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オーム電機のエコプライド (2)
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本日ホームセンターコーナンにて OHM製のエコプライドなるニッケル水素電池を購入しました。
エネループ的な使い方がウリみたいで購入しました。
1.2V Typ.2000mAh Min.1900mPH
と表記されています。
1000回の充電が可能だとのことです。
単3タイプで4本のブリスターパックで698円でした。
本当に旧エネループと同等の性能であればかなりお買い得かな?
と思いまして書き込みさせていただきました
ちょいのりぃ 様
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お返事 |
エコプライドが流行中ですか?
昨日の投稿とお返事
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お返事 2009/12/28
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投稿 |
レス有難う御座います。
本日西友に行ったら売っていたんですが結構高かったです。
コーナンの特売以外は手を出さないかもですね・・・
ちなみに充電器とのセットのやつ充電時間が短ければ買ったかも知れませんが充電器も性能が低そうなのでヤバイかもですね
”用特易 YOTUYO”に似ているとの情報有難う御座います。
ちょいのりぃ 様
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お返事 |
充電器は単三で20時間くらいかかるので、かなり気長な人向きですね。
でも、ホームセンターや西友のようなスーパーで売られると、主婦層など従来はあまり充電池に興味が無かったけれども「よく行く店でエコ(だとPOPに書いてあった)な電池が売られていたわ!」という感じで買ってゆく人も多くなるかもしれませんね。
結局、電池の性能がどうとかより、いかに消費者の目に止まって、今時の流行語の「エコ」に引っ掛けて商売をするかどうかがこういう商品の売れ行きを左右するのですから(^^;
お返事 2010/1/3
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オーム電機のエコプライド
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最近、貴HPを見させていただき、勉強になっております。
ちょっと教えていただきたいことがあるのですが・・・
私は、パナソニックとエネループをこれまで主に使用していましたが、最近安くていいなと思い、買ったのがオーム電機のエコプライド(単3)です。これについての何か情報(過去にお調べになった分析値など)がありましたら、お教えいただきたいのですが。
山ちゃん 様
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お返事 |
オーム電機のエコプライドという電池ですが、今日ホームセンターコーナンに行ったら新入荷で特売されていましたのではじめて買ってみました。
単三が4本入ったパックで698円!
eneloopが4本1480円くらいで売られていますので約半額という破格値です。
充電器と電池2本のセットも880円と、はじめて充電池を買う人には手を出しやすい値段です。(但し特価)
何か情報が?というご質問ですが、今日はじめて買ったので情報も何も持ち合わせていません。
いましがた家に帰って開封して、眺めてみたところです(^^;
外観だけ見ると、プラス極のサイズが小さく日本製ではなく海外電池に多いタイプです。海外電池のOEMなのでしょう。
本体側面のプラス極側のフタを閉じているくぼみのサイズと、プラス極のサイズが最も似ているのはPISENの「用特易 YOTUYO」でしょうか。
缶のサイズ・形もほぼ同じで、ボディに巻かれている少しラメの入ったような白いフィルムの質感、そしてその上から透明フィルムが二重になっているような外装の構造、中の缶にプリントされている製造番号(電池によって違いますが)がうっすらと透けているのもそっくりです。
ただ、このフィルムのつくりはeniTIMEやe-keepも同じような感じなので、エコプライドがどれか海外電池と全く同じ物でフィルムだけ違う物かどうかはこれだけでは特定できません。
電気的な特性のテストは当面する予定はありませんので、これ以上の何か情報をお出しする事はできません。
お返事 2009/12/27
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リポ電池に関する情報も、お願いします。
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はじめまして、いつも貴重な情報ありがとうございます。
私は、RC飛行機が趣味で、最近はリポ電池をメインに使用しています。
リポ電池に関する情報も、お願いします。
まる 様
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お返事 |
はじめまして。
私はリポ電池といえば携帯電話のバッテリーパックか、mp3プレーヤーの内蔵電池くらいしか持っていないのですが、これらの情報で価値がありますか?
ほかのリポ電池は使う用途が無いので買った事が無いのですが・・・。
お返事 2009/12/17
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WF-138には色んな種類があるのでしょうか?
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初めまして。
検索でこちらを見つけて、メールをお送りしています。
実は私、最近、WF-138を購入したのですが、それは、単3と単4サイズを充電するタイプなんです。
http://www.kansai-event.com/kinomayoi/chg/Li_CHG_W.html
上記サイトで見たそれは、CR123Aの充電専用なんですよね。
同じ品番で、色んな種類があるのでしょうか。
もしご存じでしたら、教えてもらえると嬉しいです。
mezamashi0 様
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お返事 |
同じ品番で、色んな種類があるんです。
WF-138には「16340/RCR123用のWF-138A」と「10440/14500用のWF-138B」の2機種が売られています。
しかし、本体のラベルにもどこにもAとBの型番は書かれておらず、販売店でもどちらも同じWF-138と表記しています。
DXでは数年前まではどちらも商品名欄に「WF-138」と書いていましたが、紛らわしいのでいつからかWF-138を消して「UltraFire 3.0V/3.6V CR123A Charger」と「Ultra Fire 10440 14500 Ac Charger 」と書くようになりました。
あくまでメーカーサイトと公式カタログ・パンフレットで"だけ"AとBの違いが見られるだけで、これを型番で区別して表記して売っている販売店はほとんど無いと思います。
お返事 2009/12/15
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投稿 |
ご親切にありがとうございます。
WF-138Bも、中身は先に解説されている通りなんでしょうか。
10440(保護無し)を充電する為に購入しました。
過充電はさほど心配ないと思うのですが、
過放電は注意が必要・・と、貴サイトで学びました。
3.0Vを下回るぐらいを限度に充電した方が安全なんですよね。
mezamashi0 様
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お返事 |
WF-138Bを私は買ったことが無いので、内部については言及できません。
裏のラベルには同じ出力電圧・電流値が書かれていますので、たいして違いは無いのではないでしょうか。
あと3.0V/3.6Vの切り替えスイッチが無いようなので、WF-139と同様に最初からスイッチ関係のプログラムを省略したマイコンチップが乗せられている可能性があり、そういう点ではWF-138Aと中身が違うかもしれません。
詳しくは分解してみないと分かりませんので、誰かお持ちの方が分解して性能などを解析されて発表されると良いですね。
お返事 2009/12/17
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TrustFireの新型TR-001? (2種類目)
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気の迷い様
はじめまして、13Wと申します。
いつも勉強をさせていただいています。
実は、「海外Li-ion充電器を比べてみた」を拝見し、
自分のTR-001と動作が違うなぁと思い内部の写真を撮ったのですが、どのようにお送りしようかと思い投稿をいたしました。
自分の物は今年の5月にDXで購入した物です。
http://www.dealextreme.com/details.dx/sku.4151
動作が違うと言っても自分で分かるのはLEDが、ハッキリと明るく点灯することぐらいです。
充電電池は主に10440、14500なので、一晩充電しっぱなしと言うこともなく、特に充電が長いと感じたことはありません。
(就寝時、不在時は充電を中断しています)
他の電池用にはWF-138とHXY-042V(2本用)を使用しています。
13W
13W 様
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お返事 |
13W様はじめまして。
もしかしてそのTR-001は2009/6/16にご報告を頂いている「TrustFireの新型TR-001?」で写真を頂戴しているSN8P2711が載った新型ではありませんか?
もし違っていたらごめんなさい。
もしも、旧型でもなくSN8P2711を使用したタイプでもなく、第3のTR-001であれば写真を見せて頂きたいので、その旨をお知らせください。
お返事 2009/12/9
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投稿 |
気の迷い様
おはようございます。
2009/06/16の記事の写真の物とは違うようです。
昨夜、少し使ったUltraFireの3000mAhの18650を1本充電し、
夜12頃充電完了でそのまま放置し、朝電圧を測ると4.23Vでした。
空きスロットの電圧は4.25Vです。
充電完了時は0.5秒ぐらいで赤から緑に変わりました。
充電終了状態で隣に電池を入れると充電終了のLEDがオレンジになります。
Yahoo!フォトに写真をUPしましたので見て頂けたらと思います。
http://photos.yahoo.co.jp/ph/hidekisrx/lst?.dir=/41cf&.src=ph&.order=& .view=t&.done=http%3a//photos.yahoo.co.jp/
13W 様
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お返事 |
なるほど、第3のTR-001というわれですね。
ところで、その写真を見るとある事に気付きますね。
そう、マイコン制御から単なるCC/CV制御に変って、LEDの点灯が電流値の検知だけで赤から緑に変るタイプになった改悪版 WF-139とすごく似ていませんか?
使用部品、部品配置、パターンの引き回し、基板表のジャンパー線の飛ばし方・・・。どう見ても同じ所で設計されたか、悪質なコピー商品かどちらかに見えますよね。
基板の表面にプリントされている「TR0001B 94V0」という型番からしてTR001の後継だとは思いますが、改悪版 WF-139の基板にも「TR0005 94V0」という、末尾が1Bか5かが違うだけの全く同じ製造元の型番と思われる番号がプリントされています。
順当に考えれば、94V0という設計コードの回路図・部品で作られた姉妹機のようですね。
実際に載っている部品(抵抗など)により、充電電流が違ったりする可能性はありますが、その94V0版TR-001と94V0版WF-139はほぼ同じ性能になっているという事で、どちらを買ってもたいして違わないのではないでしょうか。
お返事 2009/12/10
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投稿 12/12 |
ありがとうございます。
おかげさまですっきりしました。
この充電器は今後も、10440、14500&他の充電器故障時のバックアップに使います。
どうもありがとうございました。
13W 様
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単一マンガンと単三アルカリはどちらが長く使えますか?
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いつも楽しく拝見しています。
単3のアルカリはブランドを気にしなければ安価(4本100円以下)で供給されていますが、単1や単2はまだまだ高価です。
一方、単1・2はマンガンでも3本〜4本で100円です。
単3→単1・2へのスペーサーもあり、軽負荷なら単1・2用機器に単3を使うということも可能ですよね。
そこで、気になったのが、「安価な単3アルカリと、安価な単1・2マンガンではどちらがお徳(長持ちする)か?」です。
マンガンは間欠使用で能力回復しますので、使用用途によって単純比較は出来ないかもしれませんが、拙宅では単1・2使用のラジカセでのラジオのみ利用を想定しています。
既に過去に同様の実験をなさっているようでしたらご紹介していただいても結構です。
自分でもJIS規格などを調べてみようとは思いますが、そもそも安価な中華乾電池がJIS規格を上回るかも心配です(笑)
みささ 様
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お返事 |
ラジカセと言われましても、モノラルでスピーカー出力も500mW未満程度の「ラジオに毛が生えた程度のもの」から、ステレオで重低音スピーカーまで備えた出力10W以上の大音量タイプ(よく路上で音楽を鳴らして踊っている集団が使っているような…)のものまで様々で、「ラジカセ」というだけでは消費電力が何Wなのかわかりません。
またラジカセに消費電力が何Wと書かれているとしても(それは最大の表記であり)、再生する音量によって実際に消費されている電流が何Aなのかがわからない限り、電池の持ちについては情報があやふやすぎて特定ができませんよね。
家の中で静かにラジオを聞いているだけの装置であっても、数十mA〜数百mAとかなりの差がありますので、それくらい幅があるとどの電池でどのくらいの寿命なのかも全く「機器次第」となってしまいます。
そして残念ながら、私の家では単一マンガン電池を使用する機会が全く無いので、単一マンガン電池と単三アルカリ電池を同じ機器で使用して寿命を比べてようなことは一度も無く、電池容量に関する情報を引っ張ってみても先に書いたように特定の機器での電流値でも示してもらわない限りは消費電流値の幅がありすぎて、マンガンの勝ちなのかアルカリの勝ちなのかは特定できません。
先日も書きましたが「どこのメーカーのマンガン乾電池が性能が良いのか?」みたいなマンガン電池の実験を行うには気が遠くなるような時間と、複数の機器で同時に比較を行う際には機器同士の放電性能を揃える事が非常に困難ですので、私の手元ではそういう実験を行う予定は全くありません。
疑問に思われた方のお手元で、同じラジオで「ある電池」を入れっぱなしにして「何ヶ月(何年?)」使用できるかをお調べください。それを1つの電池が切れたら別の電池にしてまた何ヶ月(何年?)間使用して、前の電池とどちらが長く使えたかを確認していただくほかは、そのラジカセでどの電池が長持ちするかを特定する方法はありませんので。
お返事 2009/12/3
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投稿 12/4 |
アドバイスありがとうございます。
全くおっしゃるとおりで負荷次第で大きく変わりますよね。特にマンガン電池はどれだけ休ますかでもだいぶ変わってくるでしょう。
おおよその目安が知りたかったのですが、JISで調べてみると、たとえば負荷抵抗10Ω、終止電圧0.9Vの条件では、
アルカリ単3 1H/D放電で11.5H
マンガン単1 4H/D放電で35H
と一日あたりの放電時間が違うもののマンガン単1の方がアルカリ単3の3倍程度の差がありそうです。
中華電池がJISを充足しているかどうかはわかりませんし、負荷条件も違うので単純比較は出来ませんが1本あたりのお値段が3倍以内ならマンガンでも良さそうですね。
詳細には、おっしゃるとおり、実際に使用感でしかわからないとは思いますが、目安はつかめたかなと思っています。
お騒がせしました。
みささ 様
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魚群探知機で使用する充電池
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はじめまして、お忙しいところ、すいませんが、教えてください。本多電子株式会社 HONDEX (ホンデックス)HE-51Cという魚群探知機、電源電圧:DC11〜14V 消費電力:3W 単3電池×8で稼動。(1,2v×8で作動はメーカーよりご返答いただきました。)に使用する、充電式電池は、何がお勧めですか?週2回、各約10時間ほど連続使用します。高容量の物が良いのかと思っていますが、エネループは高容量は無いし、教えていただければ幸いです。
山本 様
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お返事 |
乾電池で動くポータブル魚探ですか。
11〜14Vで3Wということは、消費電流は250mA前後ですね。
ニッケル水素充電池8本の8.4Vでは定格の12V前後より消費電流が減るのか増えるのか、電源回路がどうなっているのかわかりませんから判断できませんので、仮に12V時と同じくらいで250mA消費するとして、大容量2500mAhのニッケル水素充電池でだいたい10時間使用できます。
メーカーの言うアルカリ電池で10時間のランタイムとほぼ同じですね。
一日には10時間くらい使用するのであれば、2500mAhの充電池でちょうど一日の終わりに電池切れになるくらいでしょう。
ですから、たとえば「一日の最後にまだ釣りをしてる時に電池が切れてもいい、その時には予備にアルカリ電池でも用意しておく、運が良ければ一日は電池交換をしなくても済む。」という使い方をされるのでしたら、2500mAhの充電池を使用してください。
でも、充電池は何回も使っているうちに容量が減って使用可能時間も短くなりますから、そちうちに10時間使えなくなりますよ。
2000mAhのeneloopですと8時間しかもちません。
一日使うには必ず交換用を含めて2セット(16本)は用意しておかなければなりません。
8時間使って電池切れになるまで使うのではなく、5時間くらいで予備電池と交換すれば一日の終わり頃でも途中で電池切れになる心配もなく、一回電池交換をする手間はかかりますが一日の最後のほうで「いつ電池が切れるのでろう?」という心配をすることなく釣りに専念できます。
もちろんこれはeneloopに限ったことではなく、2500mAhの電池を使う時でもちょうど一日10時間で切れるか切れないかハラハラしながら使うより、予備をもう1セット用意しておいて途中で一回交換すればよいだけです。
お使いの機器の電池使用可能時間と、一日に使用される時間がちょうど同じくらいですので電池1セットで一日中使用するというのにはちょっと心配ですので、電池切れの心配をせずに釣りに専念できるよう電池を2セット用意して、一日の途中で交換することを強くお勧めします。
交換するのであればeneloopでも2500mAhの電池でもどちらでも構いません。
容量は少なくどう考えても1セット(8本)で一日を通しては使えませんが、予備まで含めて16本も買うのなら単価の安いeneloopでもよいのではないでしょうか。
お返事 2009/12/1
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投稿 |
回答、ありがとうございます。ラジコンを楽しんでいた時に、ニッカド電池は、サンヨーとの思いがありまして、色々、検索していたら、こちらに、辿り着きました。カヤックでの釣りの為(風、波、等で不安定)ご指摘の2セットは交換が煩わしいかと思っています。高容量でお勧めはありませんか?値段は問いません。
(匿名希望) 様
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お返事 |
カヤックですか・・・・それは狭いですね。
値段は問わないと言われましても、単三型ニッケル水素充電池で最大容量のものはTyp.2700mAh程度のものしか現在の科学力では発売されていません。
家電店などで買える三洋の2700mAhの品か、秋葉原の千石電商で売られているBPの2750mAhのもの(ネット通販あり)か。
12本まとめて買うならBPの2750mAhが安くていいと思います。
容量は2700mAhとは書かれていますが実際はそれ以下です。但し2500mAhの電池よりは少し多いくらい。
一日10時間の利用にぎりぎり電池切れを起こさないかどうかというところでしょうか。
これだけは「買ってみて、実際に10時間使用できるかご自分で試してください」としか言いようがありません。
また2700mAhクラスのニッケル水素充電池は2500mAhクラスの電池や、eneloopなどにくらべてかなり耐久性に問題があり、繰り返し使用できる回数が短い傾向にあります。
手元で使用したものでは三洋の2700mAhは特に利用可能回数が少なく、BPの2750mAhもほかの電池に比べてかなり少ない回数で使用不能になりました。
そういう点を踏まえて、魚探で約10時間使用する為に大容量の2700mAhクラスの電池を購入しても、数十回の使用程度で利用可能時間が短くなって10時間持たなくなる場合がある、その場合は(釣りの途中で電池交換をしたくない場合は)また12本新しい電池を購入する、と割り切って大容量電池を使用する心構えが必要です。
お返事 2009/12/2
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投稿 |
お忙しいところ、ありがとうございました。素直に、エネループにします。
(匿名希望) 様
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ソーラーパネルの容量?
