますが、2.8Aを越えたのは手元ではこれがはじめてです。三洋生セルは噂通りハイレート対応タイプで内部抵抗が低いのでしょう。DDタイプのライトで使用した場合は超明るくなりますが、そのぶん早く消耗してランタイムは短くなりそうです。
日本橋の店頭で試しに買ってみたのですが、テスト用として考えると一本1050円でもこれはこれで良い買い物かも。ネット通販では一本1000円しない程度ですが、送料とかを含めると店頭で1000円(+消費税相当)ならこんなもんでしょう。
SOLARFORCEの電池はUltraFire等に比べて2倍ほどの値段ですが、果たしてそれだけの価値がある電池なのか気になりますね。重いのは容量が多いぶん中身が詰まっている?
ちょっと長い目なので、ライトに入れるとボディ長ぎりぎりになる物もあります。
ちなみに、故障していたSOLARFORCE 16340はこれと同梱で再発送してもらい手元に届きました。こんど届いたセルは一応正常です。
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日記的駄文 2009/7/30
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日記的駄文 2009/7/30
日記に書くのがちょっと遅くなりましたが、7月16日から「電子工作マガジン No.4」が発売中です。
今回は「2石フレックスラジオ」「カラータイマー」「LEDスタンド」のプリント基板が付録に付いています。
さて、夏休みに入ったからか日本橋電気街にもふだんはあまり見かけないようなお客さんが多く訪れています。
大学のサークルの人達でしょうか?、ロボットに使うらしいパーツを数名で買いに来ていたり、もう少し年齢層が高い男女が「ゲルマニウムラジオ」の回路図のコピーを持って店員さんに根掘り葉掘り聞きながら部品を揃えていたり。
しかし夏休みでも平日には小中学生くらいの子供の姿がほとんど見られないのはやはり電子工作趣味は子供たちからは見向きもされていないのか・・・。
裏通りに入って、オタロードのほうは平日でも結構人が居て活況です(^^;
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No.2009_0707
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おもちゃ修理のボランティアグループに入り遊んでいますが、電池に関する正確な知識がなく買出しのときいつも考え込んでいます。
そこで今朝電池工業協会に質問を下ばかりでした。
この、箱を見て少しだけですが大変興味深く読ませていただきました。100円ショップアルカリ電池性能評価実験を早速使わせていただきます。
hereke807 様
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お返事 |
おもちゃだと色々種類によって適した電池も違うでしょうから。何かの参考になれば幸いです。
お返事 2009/7/7
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日記的駄文 2009/7/4
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日記的駄文 2009/7/4
Kaidomainのユーザーサポートの悪さには全世界的に定評がありますが、今回も相変わらずのKaiクォリティが発揮されています。
6/9に届いたSolarforce Li-ion Rechargeable 3.7V 16340 880mAh Batteries (2PCS) $7.60電池を買って、2本中一本が死亡していたという話は6/10に書きましたが、それについてKaiからの返答や対応が全くありません。
(過去に他の問い合わせをした時もそうでしたが・・・)
>Kaiの発送の遅さは何年たっても変わらず、1-3 business daysが一ヶ月程度という時間感覚はもしかして大陸のすっごい山奥の時計を持っていない民族が運営している会社かと思うほど。
とは思っていましたので、状況を知らせて交換申請をしてからそろそろ約一ヶ月になるので今度は商品個別の交換申請用フォームではなく、お客様窓口にあたるフォームから問い合わせをしてみました。
内容は「×月×日に、オーダーNo.#xxxxxの品が壊れていて交換申請をしたが、もう一ヶ月経ったのに何も連絡が無い。果たして処理は進んでいるのか?」という物。
それに対してなんと1日(というか12時間くらい)で返事が返ってきました!
返事は「それは2本両方か?、それとも1本だけか?」という1行だけ!
・・・・ちょっとマテ!
最初に不良申告した時に詳しく状況を書いてフォームで送信していますよ。
そして今回はそのオーダーNo.とフォームで送っている事をちゃんと書いて問い合わせしていますよ。
つまりなんですか、前に送った交換申請を確認もせずに返事をしてきたわけですか。
もしかして前に送った交換申請はシステム上は「Request for replacement」とステータスも変っているのに、担当者は全く見て無いで無視しているか、そもそもフォームからの申請はどこにも記録されてないんじゃ?
という疑念さえ浮かぶ対応です。(前はもうちょっと良かったんだけど…)
「Kaiは苦情を入れても絶対に反応が無い。そして後からあれはどうなっているんだ?と問い詰めると初めて対応する。」という定説が今回もまた繰り返されたわけで・・・。
それに対応の仕方が以前にも増して悪くなっている。
今回は電池の電圧や動作状況などを何枚も写真に撮って添付して送ったのでこれで壊れていないとは言わせないつもりですが、果たしていつになったら返事が返ってくるのやら・・・
DXに故障交換に出した品も未だに返事も無いし、こちらも一ヶ月経ったら連絡を入れますか。
とか、書いてページを更新したりしていたら40分で返事が来ましたよ!
Kaiの対応としてはこれは最速!
返事は「OK、新しいバッテリーは次のあなたの買い物に一緒に入れて送るから、この事を忘れないでね★」
・・・・ちょっとマテ!
前は一個でも追加発送したでしょ。
送料をケチる気ですかJerry?
というか、次の買い物をしなかったら永遠に送られて来ない?
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