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はじめまして。素人質問ですが、ソーラーパネルを使用して単4電池3本に充電して暗くなったらフラッシュする青・緑・白などのLEDの装置を出来るだけ安価で大量に作りたいのですが
1 青や緑・白だとやはり最低3Vは必要ですよね
2 1.2V単4電池を3本で3.6Vにした場合のソーラーパネル容量はどのくらいのものが必要なのでしょうか
使用は日のあたるとこに設置してLED5φを2個ないし4個を夜のみ点滅さいたいのですがよろしくお願いします
あおちん 様
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お返事 |
昇圧回路などを使わない限り、どうしても3V以上は必要ですね。
ニカド充電池やニッケル水素充電池を3本で3.6Vにして、点滅回路を経て抵抗で電流制限してLEDを光らせるような物を作られるということですね。
夜間だけ、しかも点滅させるとLEDの消費電流は少なくて済むので、単四電池でも数時間程度は点滅するでしようね。
そこで充電に必要な太陽電池ですが、最も効率の良い出力状態の時に電池の電圧より高い電圧が必要になりますから、5〜8V(最大)程度と記されているもので、電流値は100mA(最大)も取れればじゅうぶんでしょう。
一枚でそのような品が無ければ、複数枚を直列や並列に繋いで必要要件を満たせば大丈夫です。
ただ、相手はお日様なので、天気によっては十分に充電されない日もありますから、そのあたりは適宜実験してみてください。
お返事 2009/11/23
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投稿 |
どうもご回答ありがとうございます。やはり5Vは必要ということですね。あとは電流地ですね。80mA〜100mAなら600円〜800円程度ですかね。できるだけコストダウンしたいけど、ある程度のフル充電時で何時間点滅できるか試してみたいと思います。あと充電池を半永久番として2重層コンデンサにするなら、1晩だと5V50Fぐらいの容量が必要になるんですかね?またよろしければお願いします。
あおちん 様
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投稿 |
追加で、昇圧装置を使用する場合、1.2Vからでも昇圧出来るんですか?パネルと電池は価格を落とせるけど昇圧回路で価格がどのくらいですかね?自作できますか?昇圧回路も
(匿名希望) 様
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お返事 |
電気二重層コンデンサにする場合、容量はF(ファラッド)で表すことができ、その容量と消費電流でだいたいの使用可能時間は計算できますが、コンデンサである以上「充電電圧を維持するのは最初の瞬間だけで、あっというまに電圧は下がってしまう」という放電特性を考慮して、昇圧回路を使わずにLEDを直接電源電圧で点灯させるように設計電圧を長い時間維持しなければならないような用途では、使用に必要な容量の数倍〜数十倍の容量を確保しておかなければいけません。
ニッケル水素充電池の放電グラフが定格電圧程度を長時間維持して最後にストンと落ちるのに対して、コンデンサの放電は最初に一気に電圧が下がってしまって後は低電圧でダラダラと・・・、というグラフを見たことがある方なら容易に理解できるかと思います。
5Vのコンデンサを電源に使用するのであれば、そのコンデンサから一定電圧に昇圧する昇圧型DC/DCコンバータなどを設計されてコンデンサの電圧がガクッと落ちてもちゃんとLEDを点灯できるような設計にされるか、コンデンサを直列にいくつも繋いで電圧を上げて(もちろん太陽電池も沢山繋いで)初期電圧をとても高くして、一気に電圧が下がってもまだ必要電圧より高い電圧が取り出せるようなかなり大掛かりな電池ユニットを作って、そこから降圧型のDC/DCコンバータでLED点灯に必要な電圧を取り出すなどするといいですね。
とても費用も部品数もかかり、豪勢な装置です。
空気二重層コンデンサを使う方法は、あおちん様の「できるだけコストダウンしたい」というご希望と正反対のものになります。
あくまで別の方法の模索であり、「できるだけコストダウンしたい」という制限を外して学習のために設計されるなら面白いと思いますよ。(私は・・・面倒なので設計はしませんが)
電池を一本にして電源は1.2V、そこから昇圧する回路は100〜300円くらいの部品でできるとは思います。
色々なHPなどで紹介されている「ブロッキング発振回路」を作ればいいので、資料はネット上でいくらでも見つかりますよ。
秋月電子の「電池一本で白色LEDを点灯するキット」ではちょっと変りダネでタイマーIC555を使用しての昇圧回路を勉強することができます。
ご自分で一から回路設計ができない場合、そしてなるべく安く目的を達成したい場合は市販の「ガーデンソーラーライト」を購入して改造するのが最も安くできます。
● 太陽電池
● ニカドまたはニッケル水素充電池(最近のは一本)
● 昇圧回路
● 暗くなると自動で点灯するセンサー回路
● 白色LED
これだけが全部入ってなんと400〜800円くらいで手に入ります。(もっと高い店も…)
夏向けの商品なので、よく夏には値下げセールをしていますね。逆に今の季節は安い物は入手困難かもしれません。
単に白色LEDを点灯させるだけの商品の場合、昇圧出力を平滑していなくて発振のパルス出力で点灯させているものもありますが、「7色に色が変る!」という商品ではそういう機能が入った「自動点滅LED」を点灯させています。
自動点滅LEDはLEDの中に点滅コントロール用のICが入っていますので電源電圧は5V程度必要ですが、それを点灯させられているということは電源はパルスでは無く平滑した直流が与えられているということで、そういうタイプのガーデンソーラーライトを改造すれば目的の「青や緑・白のLEDをフラッシュ」させるのもLEDを「青や緑・白の自動点滅LED」に交換するだけで済みますよね。
平滑回路の無いガーデンソーラーライトの場合はダイオードと電解コンデンサくらいで簡単な平滑回路を入れてやればたいていのものは流用できるはずです。安全のためにツェナーダイオードで過電圧を防止すれば完璧ですね。
市販のガーデンソーラーライトの場合、「白色LED一個を一晩連続点灯させる」(夏季で太陽光を沢山浴び夜も短い場合)くらいの電池容量と太陽電池パネルがつけられていますので、ご希望のLED2〜4個の場合は点滅動作で連続点灯よりは電流が少ないと見込んでたぶん2個くらいまでなら元の改造前のライトと同じくらいの時間は点灯できるでしょう。
後は、使用する自動点滅LEDのデューティ比次第でしょうか。パッ…パッ!と短く点灯するタイプなら消費電流は少なくて済みますし、ピカー…ピカーと点灯時間が長いものはちょっと多い目に消費して点灯し続けられる時間は短くはなるでしょう。
この方法で夜間に試してみて、点灯時間が短いと感じたら太陽電池パネルを増設&電池の容量アップ改造をするなど、いろいろと研究してみてください。
お返事 2009/11/25
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投稿 |
素人質問なのに 毎回素早い回答どうもありがとうございます。
ぼちぼち注文の品物がそろってきたので、2重コンデンサーも注文してとにかく実験してみようと思います。(昇圧回路入れて安定させてみます。)それと単純に1.2V仕様で昇圧したものとで。うちの近くのホームセンターでも500円で確かにガーデンライト売ってたはずなのでそれも買って分解して勉強してみます。
こないだは工事現場にある赤く点滅するやつばらしたんですけど電圧が低いので(2.5Vぐらいでした)赤しかできませんでした。
また実験したら報告しますんでお勉強さしてください。
では(^v^)
あおちん 様
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投稿 |
ガーデンソーラーライトは安くていいですよね。私もクリスマス用に3つ入り998円のものを5セット購入して青色LEDに換装して使っています。昔買ったのは単3のNiCdでしたが最近のは単4のNiMHでした。
1年ほど経って充電池の元気がなくなると太陽電池を収穫する楽しみもありますし。(^^ゞ
くまーる(素人) 様
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お返事 |
3つ998円とは安いですね。
ガーデンライトもいろいろ種類があるので、それらをいじって比べてみるのも楽しいですね。
お返事 2009/11/26
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投稿 |
こんばんは、本日498円で購入したガーデンライトばらしたんですが、1.2V 600mAの黄色い電池付き(1本)白色のLEDなんですが スイッチONで電気がついてLEDの電極にテスターあてても1.0V前後しか上がってないのに結構明るく光るのはなぜなんですか?回路には 抵抗とコンデンサらしきものと4本足のトランジスタみたいなものだけしか付いておらず、照度センサーもソーラーパネルの中に入ってるみたいでちんぷんかんぷんです。
電圧監視してる感じではないようですが、こんなパネルも売ってるんですかね?先生は1.5V電池に充電できる安価なパネル販売してるとこご存じですか?少し妥協してLED2個点滅で作成しても500円は超えそうなんですが やはり独自のルートの大量生産だからであって素人では限界があるんでしょうか・・・明日またパネルの分解でもしてみようかと思います。
あおちん 様
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お返事 |
おお、1.0Vでも明るく光る白色LEDが搭載されているのですね!
LEDの製造技術が進んで、1.0Vでもじゅうぶん使えるLEDが開発されたのはスバラシイ事です!
そのLEDを開発した人はたぶん来年はノーベル賞を受賞するでしょう。
・・・・という事なら世界の情勢が一変するでしょう。
なぜ1.0VなのかはLMC555で昇圧しても電圧が1.43Vしかありませんで詳しく説明していますのでお読みください。(既に説明している事を何度も書くのは嫌なので)
4本足の何か?、明るさセンサー内蔵の太陽電池?、全く見たことがありません。
4本足の何かは昇圧関係のICだとは思いますが、それが何かは実物を見たことが無いので何も言えません。価格を安くするのに部品数を少なくするのはよくある手なので、中国ではそういう省略ができる部品が開発されて載せられているのでしょうね。どういう回路図でどう働いているのかはそのソーラーガーデンライトを分解した人にしかわからないでしょう。
頑張って解析して、目的の点滅回をつなげられるようになるといいですね。
お返事 2009/11/28
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投稿 11/30 |
私のガーデンライトは、色が変化するものですが、ボタンで色を固定することができます。
回路は見ていませんが、2つのニカドと3つのLEDが使われているので平滑回路が入っているはずです。
光センサーが付いていますが、太陽電池を光センサーに使うことも可能だと思います。
英語ですが、以下のサイトの「Nocturnal solar engines」が参考になるかもしれません。
http://www.solarbotics.net/
加藤 様
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USB充電ケーブルの違いによる充電容量
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USB充電ケーブルの違いによる充電容量について知りたいのです。
アリスティ パワフルチャージャーにエネループ4本を入れて、USB充電器として使用しています。
今までは、手持ちのUSBケーブルを使っていたのですが、ケーブルが太くて硬いため取り回しがよく無かったです。
そんなこともあり、最近巻き取り式のケーブル(エレコム USB-RLM515)を購入しました。
取り回しは良くなったのですが、ケーブルが細く1.5mと長いためインピーダンスは高いと思われます。
ここで基本的なことを聞きたいのですが、抵抗値が高いことにより電圧(電流)が降下し、充電時間が長くなることは理解できます。
疑問なのは、充電できる総容量はどうなるかが分からないのです。
充電に時間はかかるが、充電容量は同じなのか、
ケーブルの抵抗値による電圧降下はロスとなって電力が消費されて、その分充電容量が少なくなるのでしょうか?
PSP充電に関する記事を読んで、ケーブルにより充電時間が変わることは分かったのですが、乾電池(充電池)式のUSB充電器で充電できる容量がどうなるのかが分かりませんでした。
基本的なことなので常識なのかも知れませんが、教えていただけないでしょうか?
よろしくお願いいたします。
あとむ 様
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お返事 |
そうですね。細いケーブル(インピーダンスが高い)を使用した場合、電圧がドロップするので機器側の充電回路がバッテリーに充電をする能力が低くなり、充電時間が伸びます。
送電経路の途中にケーブルの抵抗値があるので、当然送電している端子と、受電している端子の間のケーブル抵抗値×流れている電流値の2乗ぶんのエネルギーは熱損失として失われます。
ですから、同じ供給源から電流を流しても途中経路で失われるエネルギーぶんはバッテリーには入りませんから、当然ロスしたぶん少ない容量の充電になります。
「容量が少ない」と書くと「バッテリーの中に入る満容量が足りない?」みたいな誤解を与えるかもしれませんが、長時間かけてバッテリーにはちゃんと満充電まで充電されますが、それに使われた電池から供給される電力は余計に多く使われていると言ったほうが正しいでしょう。
同じ電池を使っても、細いケーブル(インピーダンスが高い)を使用した場合には「ゲームができる時間は少なくなる」ということですね。
ただ、太いケーブルで充電したものに対して細いケーブルで充電した場合は、満充電のニッケル水素充電池で充電できなくなるまでゲーム機を(数回?)充電した場合、合計でプレイ時間が何分短くなるかという点については実際にやってみないと数値はわかりませんね。
使用するケーブルや機器によってそれぞれ違うでしょうから、果たしてそれがプレイしていて気付く程度の差なのか、ほとんど気にならない差なのかも個別の問題になると思います。
USBの5Vという規格から最大4.2VまでLi-ionバッテリーを充電するという、ちょっと「綱渡り」的なぎりぎりのところで動作させている充電回路がほとんどですから、ちょっと電源電圧が下がったら充電時間が延びてしまうのは過去の記事の通りですが、ケーブルでロスするエネルギーはたいした量ではない(触っても熱くないでしょ?)ので、ロスの量は実用上はほとんど気にならない程度が現実だとは思いますよ。
お返事 2009/11/23
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投稿 11/25 |
わかりやすい説明ありがとうございました。
それほど気にしなくても良さそうなことがわかったので安心しました。
でも、実際にどれくらい使用時間に差があるのか知りたい気もしますね。
あとむ 様
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電池切れ携帯電話の充電がおかしい
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電池が切れて 三日ほど携帯電話の充電を忘れていました 今充電をしたところですが 充電の状態が何かおかしいようです このまま充電をして 使えるようになりますか
山田 敏行 様
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お返事 |
充電に使用している充電器は、携帯電話を買ってきたときに付いていたメーカー純正のAC100Vコンセントから繋ぐ充電器/クレードルですか?
もし純正品で動作がおかしい場合は、故障の可能性がありますからただちに充電を停止してメーカーにお問い合わせください。
純正品ではなく、他社製品、特に乾電池を使用して携帯電話を充電するような簡易充電器の場合、その充電器の説明書に「携帯電話が完全に電池切れの場合は充電できません」や「携帯電話が完全に電池切れの場合は接続しないでください」とは書かれていませんでしたか?
多くの簡易充電器にはそのような注意書きがされていて、実際に完全に電池切れの携帯電話には正しく充電できない場合が多いです。
携帯電話で使用されているリチウムイオン充電池の仕様で、完全に空になっている状態では充電には大きな電流を要求されます。
乾電池式の簡易充電器などでは性能が低くて、そのような大電流を要求された場合には出力電圧が下がってしまって携帯電話の必要電圧を満たさずに、携帯電話が正常に動作しない場合があります。
そのような状態で携帯電話を動作させると、中のコンピュータが誤作動して正常に充電できないだけではなく、メモリー内容が消去・破壊されるなどの不意の故障にも繋がるかもしれませんので、電池が空の場合はそのような注意書きのある充電器を使用してはいけません。
電池が空の携帯電話を充電する場合は、メーカーの純正充電器を使用するか、乾電池式などの簡易充電器でも「電池が空の状態からでも充電できます」とパッケージや説明書に明記された機種をご使用ください。
お返事 2009/11/4
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マンガン電池の実験はしないのですか?
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はじめまして、つい最近このサイトを知り、楽しませていただいてます
大変稚拙な質問で申し訳ないのですが、管理人様はマンガン電池の性能評価実験は行わないのでしょうか?
もし、過去におやりになられていたら失礼致しました。
(匿名希望) 様
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お返事 |
マンガン電池はふだんほとんど使わないので、特に興味が無いので比較なども行いません。
マンガン電池を数百mAで一気に消費してもそれはマンガン電池本来の使用方法ではありませんから面白くありませんし、マンガン電池本来の使い方である微弱電流で長時間という実験でないとマンガン電池本来の特性を比べることにはならないでしょう。
そこで「クォーツ時計に入れたら何ヶ月動くか?」などの実験をするために、時計を10個ほど買ってきてズラーっと並べて、各社マンガン電池を入れて1年程放置する実験などを行うのも面白いかもしれません。
しかし、その程度の微弱な電流になると「精度」の問題があり、時計を同じ製品を購入したとしても微妙に電流を多く消費するもの、少ない電流で長期間動いてしまう物などのバラつきが無視できなくなり、電池本来の性能差よりも時計の性能差のほうが使用可能時間に影響を与える率が大きく、とても電池の性能を計っている実験とは言えなくなります。
そのような時計の個体差による不適切を無くすには、使用する時計は一個だけで性能差は無い状態にし、それに電池一個を入れた実験を1年間行う。そして次の1年はまた別の電池を入れて経過を観察する・・・。という風にもし電池10本を測定するとすると10年ほどかけて実験を行わなければなりません。1年に一本とするのは季節による温度差での電池の放電能力の影響も一定にする必要がある為で、たとえば必ず「1月に実験開始」というふうにしなければなりません。
さて、このような電池一本を測定するのに1年かかる実験は果たして有用でしょうか?
乾電池はたいてい1年〜数年ごとに改良されて性能が変わっています。
10本の電池を10年かけて測定して比較グラフを書いたとして、その時点では既に市場で売られている電池はもっと新型に変っていて、測定した電池はとうの昔に廃盤になっていてグラフなんか見ても意味が無い!という事にはなりませんか?
10年もの歳月をかけて、意味の無い実験をする事自体に意味を見出せるならいいのですが、私には意味を成さないのでそういう実験は行いません。
私にとってのマンガン電池とは、目覚まし時計やTVのリモコン等に入れておいて、数ヶ月〜1年程使えればそれでいいのです。特に長寿命のマンガン電池を選んで買うなどという事はしません。そのへんの100円ショップで買う品で事足りています。
お返事 2009/10/31
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投稿 11/2 |
ご返事有難うございます。
なるほど、10年もかかっていたらとても意義ある実験とはいえませんね。
それだけ長い時間がかかると、機材の劣化による抵抗の増大も無視できませんし・・・
ご丁寧な説明に感謝するのと同時に、改めて自分の無知さに申し訳なく思っております。
有難うございました&ゴメンナサイ<(_ _)>
(匿名希望) 様
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2本中1本がうまく充電されていない感じ
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単四VOLCANO2本セットでGPSロガー動かしてますが、最近時間が持たなくなってきた。
おかしいと思ってバッテリチェッカーで確認してみると1本は容量が残っており、もう1本は放電状態。
2セット目も同じ傾向で、両方の容量が残っているほうを組み合わせて動作させたら1本目減るまでの時間と合わせていつもの時間位持った。
なんか2本中1本がうまく充電されていない感じ。
BQ-390で充電していますが、残容量のバランス悪い電池の組み合わせで充電するとどうも具合が悪いみたい・・・だけど「個別充電表示」付けないと実際に何が起こっているのか判断つきませんが。
jr7cwk 様
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お返事 |
電池を2本以上セット(直列)で使っていると、そのうち一本いちばん早く弱った物に負担がかかって後半はその電池が特に早く弱りますね。(充電できなくなったeneloop (約250回使用)の件のように)
たぶんそのVOLCANO NZも早く弱ったほうに負担がかかって2本のうちで大きな差が開いているのでしょう。
既にご存知かとは思いますが、そういう状態で充電と使用を繰り返していると、その弱った電池は充電器に入れても充電開始からすぐに端子間電圧が高くなってしまって、充電器から見れば「満充電」と勘違いされてじきに充電が停止してしまいます。
ただここで嫌なのは、その電池は不良電池と判定されたのではなく、既に満充電の状態の電池に追い充電したのですぐに満了判定を下されたのと同じ反応に見えるため、充電器には正常終了と判断されてエラーではじかれません。
もしそのようなニセ満了電池が混ざっていても充電器はおかまいなしに他の正常な電池の充電を続け、すべての電池が充電完了したら充電作業を終えます。
この時に個別表示機能がついている充電器なら、充電開始後数分〜10分程度で早く充電が終わってしまっている電池はランプまたは液晶の表示で見分けがつくのですが、BQ-390やNC-M57/58のように個別表示なしの充電器の場合は、中にそのようなニセ満了電池が混ざっていたことに気付くことができません。充電が終わっていたら「ああ、全部充電できたんだな」と安心して全部の電池を取り出してしまうでしょう。
個別表示機能がなくても、充電完了時に電池の電圧をテスターで計ったら、最後までちゃんと充電された電池は1.3xV〜1.4xV程度の高い電圧ですが、早く充電を終了してしまっている電池は1.3xVの下のほうや1.2V台など他の電池より電圧が低いので確認をすることもできます。
私の手元でもいつものように無線機・受信機で毎日電池を使って繰り返し使用の耐久テスト的に使っている電池は、どこのメーカー・品種でも寿命が近づいてくると一本がニセ満了電池になります。
ちょうど今はenelongとPOWER LOOP 2700がそのような状態です。
もし充電したセットにニセ満了電池が混ざっていると、充電後に機器に入れた時にはちゃんと電源が入り、電圧も一応定格以上あるのでバッテリー切れ警告は出ないのですが、使用をはじめたらじきにバッテリー切れになって電源が落ちます。とても実用的とは言えない使用可能時間になります。
が、しかし、このようなニセ満了電池の状態の時には実はまだ電池の充電可能容量はかなり残っていて(新品時から見たら減っていますよ)、単に「タンクの大きさは有るのに、少ししか充電していないだけ」状態のものが多いのです。
そこでニセ満了電池で充電がすぐに停止してしまう充電器ではなく、キムラタンのQEC-F20のように判定が甘くてガシガシ充電してしまう…くれる充電器で充電すれば、まだ電池が使用できる容量いっぱいまで充電できて電池を本当に充電できなくなるまで使用が可能です。
よほど劣化してしまって本当に使えない電池になる前であれば、BQ-391の「ていねい充電機能」でも満充電してくれるようです。
また、ニセ満了電池の状態でもまだ程度が軽い場合は、完全に空になっていないでまだ電池内に電気が残っている場合は内部抵抗があまり大きくなっていないので、ニセ満了反応の程度が少なくてNC-M57/58やBQ-390でも途中停止せずに最後まで充電できることが多いです。
なので機器が動かなくなるまで放電せずに、途中で使用をやめて継ぎ足し充電を行うと満容量まで充電できたり、また空になっていても何か他の充電器(満充電検知機能の無い小電流の充電器とか)で少し充電してやって、中にある程度電気がある状態にしてやれば残りは急速充電器で充電できることもあります。
個別表示機能つきの充電器を使用して、充電開始から10分や15分頃に一度表示を確認してみる!という面倒なことをするなら人間の目でも寿命が近づいてきた電池の判別は可能ですが、そこまでして電池を管理するのもかなり面倒ですよね。
液晶表示で個別に充電した容量をmAh数値で表示してくれるような高度な充電器は一台持っていれば便利ですが価格も高いですし、やはり長い間使っている電池はいつかは寿命が来るものと思って、使用時間が短くなってきたら少し気合を入れて充電時の挙動や電圧などを計って見て、どれか一本が弱っていないか、バランスは悪くなっていないかをチェックしないといけないでしよう。
先にも書きましたが、キムラタンのQEC-F20はかなり弱った電池にも無理やり…頑張って充電しようと試みて、たいていの電池には使える限りの容量までは充電してくれるので、こういう充電器を使用するのがあまり気を使わなくてよいので楽チン(死語)で安心かもしれません。
ついでに、2色LED化改造(記事化はしていませんが…)をしておけば、弱った電池を判定して充電電流(1サイクル中の時間)を減らしている様子などが手に取るように見えるようになるので、痛んだ電池を入れると「ああ、キムラタンがいたわって充電している・・・
」と電池の状態もおおまかに確認できるようになります。(ここまでする人は普通は居ないでしょうが…)
お返事 2009/10/23
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投稿 |
クチコミ情報にぼそっとつぶやいたつもりでしたが、本体掲示板に取り上げてレスまでいただき恐縮です。(ここの所、大変お忙しそうですし・・・)
>ニセ満了電池
なるほどです。
考えてみるとこの電池、使い始めたのが昨年の6月末。
使用頻度は平均すると月2回程度とそんなに多くない上に、あまり細かい管理をせず(機器がシャットダウンまたはバッテリ警告が出た時点(共にこの時の電圧が幾らかはチェックしていませんが)で使用終了、帰宅後充電、といった感じ。たまに軽く使用し放電しきらないうちに「追充電」というケースも有。)に使用してましたので、コンディションが崩れてきてもおかしくない使い方&時期だと思います。
コンディション整えるいいきっかけになりました。
今回の充電は、早く放電した同士と、容量が残っていた同士の組み合わせで行ってみました。(2台のBQ-390で平行充電)
次回使用時は元のペアで使ってみますが、また同じような状態になったら、ペアの組み合わせを変えてみようと思います。
それから充電完了直後の電圧チェックも試してみます。
充電器>
キムラタンは持ってないので、最悪は秋月「定電流タイマー式」による「強制充電」になりそう。
それにしてもバッテリチェッカまで持参し、列車内でチェックしてしまう私って・・・
(実はPSPの充電用に使用している単三4本×3セットのほうがコンディション悪くて・・・<BQ-391はこちらの充電が優先)
jr7cwk 様
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お返事 |
ニセ満了電池は元の2本セットに戻さずに、「かなり弱った電池」のマークでもつけてニセ満了電池同士でペアにして使用されたほうがいいですよ。
いくらニセ満了を回避して満充電まで充電できたとしても、まだ元気な電池よりは容量が減っていますし、同じ使い方をしているとやはり弱った電池のほうに負担がかかって現時点よりも更に劣化することを早めるようなことにもなります。
なるべくコンディションの良いもの同士をペアにして、コンディションが悪くなった電池はほかの低電流用途などに回してしまうほうが、機器での使用中に予定(予想?)より早く電池切れになったりしなくて済みます。
お返事 2009/10/25
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投稿 10/26 |
いろいろアドバイスありがとうございます。
電池には全て番号を書いており識別できますが、次回の結果で判断します。
(GPS受信状態の確認の為、時々表示を見ていますので、落ちていれば気がつきます。)
それと・・・機器がシャットダウンする電圧も確認せねば。
>低電流用途など
電池1本で動くMP3プレーヤーがあるので、転用先にはこれが一番良さそうです(でもGPSロガーと消費電流大差なかったり・・・(笑))
たまにしか使用しないFMラジオに使用するには向かないですけど。
jr7cwk 様
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投稿 |
電池の小箱〜 BOX 1 〜 の実験結果拝見しました。
わざわざ実験していただきましてありがとうございます。
自分ももう一つ確認しなければならないと思っているのが、「劣化」なのか「不活性」なのか・・・
やはりロガーが欲しくなります。
それと、簡易的な内部抵抗の測定くらいはやらねばと思っております。(無負荷電圧と、定電流での充電または放電時の電圧比較で)
ちょっとしたきっかけから課題が山程増えてきました。(笑)
jr7cwk 様
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お返事 |
NC-M58やBQ-390で片方が充電できなくなった時点で、同時2本使用中の電池なら両方ともかなり寿命が尽きかけているのは間違い無いと思います。
あくまで私の手元の電池では、そうなった時点では「不活性」という可能性はまずありません。
長期間の休止をしたわけではなく日常的に使用している電池だと不活性になる理由が無いこと。
そして今回の実験で約十数回も連続して満充電と放電器での完全放電を繰り返して「リフレッシュ」を十数回行ったにも関わらず、電池の状態に変化は無かったという事。(HPで公開しているグラフは実験データのほんの一部です)
もし不活性であれば、これだけ連続して満充電と完全放電を繰り返せば活性化されてもっと容量や電圧が上がるでしょうが、手元の電池ではそのような兆候は現れずテスト中を通して寿命が来た電池の症状を呈しています。
皆さんのお手元で長期間放置していた電池が短時間しか使用できなくなっているのであれば、それは不活性という原因もあるでしょうが、もし連日使用している電池で使用時間が短くなったら、少量使用で継ぎ足し充電しているなら「メモリー効果」で使用時間が短くなっている(これはリフレッシュで回復できる)、電池切れ(またはそれにかなり近い)まで使用して充電しているのなら寿命が来た(回復は不能)と思っても良いでしょう。
放電器とデータロガーがあれば誰でも簡単に電池の状態を調べて、新品の時からどれくらい性能が下がったのか比較もできるでしょうが、そうそう持ってもいないでしょうから機器での使用可能時間の記録を新品時にとっておいて、それからどれくらい短くなったかを比較するだけでも電池のコンディションを知ることはできますね。新品電池を買ったら使用可能時間のメモを取っておくことをお勧めします。
お返事 2009/11/11
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対策済みのはずの三洋2700がすぐに死にました
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サンヨーの2700mAh NiMHですが…
対策後?の自然放電の少ないタイプが一昨日突然死しました
これはマランツのC701(ほぼ受信のみ)用にエネループと交代で使っていました
電源自動オフしたら専用充電器でリフレッシュ掛けて充電して100回と使っていません(多分50〜60回くらい)
前回使用後、フル充電してから約1ヶ月保存したものをエネループが空になったので入れ替えて電源ONしたら30分もしないうちにシャットダウン
充電器の残量診断で「要充電」、リフレッシュ掛けると10分ほどで放電終了、充電開始から10分もしないうちに終了
この時点で残量診断掛けると「要充電」という症状です
3回ほどこれを繰り返しましたが症状は固定しています
能書き通り何百回も使えるとは思っていませんけど、無茶な過放電したわけでも、酷暑や極寒に晒したわけでもないのに、ちょっと酷いなぁと思いましたよ
のら猫 様
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お返事 |
それは惨いですね・・・・あなたの使い方が。
まず、C701で自動で電源OFFするまで使ったら、充電池はほぼ完全放電状態です。
うまく完全放電状態まで放電させているのなら、途中まで使って中途充電を繰り返す使い方では無いのでメモリー効果はほとんど起こりませんし、もし起きたとしても完全放電の位置でのメモリーですからそれ以上電池を使えるわけでは無いので実用上は問題はありません。
C701で自動で電源がOFFになった電池は、何もせずにそのまま充電器で充電するのが正解です。
もしC701で上記の通り使い終わったらそのまま充電することを繰り返して、メモリー効果で使用時間が短くなったと感じたらリフレッシュしてメモリー効果を解消します。
2〜3回リフレッシュと充電・機器での使用を繰り返しても解消しないのでしたら電池は寿命が近づいています。
さて、「使ったら毎回リフレッシュ」というのは終止電圧まで放電する放電深度100%放電ですから、電池の寿命をたいへん短くする使用方法にほかなりません。
ニッケル水素充電池の寿命は、JIS試験のように半分より少し多いくらい使って途中で充電をする使い方をした場合に500回や1000回の使用では容量が60%まで下がらないという風に測定されています。
そしてニッケル水素充電池の特性から、100%まで放電してから充電する使い方をすると公称値の数ぶんの一程度の充電回数で寿命がきます。
機器の電池切れ判定の設定電圧にもよりますが、終止電圧にごく近い電圧で自動停止するような機器で毎回電池切れまで使うとたいへん寿命には悪く、早く電池が弱ってしまいます。
逆にJIS試験のような半分以上の使用をせずに、少しだけ使った状態で充電をすれば充電回数は飛躍的に伸びます。電池の特性から回数だけで言えば数千回〜一万回以上の充電ができます。毎回使う容量は少ないですが、それを上回る回数を使えれば結果的に電池を沢山使えたということになります。
ニッケル水素充電池はできるだけ終止電圧までの完全放電まで使うのではなく、早い目に充電したほうがずっと寿命が延びるのです。
さてもう1つ。
C701で電源が切れるまで使って、その後に充電器のリフレッシュ機能で毎回リフレッシュしたら・・・。
既に完全放電近くまで使っているので電池の中には電気はほとんど残っていません。
だからリフレッシュしてもリフレッシュ放電をしている時間も短く、電池にはダメージを与えないと考えられるかもしれません。
しかし、ニッケル水素充電池のような充電式の電池の場合、放電して電池の中のプラスとマイナスの電極の間の電圧(電位差)が小さくなると、「電池として機能する為の性能が急速に失われる」という性質があります。
ほとんど完全放電している電池をリフレッシュ放電すると、充電器のリフレッシュ放電機能はたいして電流を流しませんからかなりゆっくりと放電され、少ないとはいえほぼ終止電圧近くの低電圧がリフレッシュ中の時間ずっと続いて、その間は電池の電極は「どうぞ劣化してください」という状態に置かれます。
そんな電池イジメを毎回繰り返していたら、JIS数値の500回の10ぶんの一程度で使えなくなってしまっても不思議ではありませんね。
たとえるなら、会社員のAさんとBさんが居ました。
Aさんは会社で朝から夕方まで働き、仕事が終わってクタクタに疲れて定時に退社して家で夕飯を食べて風呂にも入ってぐっすり眠る生活を繰り返しました。そして大きな病気をすることも無く平均寿命まで幸せに暮らしました。
ところがBさんは定時になって体はもうクタクタでも、そこから強制残業を言い渡されて、ごはんを食べる時間も与えられずに毎日失神して倒れるまで働かせつづけられました。
失神すると同僚に抱えられて家に送り返されて、家ではやっとごはんは食べられましたが日に日に痩せ衰え、あっというまに過労死してしまいました。
まるで中世の奴隷のような扱いでした。
そう、のら猫様の使い方はこのBさんのように、一回の使用期間は終わって、もう働き終わって回復させてあげるべき電池を、更にムチ打って失神するまで放電させてエネルギーと寿命を絞り尽くし、過労死させてしまったのと同じことなのです。
過去に何度も書いているように、リフレッシュは電池が弱ったかな?と思った時に、普通は20〜30回程度の使用に一回だけ行えばよく、毎回行えばそれはリフレッシュではなく寿命搾り取り作業となるのですよ。
繰り返し1000回使えると言われるeneloopでさえ、過去に記事に載せているようにVR-120で自動で電源が切れるところまで使う事を繰り返せば200回を越えるあたりからかなり急激に容量や保存性能が下がってしまいました。
約500回が公称性能の三洋2700mAhを、同じようにVR-120やC-701で電源が切れるまで使っていただけなら100回前後は使えたでしょう。
それを毎回リフレッシュで寿命を減らしながら使っていたのでしたら、更に半分程度に使用可能回数が少なくなっても何も不思議ではありません。
また三洋の充電池は悪くなりはじめたら一気に劣化が進み、劣化する期間が短いために突然死のように見える性質があるようです。
「ちょっと酷いなぁと思いましたよ」と書かれていますが、三洋の2700mAhニッケル水素充電池が何か酷いのではなく、使った人間の仕打ちが酷いのです。
お返事 2009/10/16
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投稿 |
それは貴方のように神様のような博学をお持ちだからそう言えるのでしょう
一般の利用者でそこまで把握している人が果たしてどれだけ居るでしょうか?
私が言いたいのはそこなんですが…
何も知らない人が何もわからずに使ってどうなるかということです
ちなみに全く同じような使い方をしているマクセルのダイナミック1600やエネループでは投稿のようなトラブルは全く生じていません
他の電池と同じ様につかって2700だけが死んだということです
のら猫 様
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お返事 |
「私が言いたいのはそこなんですが…」ですか。
最近多くなってきましたね。質問文では書いていないことを「私が言いたいのは…」と後から覆す人。
質問文には「言いたかった事」がその通りの意味で書かれているでしようか。
マクセル1600やエネループはまだ使えているという話はどこに書かれていたのでしょう。
もしあなたがグラフ作成機能つきの放電器やデータロガーをお持ちでしたら、そのマクセル1600やエネループを解析してみるとどれだけ劣化が進んでいるかが手に取るように見れるでしよう。
が、しかし持っていないのでそういう確認方法が取れないでしょうから、電池の寿命が近づいているのかどうかはわからずに使っているだけだと思います。
マクセル1600より早く三洋2700が痛んでしまったのにも訳がありますが、ここで書いてもあなたには「それは貴方のように神様のような博学をお持ちだからそう言えるのでしょう」と思われて終わりでしょうね。説明は省略します。
何も知らない人が使ったらどうなるかは十分に承知していますが、ここでそれを書かれても・・・という感じです。
なぜなら、ここでは既にかなり多くの質問に答えていますし、その中にはリフレッシュはメモリー効果が起きた時だけ行うようにも解説しています。
別に会員制でも鍵をかけているわけでもないので、のら猫様だって簡単にそれらの情報にアクセスすることができます。
知識や情報を隠していて、皆さんにお見せしていないのであれば私はいくら知識があっても他の人にはそれを知ることが出来ないので「あなたは知識をお持ちだから」という反論は成り立ちますが、ここでは多くの情報を公開して電池に対して疑問が湧いた方はご自由に読んで勉強することができます。
リフレッシュはメモリー効果が起きた時だけ行ってくださいね、と書いている私に対して「毎回リフレッシュしたら電池が早く劣化しました。ひどい電池ですね!」と言われましても、以前から公開しています通りにニッケル水素充電池の特性とリフレッシュの正しいやり方についてご説明するしかありません。
そしてあなたの文章では「ひどい電池ですね」という部分に重きが置かれていますから、ニッケル水素充電池はそういう使い方をすれば早く弱ってしまいますよ。理由はこうです。そうしないようによく理解して使いましょうね、と書く以外に何かできますか?
「マクセル1600やエネループは同じ使用方法で使えている」というあなたのお手元の状況なんて、書いていなければそれの説明はできないでしょ?
かろうじてエネループは使っているような記述がありましたから、エネループでも深放電をすれば寿命が非常に短くなるという例を出すことはできました。
「そうですねー、三洋2700は酷い電池ですねー!」と書けば気が晴れたのでしょうか。
主文が「無茶な過放電したわけでも、酷暑や極寒に晒したわけでもないのに、ちょっと酷いなぁと思いましたよ」でしたから、それに同調して欲しい投稿だとはわかりますが、その原因が使い方のほうにある限りはそのまま同調して「悪い電池でしたねー」なんて書けません。
もしこんどのレスの主な内容が「リフレッシュが電池を早く痛めるなんて知らなかった!、普通は知らないだろう!」であれば、それはどうか三洋電機のお客様窓口に対してお伝えください。
「あなたのメーカーの電池・充電器を買ってこう使ったが、説明書には<毎回リフレッシュしてはいけない>とは書かれていなかった。リフレッシュが電池に良いと思って毎回やったのに、詐欺じゃないのか?」と。
もしお使いになられた充電器が三洋のNC-MR58であれば、説明書にはどこにも「リフレッシュは毎回行ってはいけません」とは書かれていません。
メーカーが書いていないんですから、神様のような博学の持ち主でなければ毎回リフレッシュを行っても別にあなたが何か責任を取る必要は無いですね。
その結果どうなったかの責任は「説明書に書いていないメーカー」にはあるでしよう。
少なくとも「気の迷い」ではリフレッシュの正しい行い方は説明していますから、神様のような博学の持ち主でなくてもここに来る人であればそれを知ることができます。
お返事 2009/10/16
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新型エネループ
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1500回繰り返し利用できる新「eneloop」
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0910/07/news016.html
凄いニュースが来ましたね。
サイクル寿命(公称値)が1.5倍の1500回と、なんとあのイオンのブツよりも多くなりましたね…(汗)
自己放電も更に抑制したようで、現行の「2年後でも直ぐ使える」から「3年後でも(略)」になったようです。
仕様の大幅な変更は初めてじゃないですかね?
「すぐ使える期間」の変更はありましたが、こっそりと表記だけ変更したマイナーチェンジって感じでしたし。
第一期…+極の出っ張りが少なめ
第二期…+極の出っ張りの改善、Rマーク付き
第三期…容量表記のmin.値のみへの変更、Rマークの灰色化
第四期…抗菌仕様に変更、直ぐ使える期間を2年後に変更
旧(現行)エネループでは、この4パターンでしたっけ?
何はともあれ、楽しみですし、すぐ買いますとも。
瑠璃 様
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お返事 |
基本的には何か大きく変ったという印象が無いですね。
繰り返し回数が増えたといえ、それが果たして実感できる程の変化であるかどうか、「カタログスペック」だけ上がっていて実使用では「体感」ができないとあまり意味がありません。
電池本体のeneloopロゴに大きく「eneloop1500」みたいなデザイン変更でもあったらよかったのですが・・・。
でもeneloop1500では1500mAhみたいですね、じゃ「eneloop×1.5」かな?
お返事 2009/10/16
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投稿 10/21 |
一応、電池本体には王冠が付くとのことですし、生産地表記がJapanからMaid in Japanに変更されるそうです。
テカリとか風合いとかは、現行の抗菌仕様と差はなさそうに見えますね。
(公開されている写真の範囲では)
パッケージのシール等での1500回表記が一番わかりやすいですよね。
(購入目安としては最適)
イメージとしては、「1.5倍くらい健康寿命の長そうなエネループ」ですね。
瑠璃 様
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投稿 |
新型のeneloopですか、興味はありますがしかし…。
気の迷い様が実験されている試験結果からすると結局のところ深度放電を繰り返せば劣化は免れず、そうなると一般の人が使う分には1500回だろうと3000回充放電可能だろうと寿命は使い方次第となります。他の記事のご質問にも触れられていたように、JIS試験のような使い方前提の話となってしまうため今回の新型はあまり期待していません。寧ろ深度放電に強くなったというのなら歓迎ですが、メーカーとしてその辺の改良は難しいのかも知れませんね。
Sail 様
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投稿 |
新型エネループのお話中に割り込み失礼します。
エネループの単2型が実は単4型を4本入れただけの粗悪な作りだと言う衝撃の事実が発見されました!
個人のブログだけど、
ttp://arakawabatta.blog59.fc2.com/blog-entry-521.html
単1型は単3を3本入れただけだろうという噂です。
このような雑な電池を出している三洋について迷い氏はどうお考えですか?
また迷い氏が購入して分解解析する予定はありませんか?
通りすがり 様
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お返事 |
Sail様。
基礎的な性能がアップしているのは、何かしらの部分で私たち消費者にとって良い点を与えてくれるのでしょうが、JIS試験ではなく普通の使い方などでも目に見えて「新型はいいなぁ!」と感じられるほど何かが変わっているといいのですが・・・。
通りすがり様。
うーん。素晴らしい構造!
単二や単一サイズの金属ボディや内部の電池構造の巻き生産ラインを増設しなくても、既存の単三・単四製造ラインでセルを生産してパッケージだけ追加すれば完成するという「廉価版電池」を作っていたというカラクリですか!?
さすがにエネループ単一・単二は買っていないのでそういう所には全く気付きませんでした。
(手元にあるe-keepの単一・単二は持った感じではそんな構造では無いようです)
PTCが入っていて大電流用途には使えないというお話は伺っていたのですが、それだけではなく単一・単二サイズという太巻き構造で内部抵抗を少なくして大電流にも使えるという大きなサイズの電池を元から作っていなかったとは・・・。
おもちゃ等でモーター停止事故が起きた時のことを考えれば、サイズに応じた大電流を流せるようにしておく必要が無いと判断した上で、単一・単二サイズも出して乾電池市場のシェアを奪いたいが予算の無い三洋電機が取った一発逆転の発想なのかもしれませんね。
工事現場で使用する3V電池や、9Vの006P電池のように高い電圧が必要なので中に複数のセルが直列に入っているというパターンは昔からよく見ましたが、単一や単二の中にこのように小型の電池が複数入っているというのはなかなか珍しいと思います。
お返事 2009/10/22
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投稿 10/27 |
>単2型エネループ
「粗悪」とか「雑」という表現が妙に引っかかりました。
電池間の特性のばらつきがある程度抑える事が出来ていなければ、市販の量産電池でこんな構成は取れないと私は思うのですが・・・
(でも寿命末期の挙動がどんな具合になるのか・・・ちょっと気にはなります。)
jr7cwk 様
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投稿 11/23 |
新型エネループのカラーバージョンが数量限定で12月1日に発売するそうです。私的にはこちらが欲しいですねー。
http://jp.sanyo.com/eneloop/lineup/tones.html
春脳。 様
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電池が熱くなり充電器をファンで冷やしています、大丈夫でしょうか?
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楽しく読まさせて戴いて大変勉強になります。現在充電器はSONYの液晶表示付きBCG-34HRMESを使用し電池は単3サンヨーエネループと単3パナソニックHHR-3SPSの2230mahを使用しています。充電完了直後パナソニックは触れない寸前位熱く、サンヨーは少し暖かい程度ですどちらもこれで正常なのでしょうか?又充電器が熱くなるので底面からファンで冷却しています。これと因果関係は有るのでしょうか?充電器本体を冷却することで充電特性が変わることはありませんか?よろしくお願い致します。
うっかり八兵衛 様
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お返事 |
「電池が触れないくらいに熱くなる」という件につきましては、『充電中の電池の物凄い発熱』で説明していますのでお読みください。
電池の特性である発熱温度を越えて高温になっていれば異常ですが、そうでない場合(充電器が正常と認めている範囲)ならば正常です。
また古い電池ほど内部抵抗が増加して充電時には発熱します。
HHR-3SPSというと今ではほとんど店頭では販売していない旧製品ですが、もしかして使い古しの電池で比較的新しい品のeneloopと比べて「熱くなる」と仰られてはいませんか?
さて、上で「充電器が正常と認めている範囲ならば正常」と書きましたが、急速充電器にはたいてい温度センサーが入っていて電池のすぐ下の部分(充電器本体の中)で電池温度を測っています。
この温度がメーカーの定めた危険温度に達すると異常と認めて充電を停止したり、一旦停止して冷めてからまた再開するなどの安全装置が働きます。
もし電池に異常があって危険な高温になったとして、充電器をファンで冷やしてこの安全装置が働かなかったら?
電池が危険な状態でも充電を続けて、電池を痛める、または最悪の場合破裂などの危険な事故が起こってしまいます。
できるだけ充電器は元の設計のままで、ファンをつけたり分解して空気を通すような改造はやめましょう。
BCG-34HRMEはSONY製品ですから、「SONY製品は他社製品よりやたらと熱を持って電気も沢山食う!」というのは誰でも知っている「熱ッアSONY!」なので大丈夫です。それでないとSONY製品とは言えません(笑)
まぁ、その熱さのおかげで早く壊れたりするので「SONYタイマー内蔵」などとも言われているわけですが。
乾電池タイプの充電池を充電する充電器の場合、特に暑い夏の場合は元の室温が高くてそれに充電時の発熱がプラスされて危険温度に達してしまい、充電器がそれを感知して一時停止するという事はうちでも何度も確認しています。そんな場合は電池と充電器と全部を扇風機で遠くから風を送って冷やしてやる程度でじゅうぶんです。間違っても暑いからといって充電器のフタを開けて中に空気が通るようなことはしないでください。
ファンを使うにしても、サイバーギガ01の記事にもありますように、電池を必要以上に冷やすとこんどは満充電反応が出ない/検出できないで満充電後もずっと充電を続けて電池にダメージを与える場合もあり、電池を冷やしすぎるのも問題です。
お返事 2009/9/19
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投稿 |
大変明確な回答有難う御座いました、メーカーの設計は通常の使用で正常動作するように設計されている訳で強制冷却はいけないことが判りFANは回さず自然冷却にしました、しかし熱ァSONYは怖いですね、確かに今まで使用してきたSONY製品は短期間で壊れた物が殆どでこれからはSONY製品は買わないと心に誓ったのですが、機能面で私に合う物がこれしか無かったので泣く泣く購入しました、(リフレッシュ機能、電池残量表示、充電進行状況、この全てが同時に個別で確認出来る物)何時又壊れるか判りませんが他社が同じ機能の製品を出すまで我慢して使用して行きます。唯一のSONYに対する反抗としてSONYのロゴの上からSANYOの文字のテプラシールを貼り付け一見SANYO製に見えるようにして使用しています。この度は大変素早い回答誠に有難う御座いました、これからもよろしくお願い致します。
うっかり八兵衛 様
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お返事 |
単三・単四4本急速充電器で、液晶表示が付いていて、リフレッシュ機能も搭載。
その条件だとSONY製以外にJTTの「My Charger View」がありますね。
私の知る限り近所の電気店やホームセンター等では実物を見たことが無いので、ネット通販かどこか売られている店を探さないと入手困難品かもしれませんが、SONY製品以外で4本・液晶・リフレッシュという条件だと日本国内ではこれくらいでしょうか。
あ、もちろん「サイバーギガ01」も4本・液晶・リフレッシュには該当しますが、一般用では無いのでラジコン用途のマニアの方以外にはお勧めしかねます。
お返事 2009/9/23
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投稿 |
有難う御座います。今の充電器はSONY製とは言え買ったばかりで勿体無いので壊れたら買い換える事に致します。車でも使用出来るので便利ですね、お世話になりました。
うっかり八兵衛 様
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お返事 |
ソニータイマーが発動しないことをお祈りしています!(^^;
お返事 2009/9/27
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投稿 10/21 |
自分が一番愛用しているのはキムラタン(クイックエコ)なのですが、その次に愛用しているのがBCG-34HRESです。(旧ロットを買うことが多いので、厳密には型番は違いますが)
My Charger Viewも持っていますが、単3と単4で充電(放電)電流を変えていないので、単3の充電(放電)がかなり長くなってしまいます。
●単3の場合…1〜2本時『約160分 (2時間40分)』 3〜4本時『約310分 (5時間10分)』
●単4の場合…1〜2本時『約70分 (1時間10分)』 3〜4本時『約140分 (2時間20分)』
※公式電池を空の状態から充電した場合
●単3の場合…1〜2本時『約690分 (11時間30分)』 3〜4本時『約1,380分 (23時間)』
●単4の場合…1〜2本時『約300分 (5時間)』 3〜4本時『約600分 (10時間)』
※公式電池を満充電の状態から放電した場合
と、こんな感じです。
http://kumarimu.jugem.jp/?cid=20
こちらの方で、簡単なレビューもしています。
充電や放電時の様子も動画で後悔しています。
※故障電池のエラー表示もあります。(乾電池で代用)
瑠璃 様
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秋月電子の充電器キットを改造したら熱くなります
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秋月電子の充電器キットを購入し、充電対象鉛電池(12V35AH)を充電しようとパワトラ2N3055をダーリントン接続したのですが、R7とブリッジ整流器が非常に熱くなります。接続に間違いはないと思っていますが何か間違っているのでしょうか。よろしくお願いします。
higenice 様
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お返事 |
まずはじめに、なぜ秋月のキットの動作質問を秋月にせずに私にするのですか?
秋月なら電話番号やFAX番号が公開されていますから、そこに質問すればいいと思うのですが、どうしてメーカーサポートに連絡せずに私という個人に質問されるのかが謎です。
つまりは私の生活時間を削ってまで秋月製品のサポートをさせたいというイタズラですね。
「秋月電子の充電器キット」と言っても色々と売られていますから、それだけではどのキットなのかはっきりしません。
型番や名前があるでしょうに、なぜそれを書かないのかというのも謎です。
つまりは私の生活時間を削ってまで秋月の製品一覧を調べて、どのキットか特定せよという策略ですね。
秋月の商品一覧から多分「鉛蓄電池充電器パーツキット K-00074」だと推測しましたが、これで合っているでしょうか?
間違っていたら、私の検索作業は全て徒労ですね。
「鉛蓄電池充電器パーツキット」はもちろん私の作品ではありませんから回路を考えたわけでもありませんし、秋月電子で購入して手持ちであるわけでもありません。
もしかしてわざわざ通販で買わせて中身を確認しろという事でしょうか?
現物をお持ちであれば、私に回路図を見せるなりなんなりして中身を確認させて頂かないとそれがどんな回路でどんな部品を使っているのかわかりません。ましてやその状態で「R7が」と言われましてもそのR7がどんな抵抗なのか、何に使われているのかをご説明頂かないと、超能力者でも無い限りそんな説明ではそれがなぜ熱くなるのかを正しく説明はできないでしょう。
つまりは私の生活時間を削ってまで秋月の製品の回路図を調べてR7が何か特定せよという陰謀ですね。
私は超能力は使えませんから、かわりにインターネットという便利な物と「時間」という誰しもが持っていて、使ったら帰っては来ない貴重な物を使って調べてみました。
R7は充電制御用IC 723の電流センス用抵抗のようですね。
キットには5Ω5Wと1Ω5Wの2本が入っていて、使用目的にあわせて好きなほうをつけるようになっているようです。
電流を多く流したい場合は2N3055等をダーリントン接続すればいい旨の説明もありますね。
「充電対象鉛電池(12V35AH)を充電しようと」と仰られていますが、このキットは20Ahの鉛バッテリーまでと制限されていますが、それなのに制限以上の35Ahのバッテリーを充電しようとされているわけですか?
制限を越えるバッテリーを充電しようとするならば、パワートランジスタを増やすだけではだめだと思うのですが・・・。
現在どのような電流設定でお使いになられているかも全然書かれていませんので、想像だけで話を進めます。
● 制限以内で使っている
このキットの対応最大容量の20Ahで使用するため、充電電流は最大値の2Aまでしかボリューム調節していなくて、最大2Aで使用している場合。
R7は「6Ah〜10Ah(20Ah)→1Ω」の説明通り1Ω5Wのセメント抵抗をとりつけていると思います。
電流検知(最大電流の保護用)抵抗ですから、ここに充電電流は全部流れるので最大充電電流=R7通過電流であるのは回路図の読める方ならすぐに分かると思います。他に充電電流が流れる経路は無いのですから。
後は電気回路の基礎中の基礎の「オームの法則 V=R・A」さえ知っていれば、最大電流で充電する時のR7の両端電圧と、その結果R7が消費する電力の計算は容易です。
電流が2Aで抵抗値が1Ωなら V = 1Ω × 2A で 2Vになりますよね。
電圧が2Vで電流が2A流れると、電力は W = V × Aの式にあてはめて W = 2V × 2Aで 4Wになります。
セメント抵抗のところで4Wの電力を全部熱に変えるのですから、5W抵抗の大きさではチンチンに熱くなってたいへんなことになるでしょう。
一応は5Wの定格内なのでセメント抵抗が焼けきれたり割れたりはしないと思いますが、この充電器のように12時間程度も電流を流し続ける用途ではあまり嬉しい使い方ではありません。
定格の半分程度で使用するのが理想ですから、4Wで使用するなら定格10Wのセメント抵抗を使用すべきです。
そしてたとえ10Wのセメント抵抗を使用しても、抵抗自体の体積が増えて狭い視点で見れば抵抗の表面温度は低くなりますが、長期間で見れば4Wの熱が常に出ているので抵抗や周囲に発散される熱量は多く、セメント抵抗を基板に直付けしているような場合では熱で基板が劣化して早く痛む原因になったりと、発熱が多くなる使い方では部品のとりつけ方法や配線方法にも注意して、正しくとりつけなければなりません。
こういう計算をして部品を選定・改造する方法は「使用者が当然自分で計算できること」として説明書に書かないのが秋月の流儀です。
と言うより、ほとんどの電子キットでは最初から入っている部品で回路図通りに組み立てる"以外の改造"は改造者自信で確実に設計値を計算・検証して行うもので、そうでない人は改造してはいけません。(してもいいですが、何が起こっても自己責任で)
ブリッジ整流器は中にシリコンダイオードが4個入っていますが、ここでもシリコンダイオードの順方向電圧降下のおかげで両端電圧が発生し、その電圧×電流ぶんの電力相当の熱が発生します。
充電電流を多くしたらブリッジ整流器も熱を持つのは当然のことです。
● 制限を越えて使っている
「トランジスタも追加したし、35Ahのバッリテーなので説明書の通り×0.1して3.5Aで充電だ!」という風な単純な発想で、3.5Aもの大電流で使用してるとか、ものすごい使い方をした場合。
計算式は省きますが、R7では12.25Wもの消費電力になり、キット付属の1Ω5Wセメント抵抗ではとても耐えられない発熱になるでしょう。
少なくとも20Wクラスのセメント抵抗と、基板から離して安全を確保する必要があります。
ブリッジ整流器もかなりの発熱になって当然です。
キット付属のものが4A品くらいのようなので、こちらも8A〜10A品に変えるなどの対策が必要です。
なぜこのキットの説明書に「最大20Ahのバッテリーまで(基本は10Ahまでとされている)」と書かれているのかがわかりましたか?
20Ahのバッリテー用に2Aの充電電流にした場合、キットに付属の1Ω5W抵抗が定格内ぎりぎりで、それ以上の電流を流せば定格を越えてしまい、使用状況によってはとんでもないことを引き起こす可能性があるからです。
セメント抵抗の定格内使用や、付属の放熱器の大きさからこのキットは基本的には「10Ahのバッリーまで」とされています。
「トランジスタを追加すると大電流でも使える」とは書かれていますが、キットそのままの部品では限界はあるでしよう。
こういう計算をして部品を選定・改造する方法は「使用者が当然自分で計算できること」として説明書に書かないのが秋月の流儀です。
と言うより、ほとんどの電子キットでは最初から入っている部品で回路図通りに組み立てる"以外の改造"は改造者自信で確実に設計値を計算・検証して行うもので、そうでない人は改造してはいけません。(してもいいですが、何が起こっても自己責任で)
抵抗や、抵抗に似た性質の電子回路に電流を流した場合、電流の値が2倍になると消費電力は4倍(2乗)になります。
抵抗に電流を流した場合の電力の計算は、先に書いたオームの法則の式を整理すると W = (R × A) × A → W = R × A^2 となり、抵抗値に比例、電流値の2乗に比例するということが計算式で表されます。
何かの回路の電流を増やしてパワーアップしたいと考える事は多いでしょうが、その結果その回路や部品には電流を増やした値(比率)の2乗もの負担がかかるという事は事前に考慮して設計や改造を行わなければなりません。
この充電IC 723を使用した回路の場合、2A以上の大きな電流で充電する場合は電流センス抵抗の抵抗値を下げて、発熱を抑えてより適切な使用ができる抵抗値を選定すべきですね。
単純にセメント抵抗のワット数だけ大きくして無駄に熱を出す事を容認するのと、この抵抗の部分で発生する電圧降下で元電源(トランス?)の電圧がじゅうぶん高くないと予定していた充電電流が流せないなどの不具合が起きないためにも、こういった回路に直列に入っている抵抗などは実用できる範囲の最小になるように設計すべきです。
このあたりの計算方法は今回は説明しませんので、充電IC 723のデータシートをお読みになるなどしてご自分で計算できるようになってください。
こういう計算をして部品を選定・改造する方法は「使用者が当然自分で計算できること」として説明書に書かないのが秋月の流儀です。
と言うより、ほとんどの電子キットでは最初から入っている部品で回路図通りに組み立てる"以外の改造"は改造者自信で確実に設計値を計算・検証して行うもので、そうでない人は改造してはいけません。(してもいいですが、何が起こっても自己責任で)
たいせつなことなので三度言いました。
お返事 2009/9/17
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投稿 |
いたずらする気は全くありません、言われてみて初めてそうですよねと言った感じです。誠にすみませんでした。当初の目的は使わなくなった車のカーラジオとバッテリーを使用して居間のBGM的に使用していました(災害時に停電してもバッテリーだから良いと思って使用していました)。しかし充電するのが面倒でした、そこで鉛蓄電池充電器パーツキットK-00074を購入してフローティング充電が出来るならば便利と思って使用してみました。するとキットに使用されているトランジスターのD1830が高熱になりこれではいけないと説明書のパワートランジスタについての欄を見て、2N3055を購入、接続したところ、今度はブリッジ整流器とR7が高熱になりましたので使用することを止めました。以上がことの次第です。今回いかに説明書を良く理解せずにまた電子回路のことを理解せずに無謀なことをしようとしていたかご指摘を受け反省しています。ご忠告ありがとうございました。今後ともご指導よろしくお願いします
higenice 様
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投稿 |
すみませんでした、昨日のメール(20:08)を見ないで今日職場からお詫びのメールを送ってしまいました。メールにありましたように充電時間は別に問いませんので、買い換えなくて、充電電流を下げて充電時間を延ばす方法を教えて頂けないでしょうか、よろしくお願いします。
higenice 様
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お返事 |
これらの投稿の前に非公開で投書があり、それに対して「充電時間はかかるが、秋月キット+2N3055のままで定格内で使ったらどうでしょう?」というご提案をさせて頂きました。
鉛バッテリーですが、このキットで必ず12時間で充電する必要があるとか、35Ahのバッテリーは必ず×0.1で3.5Aで充電する必要があるかというと全然そんなことはありません。
秋月のキット付属の1Ω5W抵抗のままですと最大で2A迄程度(できたら1Aくらいが望ましい)で使うのが限界ですから、パワートランジスタも増やしているので最大2Aで使うよう調整しておけば「満充電まで時間がかかるだけ」で済みますよね。
時間がかかるのはどれくらいでしょう。
この充電器の場合鉛バッテリーを充電するのに電流は容量の×0.1倍で時間は10倍ではなく12倍と計算しています。10倍で無いのはバッテリーの充電特性のためそういう数値になっています。
35Ahのバッテリーを2Aで充電すると単純計算で17.5時間、これに1.2〜1.4倍の時間を掛けて21〜24時間半が2A充電時の満充電まで必要な時間になります。
最大で丸一日かかりますが、「12時間で急いで充電しないと間に合わない!」というような用途で無い限りは許容できる範囲ではないでしょうか。
また、キャンプなどに持って行って完全に空にしてしまったバッテリー等では無い限り、使用途中で継ぎ足し充電するのであればこれだけの時間まるまるかかるのではなく、充電するのに必要なぶんだけの時間で済むはずです。
今回の用途のようにラジオを聞くくらいでほとんど使用しない場合は、最初に一度充電する時にそれなりに時間がかかっても、次回からはほんの少ししか充電しないのでフルに電流を流して充電する時間も短くすぐにトリクル充電に移行します。
充電電流を下げる方法は説明書に書かれているとおり、R7の両端の電圧を計りながら「電流が2A(またはそれ以下)になるようボリュームを回す」で結構です。
説明書にある通りにそれなりに放電した状態のバッテリーを繋いで、テスターで計りながら調節します。満充電や満充電近くのバッテリーではトリクル状態になって正しく充電電流の調節ができません。必ず少し使った状態のバッテリーを繋いで調節してください。
お返事 2009/9/19
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投稿 |
ありがとうございました、早速やってみます。
higenice 様
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お返事 |
本気で「イタズラ」「策略」「陰謀」とは思っていませんので、お詫び致します。
最近はどうも話を端折って、目的の部分の一部だけしか投稿で書かない人が多く、回答したら「そうではありません」とか、「実はこういう風に使いたかったのですが」とか後から情報が出て来る人が凄く増えています。
最初からそう書いておいてくれれば、それに最も適した方法や回答を出来たのに、最初の投稿内容から読み取れる内容に対して回答してもそれは質問者の方の意図とは全然違ったという事が多くなりました。
多くの方が目の前に見える現象のみに着目して、それだけ書かれているようです。
こういう風に使おうとして、これを買ってみたけれどうまく動かない、どうしてでしょう?
という風な説明だと原因や対応が容易に掴めますよね。
これから投稿される方はぜひちゃんと状況説明を含めた投稿を心がけてください。
「イタズラ」とかの冗談を通り越して、今は電気のほうでもっと凄い人が現れましたので・・・
お返事 2009/9/19
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電動工具の充電器を汎用の充電器として使ってみたい
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コードレス電動工具の充電器についておたずねします。汎用の充電器として使ってみようと考えているのですが、仕様はメーカー各社で違いますが、電極がたくさんあり、その中には単純に+、−の他にS,LE,LSなどの表示があって何のことやら、よくわかりません。テスターで計っても、思ったような電圧はでていません。どのように理解すればいいのでしょうか?
ゆうしん 様
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お返事 |
SやLEやLSという端子の付いた充電器は見たことがありませんので、それが何かは言及できません。
一般的な「T」端子であれば、サーミスタ端子です。
バッテリーパックの中に温度センサーであるサーミスタが入っていて、T端子経由で充電中のバッテリー温度を検知して、異常が起きて危険な高温になったら自動的に充電を停止するような働きを充電器が持っています。
サーミスタを持たない(非純正バッテリーなど)を繋いでも充電が始まらないような回路になっている物が多いですね。
ゆうしん様が言われる「コードレス電動工具の充電器」が一体何用の充電器であるのか全くわかりませんから、これ以上その充電器の謎の端子が何かは調べることも何もできません。
たとえば、リチウムイオンバッテリー用で使用バッテリー電圧も7.2V以上など複数セルであれば、リチウムイオンバッテリーを爆発させない為のバランス端子という事も考えられますし、パソコンやデジタルムービー等で使用しているようなインフォリチウムバッテリーみたいにバッテリーパックの中にマイコンチップが入っていて、バッテリー使用回数や寿命を管理していてそれを外部(充電器)と通信する端子なのかもしれません。
バッテリーパックの+と−以外の端子と言われましても沢山の種類がありますから、それだけの情報ではそれが何かは特定できません。
「汎用の充電器」にという事ですが、純正以外にその充電器で充電したいバッテリーは性能の限界などがその充電器の充電能力を下回っていたりはしないのでしょうね?
電動工具用充電器はその利用形態上、普通のバッテリー用の充電器と違い短時間で急速に充電する用途に特化されているものがほとんどです。
その短時間充電用の大電流などに対応したバッテリーでなければ、規定以上の大電流を流してしまうことになり、バッテリーの種類によっては発火や破裂という事も考えられます。
そういう危険回避のために独自の安全回路や検知回路をバッテリーパックに組み込んでいるメーカーもあり、そういうメーカー独自の検出回路用の端子が付いているとも考えられますから、簡単に「電動工具用充電器」というくくりで全てのメーカー・機種用の充電器をひとまとめに考えるわけにもゆきません。
それぞれの個々の充電器がどのようなロジック(制御や回路方式)で、どのような充電電流値で、どのように満充電検知をしているのかを解析して中身がしっかりわからないと、「汎用の充電器」として使える代物かどうかさえわからないのですよ。
中身を確認(解析)して純正以外のバッテリーにも安全に充電できる電子回路が入っていると確認できたら流用しても構いませんが、確認が取れないものは純正との組み合わせ以外には使わないほうがよいでしょう。
お返事 2009/9/10
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投稿 |
早速のご回答ありがとうございます。
質問内容に情報が少なすぎましたようで、申し訳ありませんでした。日立製のUC14YLという電動ドリルの電池パック用急速充電器で、7.2〜14.4V(8A)用のものです。
自動車用バッテリーの急速充電器として、あるいは手持ちのPanasonicのドリルの電池パックの充電器等として使えないかと考えておりました。
回路を確認するだけの技量がありませんので、誰かに譲ろうかと考えています。
安全第一ですもんね、大変参考になりました。
ゆうしん 様
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お返事 |
日立製のUC14YL(説明書)というと電動工具用バッテリー充電器の中でも高機能なもののようですね。
リチウムイオン/ニッケル水素/ニカドと3種類のバッテリーパックに対応し、電圧も7.2V/9.6V/12V/14.4Vを自動判別してくれるようです。
LED表示も残り時間を判別して表示するなど、かなり高度な充電管理用のマイコンが内蔵されているようですが、やはりネックはバッテリーを差し込む専用端子でしょうか。
差し込まれたバッテリーがリチウムイオン系なのかニカド/ニッケル系なのかは単純に電圧を見るだけでは判別がつきにくいので、やはり端子の場所が違うか仰られるSやLEやLSという端子にバッテリーパック内で何か繋がっていてそれで判別するのでしょう。これは日立独自の仕様でしょうから実物を分解して解析しなければ流用は難しいと思います。
ちゃんとバッテリーパックの温度を測って危険が無いかチェックもしていますから(超急速充電ではあたりまえですが)、自動車用バッテリーの急速充電器としてなんていう温度センサーを持たないバッテリーへの充電にはそのままプラスとマイナスを繋いだだけでは使用できないでしょう。
それ以前に、充電ロジックがリチウムイオン/ニッケル水素/ニカド系専用に設計されている充電器ですからこれを自動車用などの鉛バッテリーに使用することは厳禁です。
Panasonicなど他社の電動工具用バッテリーの充電になら流用できそうですが、やはりプラスとマイナス以外の端子でどのようにバッテリーを判別しているのかがわからないと、日立純正バッテリー以外への使用は正常に動かないか危険であると思われますので、解析できないという事で流用はあきらめられたほうが良いと思います。
「手持ちで余っているので流用したい」という理由以外に「汎用の充電器が欲しい」という理由であれば、ラジコン用の充電器でリチウム(リポ)/ニッケル水素/ニカド/鉛バッテリーに対応し、セル数(電圧)も幅広く対応する汎用の充電器が1万円台程度から売られています。
今回は余っているからという事でしょうからちょっと横道に逸れてしまうかもしれませんが、汎用性を重視する方はそういう元から汎用に設計されている充電器を購入することをお勧めします。
お返事 2009/9/11
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投稿 9/13 |
丁寧なご回答を頂きましてありがとうございました。
大変参考になりました。
おかげさまでヤケド(?)をせずに済んだようです。
ゆうしん 様
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SONY液晶付急速充放電器で次世代DLG1300とかの海外製電池は充電できますか?
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SONY液晶付急速充放電器で次世代DLG1300とかの海外製電池は充電できますか?
tgs 様
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お返事 |
SONY液晶付急速充放電器とはBCG-34HRMEでしょうか、それとも前世代のBCG-34HRMDですか?
いずれにせよメーカーはSONY製のバッテリー以外はその充電器で充電することを禁じています。(お手元にある説明書に書いていますよね)
BCG-34HRMEで他社製電池を充電する場合、万が一電池の破損・破裂・発火・火災で家が焼けるなどの事故が起きても全て「自己責任」で、充電器メーカー・電池メーカーのどちらにも責任を問わないのであれば行っても構いません。
また、「気の迷い」で聞いたからなどという言い訳は通りませんし「気の迷い」は責任を負いませんので、あくまでご自分の判断と責任で「やって良い」と思ったら行ってください。
他社の充電器でそれ以外の会社の電池を充電する場合の知識などは「電池・充電器・ノウハウ」」で既に述べている話を参考にしてください。
お返事 2009/8/29
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Ni-MH 3.6V 240mAh用の充電器
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ご無沙汰しております。
お忙しいとの事で質問は控えていたのですが、是非教えて頂きたいと思い、勝手ながら書き込みさせて頂きます。
先日、カメラを中古で購入しました。
が、内蔵電池(Ni-cd組電池)が消耗している様で、フラッシュが作動しません。
充電器もないので確かな事はわかりませんが、出来れば新品の電池に交換したいと思っています。
スペース的にはVARTAの3/V250Hが入りそうなのですが、ネックは充電器です。
公表値は3.6Vの240mAhなのですが、合う充電器をご存じでしたら教えて頂きたいと思います。
又は『Ni-MH用充電器の製作』について、参考資料を教えて頂けましたら幸いです。
お忙しいとは思いますが、どうぞ宜しくお願い致します。
Thief 様
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お返事 |
3.6Vの240mA組電池というと、少し前の機器ではよく中に入っていたと思いますが、たいていは機器に充電回路が組み込まれていて機器に電源コードを繋ぐと自動的に充電される物がほとんどだと思います。
そういう小容量の組電池を外部に取り出して、「充電器」に繋ぐというのは多分メーカーでしか行わない作業なので、市販品でそういう小容量組電池に対応した充電器は単体では購入するのは難しいですね。
何か同じ電圧・容量のバッテリーを使っていて、外部のACアダプターがそのまま充電器になっている機器があって、その充電器が安価で入手できればいいのですが・・・。
容易に購入できないとなると製作することになるのですが、昔のNi-Cd組電池など用の充電器はほとんどが「準定電流充電回路」というDC電源から抵抗を一本直列に入れただけのものが多用されていました。
同じ抵抗一本で作ってもいいのですが・・・・せっかく今はもう少しマシな部品が入手できるので、ちょっとだけ豪華(?)な回路はいかがでしょうか?
「定電流ダイオード (CRD)」を使用して充電電流を希望の値にほぼ一定に保つ回路です。これでも一応は立派な「定電流充電器」ですよ(^^;
10mAのCRDを2本並列で約20mA、後述のLEDに流す電流とあわせて平均約22mA程度です。
「定電流ダイオード」とは言いますが、『必ずジャストxxmAに電流を保つ』という素子ではありません!
印加する電圧により流す電流値はわずかに変化します。(詳しくは各CRDのデータシートをご覧下さい)
ですので回路を設計する時には印加電圧から流れる電流値を調べたり、必要電流から印加電圧を調べたりと面倒なことをするのですが、今回の場合は「電源電圧はDC12V」「繋ぐ電池はNi-MH×3本」ということで設計しています。
別に充電中表示は無しでもいいような充電器ですが、一応安心のために充電中を表すLEDをつけてみました。
あまりLEDに大量に電流を流すと、色々と・・・ごにょごにょ、良くないこともありますのでここではわずか数mA程度とします。赤色の高輝度LEDを使われれば十分な明るさで点灯しますので充電中がわかります。
CRDで一定化している電流と、LEDに流す電流の合計で平均約22mAです。
準定電流充電では「0.1Cで16時間」程度という微弱な充電を行います。
240mAhのバッテリーに対して22mAですから約0.09Cとほぼ0.1Cくらいなので、バッテリーが完全放電している場合はこの充電回路で16〜18時間程度充電すれば満充電になる計算ですね。
もちろんこの回路には自動停止回路や安全回路なんてありませんから、まだバッテリーに電気が残っている場合には適宜充電時間を短くするなど、人間側での注意が必要です。
お返事 2009/8/28
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投稿 |
お忙しい中、回路図まで載せて頂きましてありがとうございます。
この回路を使えば、自分のローライA26も蘇ります。
どうもありがとうございました。
しかし、気になるのは“電源電圧は12Vで良いのか?”という事です。
3.6Vの充電池なら、終了電圧は4.1V程度ですよね?
12V(ドロップしても10V前後)をかけたら、短時間で破裂しませんか?
Thief 様
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お返事 |
なぜ電池に12V(10V)がかかるのかが謎です。
それは電池を外すのを忘れて何日も、何十日も充電を続けるからという事でしょうか?
充電中、充電電流はCRDにより制限されて約20mAで、20mA充電をするとこのくらいの容量のニッケル水素充電池の端子電圧は1.4〜1.5V程度ですよね?
3本直列の組電池ですからパッケージの外部の見かけ上の電圧は4.2〜4.5V程度、電源電圧の12Vとの差はCRDのドロップ電圧として現れてその電圧は7.5V〜7.8V程度にCRDの働きとして自動的に調節されます。
満充電になっても電池は勝手に電気を切ってくれないので、常にCRDで制限されている20mA前後の電流が流れ続けます。
電池が勝手に電気を切ってくれるのなら自動停止する高機能な充電器は必要無いわけで、自動カットしない充電器では電池が満充電になってもほぼ同じ電流が流れっぱなしです。
満充電後も同じ20mA程度の電流が流れ続ける限り、ニッケル水素充電池の端子電圧はかなりの期間は1.4〜1.6V程度を維持する性質があるので、不良電池などでない限りは0.1C充電程度で3本ではちょっと目を離した隙に4.8V程度を越えることはまずありません。
そしてその間も12Vと組電池の端子電圧の差はCRDがその性質により吸収しますから、CRDのドロップ電圧は7.2V程度と充電中とほとんど変わりませんし、その電圧はCRDを壊すような高電圧などではないので、どう考えても電池に12V(10V)がかかるとは思えないのですが・・・。(極端に何日、何十日も電流を流し続けるという話では無い限り…)
過充電状態を何日も続け、中の電解液が枯渇すれば電池の中に電気を蓄えたり「電気を流す」性能が失われ、見た目の抵抗値(内部抵抗)が高くなって同じ20mAを流す状態でも端子間電圧が上がってしまうようになると思いますが、そこまでゆくと既に電池として使い物にならなくなった物に変わり果てています。
筒型電池なら安全弁が付いていて過充電で中から出たガスが放出されるでしょうが、ボタン型電池ではそのような機構が無い物も多いはずですから、何日も過充電すると上記のように端子間電圧が高くなる以前に破裂してしまう可能性があります。
もし12Vの電源と組電池を抵抗も何も無しで直接繋いだら数十秒で破裂してしまうでしようが、充電するのに適した電流に制限しているのにそれで短時間で破裂するとしたら、それは電池としての特性を持たない不良電池です。正常な電池であれば、適正充電時間の数倍程度までであれば弱い充電電流ではいきなり破裂したり死亡したりはしないでしょう。
タイマーも何もなく、「スイッチを切るのを忘れて何日も充電しっぱなしにしそうだ」という状態であれば、充電電流を1/20C〜1/50C程度まで少なくして(数mAのCRD一本とか)「トリクル充電」状態にして、2日〜数日間充電するという方法もあります。
但し、ニッケル水素充電池は微弱電流でのトリクル充電はしないように定められていますから、「充電器が無いので最初の1回だけ充電したい」とかの非常用で、一度充電したら機器に入れて機器が動作して、機器の充電器機能が動作するような「最初は動かない」というような特殊な場合を除いては、使う度に使ったぶん充電を繰り返す普通の充電池の使い方ではかなりお勧めできない充電方法です。
容量の小さなガス抜き機構の無い電池であれば、トリクル充電程度の微弱電流での長時間充電をしなければならない物もありますから、ニッケル水素充電池は全部微弱充電禁止とは言い切れないので、使用する電池の仕様書(データシート)などが手に入ればその電池に適した充電方法が書かれていると思うのでそれに従ってください。
お返事 2009/8/28
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投稿 8/29 |
なるほど。そういう訳でしたか。
自分がCRDの特性を理解していなかったダケですね。すみません。
これで何の疑問も持たずに、この回路どおりのモノを組み立てられます。
お忙しい中、詳しい説明をして頂きましてありがとうございました。
Thief 様
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チャイムにACアダプターを繋ぐ
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よろしくおねがいいたします。
四角い9Vの電池で鳴る、チャイムについてですが、DC9Vとかいてある、穴があいていますが、これに、9VのDC電源コードをつなげれば作動するのでしょうか?
9Vの物がない場合は、他の物、たとえば、7.5Vなどは使えますか?
かえる 様
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お返事 |
「9V」と横に書いてあれば、その穴は外部電源端子でしょうから、そこに9VのACアダプターを繋げば動作します。
ACアダプターを繋ぐ外部電源端子といっても、「プラグのサイズ」と「電圧」「極性」、そしてACアダプターの「電流容量」が合わないと動作しませんし、最悪は機器を壊してしまいます。
「プラグのサイズ」は、プラグの直径が数種類あり、機器に空いている穴(ソケット)に合うサイズのプラグでないとうまく刺さりません。
昔の機器ならたいていは「2.1mm」(ピンの太さ2.1mm、穴径5.5mm)という規格のもので合いますが、似たもので「2.5mm」や2mmより細い「1.4mm」というものも存在します。
また最近は国際的な基準が出来て、電圧によりプラグの直径が決められています。「EIAJプラグ」と呼ばれていて9Vの機器なら「電圧区分3 6.3〜10.5V」(ピンの太さ1.7mm、穴径4.75mm)が使用されているはずです。
その機器で使用されているDCジャックがどの規格・サイズのものがをちゃんと調べないと、うまく刺さらなくて使えません。
「電圧」はそのものズバリ、DC外部電源端子に入力する電気の電圧です。
これはジャックの横に「9V」と書いてある場合は9Vを入力してやれば動作します。
「7.5Vなどで使えますか?」というのは、使用する機器によって異なりますから一概に「使えます」「使えません」とはお答えできません。
乾電池で動く機器ならたいていはある程度電池が減って電圧が下がっても動作するようにできているでしょうから、9Vの電池が7.5Vくらいに減っても動作はすると思います。
ただそれが外部電源端子から入力する電圧が果たして電池と同じように下がってもいいのかどうかは、機器の設計によって異なりますから中身を調べないとそのチャイムがどうなのかはどちらとも言えません。
中の回路・配線が、外部電源端子にプラグを刺した時には電池の回路が切れて外部電源に切り替わるだけの単純なジャックの接点になっているなら多分多少は低い電圧のACアダプターを繋いでも動くとは思いますが、何の保証もありません。
【ACアダプターの電圧表示について注意】
ACアダプターには「9V」のように電圧が書かれていますが、その通りの電圧が出ているとは限りません。
アダプター内部に「安定化回路」が入っているタイプだと出力はきっちり9Vなら9Vに制御されて出力されていますから、9V用機器に繋いでも大丈夫です。
「安定化回路」の入っていない「単純に整流・平滑しているだけ」のACアダプターの場合、何も負荷を繋がない状態で電源を入れると表示電圧の約1.4倍の電圧(またはそれ以上!)の高い電圧を出力しますので、機器側が過電圧に弱い電子回路の場合は機器を破壊します。
そういうACアダプターは定格の電流を取り出した時に電圧が下がって規定の電圧になるような用途用に作られていますので、ACアダプターを購入される場合にはその中身がどのようなタイプなのかをよく調べて、機器を壊さないようなものを選びましょう。
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「極性」はプラグの端子2つのうち、どちらがプラスでどちらがマイナスかを示すもので、これは間違うと最悪は機器を破壊してしまいますので注意が必要です。
機器の外部電源ジャックの横や、ACアダプターには右図のような記号がついています。
中のピンを中心に考えて「センタープラス」と「センターマイナス」の2種類があります。
逆にすると電源には逆の電圧がかかってしまい、電子機器であれば中の回路や部品が破壊されてしまうでしよう。
高価な機器では「逆接続防止回路・保護回路」が入っていますが、安価な機器では「あくまでメーカー純正の指定のACアダプターを繋ぐこと」として、逆接続などはありえないとして保護回路などは入れていないのが普通です。
極性は絶対に間違わないようにしてください。
「電流容量」は、使用するACアダプターが機器で使用する電流をじゅうぶんに供給できるものかどうかを確認してください。
もし機器が「DC9V / 500mA」などと消費電流が最大500mAと表示しているのでしたら、ACアダプターも500mA以上の電流容量が出せるものを使用します。
べつに100mA程度の機器に電流容量5Aや10Aの電源を繋いでもいいですが(これは電圧と違うところ)、手持ちで余っているとか何かそのへんに転がっていたとかでない限り、あまり大きすぎるのも無駄にACアダプター内部で電流を消費してしまったりするのでほどほどにしましょう。
これまでの各要件を満たすACアダプターであれば、機器の外部電源として使用できます。
ホームセンターや大手電気店に行くと、差し替え用のプラグがいっぱい付いた「各種プラグに対応した自由なACアダプター/サイズ・極性を自由に選べます」というものが売られています。
その商品はたいていは電圧も「6V/9V/12V」などをスイッチで選択できるようなマルチな設計になっていますので、家庭で使用されているほとんどの機器の外部電源に使用できます。
機器側のジャックのサイズがどの規格でどのサイズかわからない時は、そういうマルチなACアダプターを購入されると便利ですね。
お返事 2009/8/12
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投稿 8/19 |
ありがとうございました。
電気こと、むずかしいですね。
もっと、勉強したいと思いました。
かえる 様
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音波歯ブラシの電池交換
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はじめまして。いつも感心しながら読ませていただいております。
オムロンの充電式音波歯ブラシ(HT-B421)の電池が弱ってきたので分解してみましたところ、単三型の電池が1本はいっておりました。しかし仕様書には「ニッケル水素電池2個(Ni-MH 2.4V 300mAh)」とあり実物をよく見るとハーフ単三?とでも言えそうな電池を2本フィルムでパックした物のようです。
この電池はどのような名称なのでしょうか?また入手方法などありましたらお教えください。
あと歯ブラシ本体は電池ボックスの体をなしており(スプリングも付いてます)、電池はタブ付きです。タブには赤黒の線がハンダ付けされているのですが、その先は電池ボックスの電極(スプリング)のようです。これって接触不良対策の念のため・・・って感じなのでしょうか?ならば電池がタブ付きでなくてもハンダなしでいけるかな?と思ったりするのですがいかがでしょうか?
maru 様
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お返事 |
単三電池は海外サイズ表記では「AA」と呼びます。
そして、太さはそのままで長さが違う「2/3AA」「1/2AA」「1/3AA」という短い電池があります。
その電池はちょうど単三の半分くらいの長さなら1/2AAサイズの電池です。
1/2AAのニッケル水素充電池は海外では沢山売られていますが、日本国内ではほとんど取り扱われていません。(時々みかけますが…)
一時期にはラジコンショップで単三電池の代わりに1/2AAを2本入れて倍電圧で使う用に売られていましたので入手は難しくは無かったのですが、そういう用途のラジコンが売られなくなってからはバッテリーも取り扱いは無くなりました。
日本語が通じる(日本の)ネット通販ショップではバッテリースペースで「1/3AA Ni-MH 300mAh」が売られていますので、サイズが小さくても容量はその歯ブラシの電池と同じ300mAhですから、これで代用できるでしょう。
2本繋いでも短くなりますから、リード線をハンダづけして本体に接続します。
短いので「そのまま入れてもいいのでは?」というご質問には根本的に対応できなく、必ずリード線でハンダづけしなければなりません。
もちろん、海外などで1/2AAのNi-MH電池を探されて個人輸入されるのでしたら、電池ボックスのようになっている部分にそのまま入れても大丈夫でしょう。
一見するとリード線にする必要性は感じられませんが、音波歯ブラシ独特の音波振動で接触不良が起きる等、その機器独特の不具合が起きる可能性は考えられますので、元がリード線接続にされているのでしたら交換する電池もリード線でハンダづけする事に越した事はありません。
お返事 2009/8/4
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投稿 8/5 |
ありがとうございます。
こんなに早く、わかりやすい説明をいただきまして感激しております。
調べてみましたが、色んなサイズがあるようなのに1/2AAだけはあまり無いようですね。
もう少し容量が増えれば・・・という思いもあったのですが充電時間が16時間と長いものであまり増えても使いづらいかも?
もうしばらくはいけそうですがこれで安心して使い続けられます。
ネクセルで業務用?なら、1/2AAでしかもパックもできるようですが、1個では無理?できても割高なのでしょうねえ?
maru 様
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Ni-Cd AA400mAh 4.8V おもちゃ用電池が欲しい
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Ni-Cd AA400mAh 4.8V おもちゃ用電池が欲しいのですが?
通販、または販売店などお知らせください。
hidekusu12 様
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お返事 |
「おもちゃ用」と言われましても何に使うのか、形状はパック品かバラか、ケーブルコネクタは付いているのか?、などどんな品が欲しいのかわからないご質問ですので、「ここで、これを買えばいい」という推薦などはできません。
「4.8V」と書かれていますから4本パック品だとは思いますが、4本パックだと横に4本並んでいるのか、2×2で四角い形になっているのか、四角いのにしても立てた状態で4個並べているのか2直を2つ並べたような形なのか、そしてやっぱりケーブル・コネクタ付きが欲しいのか、そういうハーネスは無くて電池の端子が生で剥き出しになっているのか・・・・
私のほうでは情報不足で特定の商品をご紹介できませんので、そんなあなたにぴったりのお店を一軒紹介しましょう。
福岡の「カホパーツセンター」で「ニッカド組電池の注文をお受けします」というサービスを行っているそうです。
単一・二・三タイプをご希望の本数で、ご希望の形に(注文時に絵に描けばいいそうです)組電池に組み立てて発送してくれます。
なんて親切で便利なサービスでしょう。
詳しくはショップにお問い合わせください。
尚、400mAhのニカド充電池というのはあまりに古く、今では国内ではまず手に入りません。
最低でも500〜600mAh、通常は700〜1000mAhの品が流通しています。カホパーツセンター様の組電池サービスでも使用されているのは700mAhのニカド電池です。
その「おもちゃ」というのが何か全くわかりませんが、微弱電流で特に満充電検知も無く10時間以上充電しっぱなしにする機器であれば充電時間を延ばせば満充電できますが、もし何らかの満充電検知やタイマー・安全装置が付いている場合は満充電できない場合があります。
単体で容量の比較的少ないニカド電池はガーデンライト用のニカド充電池」のような品が大型電気店やホームセンターで売られていますので、単品で良いのでしたらご近所の店でそういう電池を探されてはいかがでしょうか。
もちろん、電池の取り扱いの多い電子パーツ店・ネット上の電池通販店でも単品のニカド電池は扱われています。
こういうご質問はよく頂くのですが(非公開希望も多いです)、たいていの方はどんな形でケーブルは付いているかどうかくらいは書いて説明されますので、「それなら××売り場にある□□用に似た物があります。お手元の電池を持って行って見比べて同じ形の物を買えばいいですよ。」とアドバイスできるのですが、今回のご質問のような内容ではもし全く同じ形の物を知っていてもそれとは知らずにお教えもすることができませんので、あしからずご了承ください。
ついでと言っては何(笑)ですが、最近ご相談を受けた方のご依頼では「スレンダートーン・エボリューション(通販で売っている痩身器具)の交換バッテリーが欲しい」という内容がありました。(ワケありで正規ルートでは買えない事情だそうです)
具体的にサイズ・形状や容量などをお教え頂いたので、「それなら電気店・ホームセンターの電話子機用交換バッテリーに非常に似た物があるので、お店に行って同じ物が無いか確認してください。コネクタだけは違う形でつなぎ直さないといけないかも?」とお答えさせて頂きました。
お店に行かれて「ぴったりの物(Panasonic HHR-T401型)が有りました!、コネクタまで一緒で大満足です。しかも正規品が5000円以上するのにたった1300円で入手できました!」と大喜びされていました。
あっというまに解決。そして格安で済みました。
こういう事もあるので、質問をされる場合はなるべく細かな情報の提示をお願い致します。
もちろん、市販されていない物に対しては購入できるとお答えはできませんが。
お返事 2009/7/14
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リチウム電池の汎用充電器は良品?
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はじめまして。
電気については全くの素人ですが、デジタルカメラで良くエネループやアルカリを使うので、参考にさせていただいています。
もしご存知でしたら教えていただきたいのですが、リチウム電池の汎用充電器というものを通販で良く見かけます。
http://item.rakuten.co.jp/wilmart/ch010chnp70/
中国製のようですが、アダプターを替えればサイズの違うどんな充電池でも充電ができるとか…
このような商品の評価は定まっているのでしょうか?
それとも、手を出さないほうが良いのでしょうか…
お手数ですが、よろしくお願いいたします。
のこのこ 様
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お返事 |
まずはじめに、私はそういう充電器を一台も持っていませんので、特定の機種についての評価・性能について言及はできません。
デジタルカメラやムービーで使用しているバッテリーパックは3.7V(3.6V)や7.2Vのリチウムイオン充電池が主流ですね。
メーカー・機種・バッテリーパックの形が違っても、中身がリチウムイオン充電池であれば基本的には充電器は同じ物が使えます。
・3.7V(3.6V)用であれば4.2Vを越えない、7.2V用は8.4Vを越えないCC/CV制御方式。
・最大電流は1C(バッテリーパックにより異なる)を越えない。
・できれば温度監視が出来て、暴走した場合は発火の前に充電を止める。
などの要件さえ満たしていればよいわけです。
従ってそのようなサードパーティ製で、アダプターさえ替えれば様々なメーカーのバッテリーパックを充電できる汎用充電器という物を製造することは容易で、正しく作られていればバッテリーに対して何も問題無く充電できます。
またその製品のように「80%充電でバッテリーの寿命を長持ちさせる」等独特の機能を組み込んだ物でも、ほとんどのリチウムイオン充電池に対しては同じような効果がありますから、メーカーの言う通りの充電仕様で作られているなら効果は期待できます。
後は、評価・評判については個々のメーカー、充電器の型番などにより様々だと思います。
理由は「充電回路がちゃんとした作りになっていない粗悪品」であったり、アダプター等の形状が微妙に本物のメーカー品と違って接触不良などを起こすもの、プラスチックなどの素材が粗悪ですぐに割れてしまうものなど、過去に発売されている商品をご購入の際には通販サイトなどの使用者レビューをよく読まれて、なるべく粗悪品を購入してしまわないように注意してくださいとしか私からは言えません。
お返事 2009/7/4
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投稿 |
管理人さま 早速のお返事ありがとうございます。
いただいたアドバイス、大変参考になりました。
購入者の方のレビューを読んでいても、特に事故につながったという報告は見当たりませんが、なにぶん少数の意見しか見ることができず不安なこと、また管理人さまのように、万一の粗悪品を見分ける力もないので今回の購入は見送ろうと思います。
ただこのような商品があれば大変便利ですし、製造が難しくないのなら信頼できるメーカーからぜひ商品化していただきたいなぁと思います。デジカメ等の専用充電器はたいへん高価ですので…
ありがとうございました。
のこのこ 様
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お返事 |
信頼できるメーカーが日本国内の大手や有名電機メーカーを指すのだとしたら、まずそういうメーカーがそういう汎用充電器を売り出すことは無いでしょう。
デジタルカメラやムービーのバッテリーパックには、いくつかの共通型のものやメーカー・機種独自の物がありますが、それぞれが形状などを特許申請しているために他メーカーがそれらに適合した充電器を発売することはまずありません。
また製造者責任法などの関係で各メーカーは自社製充電器とバッテリーの組み合わせ以外には責任を持ちませんので、他社製品との組み合わせは禁止しています。
ですので「アダプターを取り替えて」などという充電器はたいていは海外メーカーが作って日本の商社が輸入販売している「ちょっと正規品ではないけど‥‥動くよ!」機器ばかりになっているのが現状です。
お返事 2009/7/5
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投稿 7/16 |
かなり前から互換バッテリーや補助パックを出している「JTT(Japan Trust Technology)」社の「My Charger Multi」
http://www.jtt.ne.jp/products/original/my_charger_multi/index.html>
は電圧や極性の自動判定など、マトモそうにはみえますね。
(え、国内有名メーカとは言わない?(汗)
そのかわり、のこのこ さんの提示している製品の2倍以上の値段となっているので、結局は各消費者が信頼性と値段の折り合いやポリシーで選択するしかないようです。
Shimalith 様
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3.0VタイプのRCR123Aを充電出来る充電器
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3.0VタイプのRCR123Aを充電出来る充電器入手しました。
http://www.bam-boo.cc/hg-1210w
16340から18650まで充電できてスイッチの切替で3.0Vタイプと3.6(3.7)Vタイプの両方に対応しています。
実はこの何でもOKタイプの充電器が意外にないんですよね。
この充電器は以前お送りした万用自停充電器と同じメーカーのようでLEDの光具合もそっくりです、
充電中は赤
フル充電が近づくと高速点滅
充電具合によってゆっくり点滅に
充電完了で緑
Ni-MHとLi-ionを自動的に判別しているようなのですが、中身を見ても素人目にはあまり高度な仕事をするような部品が見あたりません(^_^;)
以前お送りした万用自停充電器は高度な仕組みでしたでしょうか?(^_^;)
takebeat 様
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お返事 |
すみません、もうだいぶん経ちますが「万用自停充電器」は一度動作試験(LEDが点灯するか)をしただけでまだ中身の回路図さえ書いていません。
中身は定電流回路と電池ホルダー、それらに「オンボード実装されたマイコンチップ」(つまり黒いモールドで中身は何かわからない代物)が載っているだけです。
この手の「リチウム電池も、ニッケル水素電池も両方充電できる回路」のしくみは電池には定電流を流すことで、自ずと電池両端に発生する充電中の電池端子電圧を計り、「1〜1.6V程度であればニッケル水素電池」「2〜4.2Vであればリチウムイオン電池」と判定するだけの簡単なロジックで実現できます。
オペアンプやロジックICで回路を組むより、PICのようなワンチップマイコンのA/D入力でプログラムで判定させるほうが作るのは楽ですね。
その上でニッケル水素充電池であれば充電完了までそのまま定電流充電をすればよいだけで、−ΔVを検出してやるか、一定のピーク電圧を検知して満充電と判定すればまさかリチウム電池の4.2Vまで過充電して(一発で電池を壊して)しまうことはありません。これもマイコン制御してやるのが楽です。
リチウムイオン充電池である電圧を検知すれば、電源部を4.2V迄しか上がらないような制限つきの定電流回路にしておけば4.2Vに達すれば後は電流が落ちてCC/CV充電できるような回路を作れますし、もしかしたらUltraFireの充電器のように4.2V以上の電圧まで上げて過充電ぎみに充電して開放電圧を計って充電を止める方式かもしれません。こちらに関しても、電子部品で制御するよりマイコンで処理したほうが楽です。
という事で、定電流電源回路と何らかのマイコンチップが乗っている充電回路という構造は、目的から設計できる回路そのもののつくりです。
「どうすれば万用自停ができるのか」の理論は容易に想像がつきますが、後は製品が果たしてちゃんとその通りに動く物かどうか、が問題です。
これはまだ調べていませんので、現時点ではそのメーカーの製品が安心して使用できる本当の「万用自停」かどうかは・・・
その2本用の回路ですが、表面の部品が写真では重なり合っていてよく見えませんので、電池2本を充電する際にはちゃんと個別に電流制限などが行われて、最大定格×2で同時充電できるのか、はたまた例の充電器のように電池2本では並列充電で電流は分け合ってしまうのか・・・。
LEDがそういう光り方をするのであれば、8本足のICがマイコンチップで、一本用の万用自停充電器と同じロジックで充電はしているのでしょう。
それが安心して充電できるロジックを搭載していて、3.0V/3.7Vの切替ができて電池サイズも16340〜18650まで自由に刺せるスプリング金具の長さであれば(更にAC100V/DC12Vの両用?)、リチウムイオン充電池を使う人には使い勝手が良さそうな充電器のホープになりそうですね。
お返事 2009/7/4
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投稿 |
お話が聞けて大変ありがたいです、
専門外のことをひとりで考えていると思考が止まってしまいます(^_^;)
真上から撮った写真を追加しましたが込み入っていてうまく撮れているか自信がありません。
その後電池によって充電電流が変わるのか調べようとテスターを入れると充電完了と検知されてしまう事がありうまく計れていません。
時間はかかりますが充電時間から充電器の素性を調べる方向でいこうと思っています。
takebeat 様
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お返事 |
沢山写真が追加されましたね(^^;
時間があればどんな回路なのか見てみます。
電池のところにテスターを入れても正しく計れないのは原理的に「やってはいけない測定方法」ですよ。
下図の通り、定電流充電回路では電池といっしょにテスター等を挟むと電池電圧だけではなく、テスターの内部の測定用抵抗の両端にオームの法則で現れる電圧まで「全部で電池の電圧」として充電器内に伝えることになり、テスター内部の抵抗値はごくわずかですが、それに数百mAの充電電流が流れれば数十〜数百mVの電圧増になり、これが充電中の電池の端子電圧と合計されると簡単に充電終了判定や過充電や不良電池でエラーと判定される電圧まで上がることがあります。
ですから、もし運良くこの電圧上昇でも充電停止や危険電圧と判別されない充電器でしたら、電池と直列にテスターを入れても充電電流が計れるでしょう。
ただその場合でもテスターを入れたまま充電していては正しく満充電が検知できないで充電不良になると思います。
お返事 2009/7/5
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投稿 7/9 |
やはりテスターを電池と充電器の間に挟むのは誤作動の元だったんですね、いけない理由をイラスト付きで大変詳しく解説していただき大変わかりやすく感謝しております、またこのためにお手を煩わせてしまい本当に申し訳ありません。
その何度も充電を行いその挙動をチェックいていますが、LED表示が意外に正確なことと、予想外に充電が早い事がわかり良い物を見つけたかな?とほくそ笑んでいます(^_^;)
ただ、ACアダプタを使ってDC入力で使うと充電完了時の電圧が少し低いことと、充電器の裏の一部が少し熱を持つのと、キーンと言う高周波音がするのでDC-DCコンバーターがいまいちなのか?と思ったりしていますが・・・
takebeat 様
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MH-C9000とYZ-114SPはどちらがいいですか?
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いつも楽しく読ませてもらっております、早速ですが充放電器をいろいろと探していた所下記の商品が良いとのページを見かけました
Maha Energy Corporation MH-C9000
購入を考えているのですが汎用性を考えるとヨコモのYZ-114SP AC/DC急速充電器、こちらともそれほど金額が変わらないのでどうしようか迷っています、Maha Energy Corporation MH-C9000は多少パチ物臭い雰囲気も感じられるので気に入っては居るのですが、機能性能的にはどうでしょうか?使用用途はラジコン、ミニ四駆程度です。
ご指導のほどよろしくお願いできればと思います
brandy 様
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お返事 |
私はMH-C9000もYZ-114SPも持っていませんので、それぞれの性能・特徴・宣伝ではいい事を書いているが実は・・・という点については何も言及できません。
どちらも全く方向性が違う充電器なので、普通は迷う事は無いと思うのですが、下のチャートに従って判断してください。
● 充放電するのは単三・単四だけ?
MH-C9000は単三・単四しか充電・放電できません。
しかし4本同時で個別管理など、単三・単四電池のマッチングなどが早く便利です。
ラジコン用に7.2Vストレートパックや、リポバッテリー等を充電したいのならYZ-114SPになります。
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● 単三・単四電池を痛めたくない?
MH-C9000は単三・単四を個別に充電・放電管理します。
YZ-114SPで単三・単四電池を複数本充放電する場合は直列充電・直列放電となりますから、いつも書いているように弱った電池をより早く痛めます。
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あなたが購入するのは MH-C9000です
単三・単四電池のみ使用して、4本の独立充放電で4本同時に急速充電をしたり、放電して電池容量を確認したりしてミニ四駆用の電池の管理をバッチリしたいと考えています。
しかしMH-C9000では7.2Vパック用の充電はできませんから、ラジコン用にもう一台充電器を買う必要があり、お金がたくさんかかります。
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あなたが購入するのは YZ-114SPです
一台でラジコン用と、ミニ四駆用に両方に使えて便利です。
YZ-114SP4ならLi-Feバッテリーにまで対応しましたので、これから主流になるLi-Feパックも使えます。
ニカド/ニッケル水素は1-14セル対応なので、最低は一本だけで充電・放電できこれなら電池を痛めることがありません。
しかし一本ずつの充電・放電なんてしていたら沢山の電池では時間がかかりすぎてやってられませんから、普通は2〜4本位は直列で充放電するでしょう。
そうすると直列では電池を痛める事がありますので、電池を早く劣化させてより多くの電池を買わなければならないなど、単三・単四電池を充放電するにはおサイフには優しくはありません。
また、単三・単四電池の管理をするのに、容量を計ったりして電池のパフォーマンスを調べるにも一本ずつ行う事になり、良い電池・悪い(弱った)電池を調べるのに途方も無い時間がかかります。
しかし、チャートでここに来ているという事は、そんな事どうでもいい!という方のはずです。
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お返事 2009/7/2
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投稿 7/6 |
早速のお返事ありがとうございます。ラジコン用も併せてと書きましたが現状はミニッツ位なので基本電池の管理になりますが、後々にバッテリーパック等を使った本格的なラジコンも始めようという計画もあり考えていたのです、そこでのご質問だったのですが、言葉足らずで申し訳なかったです、ただそんなつたない文章でも真摯に答えてくださってとても感謝しています。
本題ですが、電池管理の汎用性を考えた場合Maha Energy Corporation MH-C9000をとりあえず購入してみようと思います、7.2Vやリポバッテリーの使用は、まだ少しまだ少し先になりますので・・・、ありがとうございました。
brandy 様
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ソーラーパネルの「直列接続禁止」?
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ソーラーパネルについて質問させてください
あるパネルサイト上に『ソーラーパネルは基本的に直列接続せず定格を確認し並列で使用するもの』と記述があり、その詳細説明がありませんでした。何故なのか知りたいのですが書かれておらずここで質問させていただきたく思います。
なおそのサイトでは模型モータを動かす程度のパネルを使用しての実験でした。
くま 様
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お返事 |
他のサイト様に書かれている内容については、そのサイトの作者・管理者様に質問をしてください。
ここは他サイト様のサポートセンターではありません。
(電気・回路のほうでも書きましたよね?)
太陽電池パネルは「単独使用」「直列使用」「並列使用」「直並列使用」のどの使用方法でも構いません。
直列使用の場合は、1つでも影になるとその影になったパネルの発電能力が失われ、ただの電気抵抗になるのでユニット全体の発電能力は著しく低下します。
それを嫌って直列使用しない人は居るかもしれません。
「太陽光発電」等と称して売られている市販の大きな太陽電池ユニットでは多数の太陽電池を直並列接続にして、一部のパネルの能力が落ちてもユニット全体の発電能力には影響が出にくいように考慮されています。
子供の夏休みの工作レベルであれば、数枚程度の直列接続でも「(一部にでも)光が当たらないから発電しないんだね〜」で済ませられるので、直列接続をされても全然平気です。
そのサイトでなぜ直列接続がいけないのかの真意については私にはわかりかねますので、サイト作者・管理者の方に確かめて理由を確認してください。
あなた様の情報では「そう書いてある」というだけですが、もしかしたらそのサイトで紹介されている「使用方法のほう」、つまり太陽電池パネルの特性ではなく繋ぐ回路などのほうに何か深いワケがあってそういう注意書きをしているのかもしれません。模型モーターを回すだけと言われても、接続するパネルの枚数やそのパネルの能力なども関係しますし、モーターも直結なのか何か間に回路や素子を挟むのかなど、やはり色々と情報が不足しています。
そのサイトのURLも示さず「●●とサイトに書いてあった」という、そのサイトの情報を一部だけ切り取って伝えられるのは誤った情報伝達をされる最も嫌われる手法ですので、以後絶対にしないようにお願いします。
また、重ね重ねお願いしますが、ここは●●サイトのサポートセンターではありません。他で書かれていることに関してはそこの責任者の方にお尋ねください。
お返事 2009/6/30
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モーターの電流制限抵抗
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いつも質問の解答ありがとうございます。
モーターの件について、質問なのですが、ミニ4駆のモーター(電池2個で動く)を2こ並列にして、電池4本使って、回したいのですが、モーターの保護抵抗は何Ωくらいのものがいいでしょうか?
解答よろしくお願いします。
spark sheet 様
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お返事 |
このご質問には抵抗についてなどは回答できません。
なにしろ、モーターが何か、そのモーターの定格や実際に何に組み込まれて、その機器で使用する時に負荷がどれくらいで実電流は何A流れるのかなどが全く不明ですから、抵抗値を計算することができません。
ミニ四駆のモーターと言われましても、タミヤ純正でも何種類もあってそれぞれ消費電流も違います。
なによりモーターは空転させるだけの時と、何かを回したり動かしたりする時にかかる負荷で消費電流が大きく変りますから、そのへんの実物が手元にあるか自分で設計している機械でないと全く何もわからないのです。
それに、電池2個で動くモーター(3V仕様)をわざわざ電池4個直列の6Vから抵抗で電圧を下げて使用する意味がわかりません。
その接続だと抵抗でモーターで消費するのと同じ電力を消費させて熱に変えないといけないので、電池の持つパワーを半分捨てることになり、電池2本でモーターをそのまま回すのと同じ時間だけ動かして、電池を4本使ってしまう(うち2本ぶんの電気は捨てている)というとても無駄な繋ぎ方になるのですが。なぜそのような繋ぎ方をされるのかも全くわかりません。
電池4本(直列)と抵抗など考えずに、素直に電池2本で動かしてください。
または、モーターも直列にして電池4本の6Vで動かすようにしてください。
お返事 2009/6/30
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投稿 |
丁寧な解答ありがとうございます。
実は私が、間違えて、2直2並列の電池ボックスを作るところを、4本直列でつくってしまって、作り直すのが面倒だったので、なんとかこのままできないかと、考えたものでした。
でも、よく考えたら、電池2本分のパワーが無駄になるわけですから、すごくもったいないですね。
新しく、2直2並列の電池ボックスを作ることにします。
あ、それと、モーター2個直列も試してみたのですが、なぜか回りませんでした。
同じ仕様のモーターを使いましたが、なぜでしょうか?1個のモーターは、うまく回り、もう1個は壊れてないのに回りませんでした。
spark sheet 様
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お返事 |
電池ボックスを組み替えできるのでしたら、2直2並列に組み替えて、電池のパワーを余す事なく使えるようにしてください。
直列で片方のモーターが回らないのは、負荷が片方だけ重いなどバランスが悪いのではないですか?
直列で使用する場合は負荷も均一にかかるようにしなければなりません。
お返事 2009/7/1
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投稿 |
こ直列にしたモーターが片方しか回らないのは、モーターは発電機でもあるからです。
つまり、回っているモーターは、加えられているのとほぼ同じ電圧を発生しているのです。
そのため、回っていないモーターには、ほとんど電圧がかからないので回ることができないというわけです。
これは、フリップフロップのように働くので、2つのモーターに同じ負荷を与えても、どちらか一方しか回らないということです。
そして、回っている方の軸を押さえて止めれば、回っていない方が回り始めるということでもあります。
以上、NHK教育の高校物理からのうろ覚えの引用でした。
加藤 様
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お返事 |
うーん、「発電しているから」では説明がつかないのですが・・・。
2つのモーターを直列にした時に、マブチモーターのようなDC3相コイルモーターは「1回転中で6相の位相変化」があり、その相ごとに流れる電流の大小変化が直列に繋いだモーター同士で合わないとパワーが出ないという点と、回転数が落ちたモーターはインピーダンスが落ちるのでかかる電圧が落ち、更に回転数が落ちるダウンループに陥って回らなくなるというモーターの中身がコイルである事に起因するインピーダンス変化が要因として大きいと思うのですが。
時間がある時であれば実際に実験して各モーターの電圧やコイル効果がどうなっているのか説明する為のオシロスコープでの観測データなどを掲載しますが、今はそんなことをしていると他の方への回答が進まなくなりますのでモーターについてのご質問にはこれ以上はお答えできません。(それにここは電池についてのページですし)
遠い昔に作った工作物では、モーター2個直列でも回りましたので使用するモーターの固有特性なども影響すると思います。
もしこの話題について延長されたい方がいらっしゃいましたら、ご自分のブログ・HPなどで電流電圧の変化や、コイルによる各波形などのオシロスコープ写真などを組み合わせてわかりやすく実験結果を発表してください。
お返事 2009/7/4
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デジカメの外部電源
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お世話になります。
私は古いデジタル一眼を使っていまして、アメリカでしかもうバッテリーは売っていないため外部バッテリーを試みている者です。純正バッテリーは7.2V 2100mAhでセルは4/5Aというものです。最初はデジカメのACからコードを繋げ、直列にした電池ボックス+エネループ6本でどうだろうと思い試しましたが、満充電で1枚目はシャッターが切れますが、2枚目からはきれません。そこで色々調べ接触抵抗とかのようですね。そこでおすすめの電池ボックスはありますか?
長くて申し訳ありませんが、又ラジコンバッテリーでもいけるでしょうか?例えばラジコンのセルは単二に近いようですが、同容量でもエネループ等に比べラジコンのセルの方が有利なのでしょうか?もちろん条件は色々と違うでしょうが.....
まとまりのない文章申し訳ありません。宜しくお願い致します。
しの 様
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お返事 |
「デジカメのAC」というのが一体何なのかサッパリわかりませんが、それが外部電源端子(ACアダプター等を繋ぐ端子)だと仮定して話を進めます。
もし外部電源端子にバッテリーと同じ電圧を与えれば正常に動く機器では、7.2Vバッテリーの代わりに1.2V充電池を6本で7.2V(満充電時はもう少し上)の電圧を与えれば、デジ一くらいの消費電力なら余裕で駆動できるはずです。
元が2100mAhのバッテリーならeneloopでなら問題は出ないのではないでしょうか。
最初の1枚だけ撮れて、すぐに電圧不足になるようなことはありません。
もちろん、電池ボックスの金具や繋いだ配線程度の抵抗でそんなに動かなくなるような電圧ドロップが起きることもまず無いでしよう。(想像を絶する接続の悪さとか、とても電気の常識を超える何かをされていれば別ですが・・・)
電池で動く機器の多くは、外部電源端子には内蔵の電池・バッテリー電圧より高い電圧を与えないと動かない機器のほうが多いです。
これは外部電源端子からは機器内部で必要とする電圧より高い電圧を入力して、中に定電圧回路が入っていて機器内電圧に落とすしくみになっていて、外部の電源アダプター等の電圧変動などを吸収すると共に余裕の有る電源で駆動させる目的も兼ねています。
ですから、7.2V機器の場合は外部電源端子には10〜15V程度のACアダプターを接続するものが多く、この数Vの差が定電圧回路に必要なドロップ電圧ぶんを超えた余裕のある電圧が必要というわけです。
また、その機器自体が内蔵バッテリーの充電機能を有している場合、バッテリーに充電するにはバッテリー電圧より高い電源電圧が必要ですから、機器の外部電源入力電圧はバッテリー電圧より数Vは高くしておかないと充電できません。そのような機器では外部電源端子はやはりバッテリー電圧と同じではなく高くなっています。
もしそういう機器に内蔵バッテリーと同じ電圧を外部電源端子に与えても電圧不足で正常に動作はしません。
たとえば充電したてのeneloopの場合は一本で1.45V程度、6本直列で8.7Vくらいの電圧がありますから、外部電源に9Vほど必要な機器でなら最初の少しだけはなんとか動いて、電池電圧はすぐに下がって必要充分な電圧を下回ってしまうので機器は電池切れ(バッテリー切れマークを出す)と判断して動かなくなってしまうでしょう。
たいていの機器では外部入力端子の横に「xxV」という電圧表示がありますが、もし無い場合は機器の取り扱い説明書を読んで外部入力端子の電圧を確認し、必要な電圧を与えてください。
もし外部電源の指定電圧がわからない場合は、指定電圧より高い電圧を与えると機器を壊す危険がありますから、むやみに高い電圧などを与えないように注意してください。というか、わからない場合は外部にメーカー指定以外のアダプターやバッテリーは繋がないでください。
お返事 2009/6/30
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投稿 |
この度はありがとうございました。
一応ACアダプタにはoutput+7VDC/3.57Aと書いておりました。
お忙しいところ失礼しました。もう少し勉強してみます。
たびたびすいません。よく見たら電池ボックスのスプリングが外装の樹脂が溶け食い込んでおりました。多分これだと思います。本当にお騒がせしました。なるほど外部端子と内蔵バッテリーにつなぐ場合は単純に電圧をあわせればいいという訳ではないんですね。ありがとうございました。
しの 様
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投稿 |
いつも色々と参考にさせていただいております。
純正バッテリーと多分同じセルは4/5Aは、次ののページで販売されています。
http://www.batteryspace.jp/shopdetail/003010000008/brandname/
同じセルが手に入れられれば、外部電源とか考えなくても、済むと思いますが、実際に純正バッテリーに納める場合、スペース的に余裕があれば、同じセルを入れる事はできるのですが、余裕のない場合は、スポット溶接等を使用しないと、収まりにくいと思います。
kita 様
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お返事 |
ちょうど良い電池が売られていますね。
純正バッテリーパックを分解して中の電池だけ入れ替えられれば外見上はいちばんスマートにできますね。
元のバッテリーパックを開けて中身を入れ替えるのは「殻割り」と称してPC用バッテリーなどでよくされている改造ですので、加工方法などはネットで検索されて色々と情報を集めてみられると参考になるでしょう。
そのACアダプターが7V/3.57Aでしたら、カメラの中には定電圧回路は入っていなくてほぼバッテリーと並列(プセグ切替)になっているだけの構造のようですね。
それでしたら7.2Vの電池パックを作って繋ぐだけで何も問題無く動くはずですが・・・。
お調べになられたように、電池ボックス・電池ホルダーには作りが簡素でそのぶん接触抵抗が大きく大電流用途には使用できない物があります。
ACアダプターが3.57Aなんて大きな電流用になっているという事は、そのカメラは撮影時(メモリー書き込み時?)に思った以上の大電流を消費するのでしょうか。
バッテリーが2100mAhということで1C以上の放電能力を必要としているようですね。
もしそれに対して写真の左側・中央のようなプラ製で、接点が細いバネになっている電池ボックス・電池ホルダーではプラス金具もマイナスバネも、そしてなにより金具・バネを本体に止めている「ハトメ」と金具類との間の圧着が弱く非常に接触抵抗が高い低品質な電池ボックスとなっています。
また端子型の場合、ハンダづけが下手だと熱でボックスのプラスチックが溶けて端子がゆるくなったり外れてしまうという欠点もあります。
これらの安価な電池ボックスで少し大きな電流を流したい場合は「ニッケル水素充電池 単セル放電器の製作」で公開していますような改造が必要です。
こういうプラ製の電池ボックスは、「電池で豆電球をつけよう!」みたいな電気工作用で電流は数十mA〜数百mA程度まで、また接触抵抗による負担については全く気にしない!という用途向けです。
大電流用では放電器Type-Gで使用している写真右のKEYSTONE社製の電池ホルダーのような大電流用途のものを使うという手もあります。
居酒屋ガレージ店主様にご紹介頂いたBULGIN社の電池ホルダー (BOX0035)のような電池ホルダーも良いですね。
もし今回のACアダプターのように外部入力端子が7Vで良いのでしたら、ラジコン用の7.2Vバッテリーパックを使うのも確かに手ではあります。
バッテリーパックなら中のバッテリーはスポット溶接で接続されていてロスがほとんどありませんし、電池の容量も大きく、また電池の内部抵抗も単三型よりは小さいので大電流を要する機器の電源には適しています。
ただバッテリーと充電器などを買い揃えるとそれなりに予算がかかるので手放しではお勧めできません。
お返事 2009/7/1
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投稿 |
その後結果報告です。気の迷い様で教えて頂いたキーストンの電池ボックスでうまくいきました!やはり接触不良だったようです。しかし固くてたわみますね。それでも「しっかり押さえてるぜ」という感じでいい感じです。ありがとうございました。只今何枚撮れるかテスト中です。
kita 様 情報ありがとうございます。実はセル交換はやっておりまして、なぜ取り回しの悪い外部電源かと申しますとエネル−プはどこでも売ってますし電池としても優れていると思ったからです。それとストロボもエネループで駆動させておりますので共有できるメリットもあるので...。本当は内蔵バッテリーにリポバッテリーを詰め込みたいのですが、まだ自分には技術的には無理です。(笑)話はかわりますがこの純正バッテリーはメーカーで買うとなんと悪代官価格30,000円です。互換品は4000円(爆)
皆様ありがとうございました。
しの 様
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お返事 |
キーストン製の電池ホルダーは、ラジコン用充電器で単三を直列充電する際などによく用いられていて、あの金具の固さから好まれています。
ただ1つ、電池の脇を挟み込む金具が金属剥き出しのため、電池の出し入れの際に電池の被覆を傷つけて破ってしまうことがあります。
普段はプラスにもマイナスにも接続されていないのでショートはしないと思いますが、本体金具をプラスかマイナスに繋がるような使い方(固定方法?)をされている場合は注意してください。ちょっとラジオペンチで緩めてやってビニールテープを貼っておくほうが良いかもしれません。
前後の電極部も、長く使っていると徐々に伸ばされた形に「慣れて」きますので、挟み込みが緩くなったと感じたらペンチでぎゅっと締めてやることをお勧めします。
長年使っているとそういう風にゆがみが出てきますが、元が金属剥き出しだけにペンチで少し曲げてやるだけで元に戻るのは便利です(^^;
お返事 2009/7/4
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ipod nanoに充電する電池式USBアダプタの作り方?
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こんにちは。
私は、ipod nanoをよく使っていて、外出中などでも、ニッケル水素電池などで、充電ができると便利なのですが、どうしても市販されているものは、割高でなので、自作してみるというのも考えているのですが、どのようにやればよろしいでしょうか?
ipodは、そもそも、USBの4本あるコードの内、どれを充電に使っているのかさえ、分かればおそらく大丈夫だと思いますが、どうでしょうか?
spark sheet 様
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お返事 |
まずはじめに、ipodは「どれを充電に使っているのさえわかれば」という単純な接続では充電できません。
私はipodを一台も持っていないので実証実験は行えませんが、他の方の情報によると「USB端子で電源を与える」以外に「USB通信端子(+/-)に一定の電圧(直接電源電圧では無い、1/2Vcc程度)を与えないと接続を認識せず、充電は開始されない」という事だそうです。
DATA+とDATA-信号に1/2Vccを与えればいいそうなので、適当に抵抗で分圧して各信号線に1/2Vccを与えれば認識するらしいです。もちろんこの際にDATA+とDATA-を直接繋いでしまうような事は絶対にしないでください。USB DATAラインは双方向の通信線ですから、最悪の場合ipodを壊します。
乾電池で携帯電話などを充電できるUSB端子出力型の緊急充電器などは多数販売されていますが、単に電源ピンに電圧を出力しているだけの機器がほとんどで、ipodやiPhone等のApple製品には充電できない物が多いですね。「Apple製品対応!」と謡っている商品もありますが、たかが10〜20円程度の部品が多いだけでほかの充電器より数百円も高かったり。
Apple製品非対応充電器も中を改造すればApple製品にも充電できるようになるのですが、分解や改造に長けた人でないとミスをして充電器やipodを壊してしまう可能性も高いです。
その問題についての解説と、対応する「単三電池式ipod nano対応充電器の製作」記事が電波新聞社刊『電子工作マガジンNo.2』の52ページからの丹治佐一.先生の「モバイル機器の緊急電源や充電が可能に、USBチャージャー」という記事で詳しく説明されています。製作予算は約2500円です。
電子工作マガジンNo.2は大手電子パーツショップでも売られていますし、お近くの書店で店員さんに言って取り寄せすることも可能です。(Web通販もあります)
まさに「ipod nanoにUSBで電源を繋ぐだけでは充電できなかった!、それは・・・」という記事なので、spark sheet様の欲しい情報がまんま載っていますよ。
お返事 2009/6/26
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投稿 |
解答ありがとうございました。
簡単にできると思っていたのですが、結構難しいそうなので、自作というリスクには手を出さずに、ipodに対応したサードパーティのやつを買おうと思います。値段も2500円程度なので、自作と変わりませんね(笑)
spark sheet 様
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お返事 |
形や大きさに拘らないなら自作してみるのも面白いかもしれませんが、値段があまり変らないなら市販品のほうがよりスマートでよいでしょうね。
本当に形にこだわらすに、電池ボックス剥き出しとか基板がゴロッ…でいいのなら1000円以内ですが・・・(ショートしたり、いつ壊れてもいいのであれば…)
市販品の値段には回路も小さく作られていて、良いケースに組み込まれているという点が大きなウェイトを占めています。
お返事 2009/6/27
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OLIGHT T25 Regularで使用する電池
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自転車用にOLIGHT T25 Regularを買ったのですが、電池選びで悩んでおります。夜間ツーリングの連続点灯で電池を使い切る使い方なのですが、この場合エネループよりも2700mAhクラスの方が高輝度(90か190ルーメン)でのランタイムを伸ばせるのでしょうか?
放電特性を見ていると1.2Vを下回るタイミングでは両者にあまり差がない様に思えます。すると輝度が落ちた時点で電池交換するような使い方ではランタイムはそう変わらない気がします。
そうであれば扱いやすいエネループの方がいいかとも思えます。何かお勧めの電池がありましたら教えてください。
ひろびん 様
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お返事 |
OLIGHT T25 Regularの内蔵DC/DCコンバータの性質にもよると思いますが(私は持っていないので断定はできません)、2700mAhのほうが長時間明るさを維持できます。
1.2Vを切る時間で両者を比較されていますが、たとえばOLIGHT T25 Regularが1.2Vで点灯しなくなるのであればそう言えますが(かなり性能の悪いライトですね)、多分もっと電圧が下がるまで目に見えて暗くはならないと思いますよ。
選択するポイントとして、夜間ツーリングを毎日するか、一ヶ月以上間をあけてするにしても走る前の日に充電するのであれば容量の大きな電池のほうが有利です。
一度ツーリングをして翌日にでも電池を充電し、次に一ヶ月以上使わずに放置して、さらに充電せずにツーリングに持ってゆくようなズボラな使い方をするならeneloopをはじめ自己放電が少ないタイプの電池が良いでしょう。
容量による使用できる時間は確実に少ない電池ですが、一ヶ月程度であれば従来型の充電池のように自己放電を気にせずに使える利点を選択するというわけです。
基本的にeneloopのような電池は「電池の管理ができない人向け」なので、ご自分がどういった意識で電池を使うのかを判断して電池を選ばれると良いでしょう。
お返事 2009/6/26
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投稿 |
早速のお返事ありがとうございます。
このライトは5段階の輝度調整が付いておりまして、電池の残量が不足すると1段階ずつ光量が落ちて行く仕様になっています。エネループの場合、最大光量を1時間10分ほど維持した後に5分間隔で光量が下のレベルに落ちて行くという感じです。この最大光量が維持できなくなった時点で電池交換の予定です。
負荷は覚えていませんが、エネループが1時間10分で1.2Vを割り込んでいるデータを見かけたもので、その辺りが交換時期になるのかなと考えていました。すると高容量タイプが後半で粘りを見せても意味がないのではないかと…
しかしこのライトには定電圧回路が組み込まれているようなので、電池の電圧が低下しても頑張って最大光量を維持してくれるのかもしれませんね。
毎週末にツーリングする予定ですので、大容量タイプを前日に充電して持って行こうと思います。しかし、急に必要な時もありそうですから予備にエネループもあった方が安心ですね。。
2chの「懐中電灯・汎用ライトを自転車前照灯に」スレのまとめでは「ロングツーリングはAA2750の一択」という説があります。しかしこちらのテストではちょっと怪しげですね。サンヨーもあれですし、、大容量タイプの現時点でのおすすめはありませんでしょうか?
ひろびん 様
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お返事 |
電池の残量が減ると、自動的にモードを落とす機能が「機能として」ライトに付いているのは珍しいですね。
それならある程度電池が減ったらカクッと暗くなるので見ていてはっきりわかりますね。
ただ、それでもどれくらいに電圧が下がったら一段落としてくれるのかは測定してみないとわからないので、1.2Vという風な電圧を数字では言えませんが、その判定電圧によってはeneloopのほうがその時点に達するのが遅いのか速いのか、これは実際にライトで時間を計ってみないとやっぱりわかりません。
あくまで「かなり暗くなって(モードを落として)、あまり遠くを照らせない程度の明るさ」になるまでの時間であれば、容量が多い電池のほうが有利であろうというくらいですね。
仰られるように「なるべくモードにあわせた明るさを保つようにする」回路搭載のようですから、アルカリ電池などを使用した際でもあまり弱くならないように、かなり電圧が下がる時まではモードを保つように設計されていて、電力値換算でそのモードを保つには無理と判断したところで一段落として消費電流を少なくし、見た目の電池電圧を上げて(負荷が軽くなっただけで、電池が回復する意味ではありません)少しでもDC/DCコンバータの効率の良いあたりで昇圧を続けるように意図されているのでしょうね。
もし本当にそういう回路であれば、最後に最も暗いモードになる時にはアルカリ乾電池であればいいですが、ニッケル水素充電池では過放電してしまっていてあまり電池に良くない状況を続けていることになるでしょうから、早い目に電池交換をしてやるのが電池にとっては良い方法です。
最近は自己放電の少ないタイプの電池が各社から発売されていて、テスト用にそれらを中心に購入していますので2500mAh以上の電池は全く買っていません。
残念ながら大容量電池でお勧めと言われましても、自分でテストしていないので海外製も含めて今はどれが良いかという情報を持ち合わせていません。
以前記事に載せたAA2750も毎日の使用で普通に劣化して、かなり前に寿命がきて現役を引退しています。
改良された?三洋2700も今年に入ったあたりからNC-M57で充電されなくなってきましたので、現在は常用から外して時々テストに使う程度です。(NC-M57で充電できなくても、QEC-F20なら全然問題無く充電できるのですが…)
普通に使っている限り、充電池は使えば使うだけ寿命に近づいて性能が落ちてゆくものですから、わずか数回で壊れるような不良品で無いがきりはそれなりに使って、それなりにヘタってきたかな?と思えば買い換えるようにして、あまり細かく気を使って使うようなものでは無いと思いますよ。
前に別のところでも書いていますが、ヘタってきて大電流用途ではすぐに電圧も下がり容量も足りないようになった電池でも、小電流用途ではそこそこ使えたりもしますから、自転車用なら砲弾LEDを使った点滅式の白色フロントライト等も安全のためにとりつけて、そちらには古くなった電池を「お下がり」させるという風な使い方をして、より長期間電池を使い倒すということもできますので、何かそういうすぐには捨てない使い道を考えて使ってやるのも電池に優しくおサイフにも優しい使い方になると思います。
お返事 2009/6/27
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アモルファス太陽電池は電気抵抗?
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シリコンハウスで、売っていたアモルファス太陽電池[R指]/ SC1025IDS (-) で、2個直列に使用と思うんですが、太陽電池は電池につなぐと、抵抗と同じように、電気抵抗になってしまうと聞いたので質問しました。
3.14 様
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お返事 |
どんな電池でも、電気的には電気抵抗になります。
電池の中には発電する機能と、電気を流しにくくする電気抵抗の両方の性質が入っているため、電気抵抗0の電池はありません。
従って、電池を2個以上直列にした場合は電池の中の電気抵抗成分が「悪さ」をすることがあります。
「SC1025IDSを2個直列で」何にお使いになるのかは書かれていませんが、短絡電流が6.5μAしか取れないとてもとても弱い太陽電池ですから、液晶電卓のようにごく微量の電気で動く物専用の太陽電池です。(普通のモーターを回したり、充電池を充電するような使い道には使えません)
マイクロアンペア級の微弱電流しか流さない場合には電池の内部抵抗の影響もごくわずかですから、このパネルに適した用途で使用する限りはアモルファス太陽電池の内部抵抗はほとんど無視しても良い程度のものと考えられます。
用途のご指定やお話しが無いのでこれ以上は説明できません。お許しください。
お返事 2009/6/24
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サイバーショットの単四電池のかわりに使える電池は?
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SONYの充電池 BC-CS2Bを持っております。サイバーショットについていたのですが、電池(NH-AAA-2DA)がお釈迦になってしまいました。代わりの電池を探しているのですが、この充電池で充電が可能なものでお勧めはありますでしょうか?
ゆうゆう 様
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お返事 |
単四ニッケル水素充電池ならなんでもいいと思います。
NH-AAA-2DAは一度も所有したことがないので、何か特殊な特性の電池かどうかなど全く詳細不明ですので(メーカーも廃品種一覧に載せているだけ)、メーカーが何か特殊用途の電池・またはその充電器がNH-AAA-2DA以外は充電できないとカメラまたはその電池の説明書に書いていない限り、容量も似通っている一般的な単四ニッケル水素充電池で良いのではないでしょうか。
800mAhのようですから、市販の800mAh前後のニッケル水素充電池であれば充電器も対応しているでしょう。
元がサイバーショットについていた物ですから、SONY製の単四ニッケル水素充電池が同じメーカー品ということで最も安心できるのではないですか。
心配であれば、ソニーのサービス窓口にお問い合わせください。
廃品種になった電池のかわりのSONY製電池を教えてくれますよ。また、その電池をBC-CS2Bで充電できるのか、してもいいのかについても詳しく教えてくれるでしょう。
お返事 2009/6/21
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YUASAのニッケル水素電池
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YUASAのニッケル水素電池(ロワループ)
http://item.rakuten.co.jp/rowajapan/10001470/
を検証される予定はありますか?
どの検証も結局エネループのパクリ、二番煎じと言った感じの結果に落ち着いてしまっていますがこれには少し期待しています
まあエボルタにも期待していたわけですがw
あと私はラジコンで使用するのですが一本あたりの重量も記載していただくとありがたいです、何本も使用するのでけっこう差がでます
アレス 様
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お返事 |
えーと、今のところ購入していません。近所で売っていないので・・・・
GS-YUASA製の自己放電抑止タイプ電池「eNiTIME」なら買ってあるのですが。
今電池テスト用の放電器を分解メンテナンスしていますので、再度組み立てるまでは単三電池の放電テストは当分は行う予定はありません。
それとよく新タイプ電池を「エネループの真似」という感じの事を仰る方がいらっしゃいますが、エネループ発売前から電池業界では自己放電の少ない電池の素材・構造開発を各社で行っていて、「たまたま」エネループの発売がいちばん早かっただけで他社は「エネループの真似をした」わけではありません。
エネループのTVコマーシャルあたりで初めて充電できる乾電池型電池のことを知った人の中には充電式電池を全て「××ループ」と呼ぶようなたいへん嘆かわしい状況もあり、世間の人々の電池に対しての認識の低さが悲しいですね。
お返事 2009/6/20
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MHR-R7344はNC-MR58と同じですか?
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初めまして。
最近こちらのページを知り、知識習得に役立たせて頂いております。
早速質問なのですが、三菱電機ホーム電器株式会社製の「MHR-R7344SET(単3型Ni-MH充電池4本付)」はエネループのN-MR58TGSと充電器の性能が同等なのかが知りたく、投稿させて頂きました。
説明書には、
リフレッシュ機能
充電完了を1個ずつ通知
満充電キープ機能付
海外使用対応(AC100V〜240V)
と書いてあり、ほぼ同じものと思えるのですが・・・
説明書にある仕様には
入力:AC100V〜240V 12-17VA 50-60Hz
出力:単3型 565mA(*4)
単3型(QUICK) 1275mA(*2)
単4型 310mA(*2)
と書いてあります。
メーカーのHPへ行っても製品ページが見つからない(!?)と言う怪しさなので(笑)
もし宜しければわかる範囲だけでも教えて頂ければと思います。
お忙しい所お手数ではございますが、よろしくお願い致します。
主な使用用途はミニ四駆(笑)で、Ni-CD充電池(700〜1000mA)の充電に使用しようと考えております。
ちなみに購入はエックス外神田店さんで1980円と言う破格値でした(笑)
ゆきひさ 様
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お返事 |
MHR-R7344(単品)やMHR-R7344SET(電池セット)は三菱電機ホームページに載ってるこれですね。
「MHR-R7344は三洋の充電器と同じ?」というご質問と回答は、ちょうど1年前(と2日前)にこちらに掲載があります。
ちなみに、他社向け生産品(OEM品)では「電池チェッカー機能が無い」など自社(三洋)製品とは差別化が計られていますので、「三洋のNC-MR58と同じですか?」というご質問には「中身が違います」とお答えしなければなりません。厳密には「同じ物を安く買えた」という事ではありません。機能的には別製品です。
今のエネループセットなどに付いているNC-MR58(公式には2700mAh電池対応機種)では無く、1つ前の機種のNC-MR57(公式には2500mAh電池対応機種)とほぼ同等の内容だとお考え頂くのが妥当だと思います。旧型機種ですが、充電する機能に関してはMR58と変りはありません。(細かなプログラム・判定面では新型のほうが改善されている可能性はあります)
1世代前の充電器ですが、ミニ四駆用にニカド電池を充電するには何も問題はありませんので、安く買えてよかったと思いますよ。
お返事 2009/6/19
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投稿 |
素早いレスポンスと丁寧な解説ありがとうございます。
また、過去記事の見落としの為お手数をお掛けしてしまい申し訳ありませんでした。
ニカド電池の充電程度なら問題なさそうとの事で、安心しました。
一応新型エネループを充電する際はちゃんと三洋製品を使ってやることにします(笑)
ゆきひさ 様
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お返事 |
メーカーにしか分からない程度の違いはプログラムされいていたり、ハードウェア上で部品が違ったりはするでしょうが、告知されている対応電池・容量のものであればほぼ問題無く充電できるはずですから、安く買ってうまく使えば良いですね。
あとは・・・ぜひ念願のMH-C9000を買って試してみてください!(^^;
お返事 2009/6/20
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エネループの「満充電係数」「充放電損失係数」は?
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はじめ投稿させて頂きます。
初心者なのでポイントがずれた質問で申し訳ございませんがご質問がございます。
今、遊びで太陽光発電でエネループの充電を考えております。
ソーラーパネルの選定にて参考しているHP(家用ソーラーシステムですが)で、バッテリーの満充電係数や充放電損失係数等の言葉が記載されています。
システムが大きいの鉛蓄電池などの係数と思いますが、エネループ等の充電池にも当てはまる係数はございますか?
メーカーに問い合わせましたところ、そのような係数はなく、充電方法のみしか教えていただけませんでした。
見当違いなご質問かもしれませんがよろしくお願いします。
fatman45 様
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お返事 |
ニッケル水素充電池にも「満充電係数」「充放電損失係数」に相当する性能値は存在します。
ただし、「満充電係数」は充電方法・充電電流による異なる数値ですから単純に何%ですという言い方はしませんので、通常は「満充電係数」という形では数値を出しません。逆に電池固有ではなく、充電方法の技術的な計算式などのほうに由来する数値なので電池ごとには書いたり表したりしないのが普通です。
「太陽電池で充電」と言われましても充電回路・方式は様々ですから、そのお使いになる充電回路の設計時に電子回路の理論とニッケル水素充電池の特性を熟知した方がご自分で算出する必要があります。
「充放電損失係数」につきましても、ニッケル水素充電池は充電してすぐに使う場合と、ある程度放置した場合では自己放電で容量が変る電池ですから、単一の「充放電損失係数」という数値があるわけではありません。
仮に「毎日フル充電して、毎日それを使い切る用途」で太陽光充電するのであれば、ほぼ95〜99%程度の数値を見込んでおけばよいのではないでしょうか。
但しニッケル水素充電池の場合はこの数値を充電時に計算式に掛けて充電時間を増すなどという事は絶対にしないでください。「充電したけど消えてなくなるぶんを最初から多く充電しちゃえ!」なんてやっても、電池に溜まる容量は決まったサイズしかありませんから、それ以上詰め込もうとしても過充電になって電池にダメージを与えるだけです。
そして最後に重要な点ですが、eneloopなどは単純な太陽光発電パネルと繋いでの常時(日々連続での)充電には適合しない電池です。
急速充電、またはある程度の高速充電でピーク検出などで満充電を検出して充電を止めて、それ以上は過充電させない充電方法であれば設計値通りの性能を発揮しますが、そのようなニッケル水素充電池にあった充電方法以外で、特にニッケル水素充電池用では全く無い太陽電池パネルとの直結方式などで毎日太陽に当てていると、日常的な過充電で短期間に電池を劣化させてたいへん寿命が短くなってしまうでしょう。
一部メーカーの品ではコンパクトな太陽光充電器と単三型ニッケル水素充電池のセットも売られていますが、それらには「過充電に強い、常時充電用特殊電池」が採用されていて、普通の市販のニッケル水素充電池では電池を痛めるという注意書きもされています。
鉛電池を太陽光パネルで充電するしくみについて解説されているHPなどを参考にされているそうですが、ニッケル水素充電池は鉛電池とは特性・充電方法が全く違う電池ですから、そういった情報ページはあまり参考にならないと思います。
太陽光パネルでのニッケル水素充電池の日常的な充電では、光の強さによって刻々と変る電源状態でも安定してニッケル水素充電池に充電電流を流す安定化回路や、ニッケル水素充電池が過充電にならないようなコンピュータシステムによる電池管理・保護装置でも開発して繋がない限り、「充電はできるがいつ電池を壊してもいい充電器」でしか無いことはよく記憶しておいて製作・使用してください。
「せっかくのニッケル水素充電池を満充電させない程度の電圧に定電圧制御する」という考え方もあり、その場合はたとえばeneloopだとmin.1900mAhの容量がありますが、これを1000〜1500mAh程度しか使わないと割り切って充電制御する方法でも充電回路を設計できますね。
ただ、完全に満充電にならない程度の少し低い目の電圧でも、毎日太陽が出ている間の時間は電圧をかけっぱなしにするという方法でニッケル水素充電池が劣化しないかどうかは私のほうでは実験したことがありませんので結果は不明です。
一般的に「トリクル充電」という非常に少ない電流を常に流して、毎日ずっと充電をする方法で常に電池を満充電に保つ方法がありますが、ニッケル水素充電池の場合はそういう常に電圧・電流を与える方式では短期化に劣化してだめになったというレポートはいくつも見ています。もちろんメーカーもそういう充電方式は不適切だと示しています。
もし仮にニッケル水素充電池が太陽光パネルで毎日過充電しても壊れないのであれば、三洋電機純正の「eneloop用太陽電池充電器」は中にLi-ion充電池を内蔵していて、一旦そこに太陽光発電した電気を溜めておいて、eneloopにはそこから急速充電回路を通してちゃんと充電チェックをしながら充電するという風な面倒な方式は取らなくても良いはずです。
太陽光パネルと、eneloopが8本くらい入る電池ボックスで同時に8本ほど載せて日に当てておけば、常に4本×2セットは充電できている!という風な装置のほうがイザという時に役に立ちそうですよね。・・・でも技術的にそういう充電器ではありません。
ちょっと難しい事を書きましたが、要は「ニッケル水素充電池は太陽光発電などで日常的に充電する用途には不適切な電池なので、そういう使い方はしてはダメ」という事です。
もちろん、専用の充電システムを開発してニッケル水素充電池にダメージを与えない発明をするか、あくまで遊びなので1年持たずにeneloopが壊れてもいいよ!太陽電池で充電できたらそれで満足な結果だから!、という風に割り切って使われるのであれば、技術的な問題は無視して頂いて構いません。
お返事 2009/6/19
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投稿 6/19 |
ご回答、有り難うございました。
丁寧な説明を頂きましてモヤモヤしていた事が理解出来ました。
今後も貴HPを参考にさせて頂き何か工作にトライしたいと考えます。
有り難うございました。
fatman45 様
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TrustFireの新型TR-001?
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TrustFireの充電器に新型が出ました?
TrustFire Multifunctional Charger TR-001
http://www.kaidomain.com/ProductDetails.aspx?ProductId=2727
基板の写真があり、SONIX SN8P2711が売りなようです。
http://www.kaidomain.com/UploadFiles/633565711372783750.jpg
この回路見てどう思われますか?
kaidoホル 様
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お返事 |
TrustFire TR-001の後継機でしょうか。(というか、型番はTR-001のままですね…)
写真を見る限りはTR-001のようなアナログ回路による定電流・定電圧制御の充電回路ではなく、UltraFire WF-139(旧型)のように定電圧(後半は能力不足で電流は下がる?)充電回路で充電の終了判定はマイコンで判断しているように見えます。
SN8P2711といえば「ダイナパワー パーフェクトチャージャー」でも使用されていたマイクロコントローラーですから、新TR-001もそれなりにプログラム制御されているのでしよう。
ただ、kaiの基板写真は不鮮明で、見える限りのパターンを追うだけでは「ちゃんと回路設計してるのかな?」という点が見られますので、実物を見て表裏をちゃんと確認するまでは安心できる充電器という判断は下せません。
元はマイコン制御されていたUltraFire WF-139がアナログCC/CV制御に変って充電時間が非常に長くかかるようになり、逆にアナログCC/CV制御だったTR-001がマイコン制御に変ったというのは何か皮肉なものがありますね。
実際に充電電流がどれくらいに設定されていて、充電時間が早いのかどうかは購入して分解してみないとわかりませんが、よほど低電流な設計でなければ以前のTR-001と比べれば月とスッポン(死語)くらいの差はあるのではないでしょうか。
1つ買って試してみたいですが・・・・Kaiのことですから、購入したら旧型のTR-001が届く!という可能性も捨てきれませんので怖くて注文できません(笑)
なにしろKaiですから、前の壊れたバッテリーが届いた件についての苦情にもいまだに何の返事も反応もありません。これがいつものKaiのユーザーサポート体制ですから・・・
お返事 2009/6/16
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ニッケル水素電池の外装チューブ
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充電池が好きで、気の迷いさんは、大変参考になっています。
ニッケル水素電池の外装チューブについてお聞きします。
長年(8年?)何回も使用していますと、外装チューブがはがれたり、傷付いて、本体が見えてきたりします。
メーカーの意見も参考にしながら、私は安全の為、大きくはがれたものは、使用しないようにしました。
でも少しの傷であれば、自己責任で使用したいです(´・ω・`)
本体の横が、はがれていたら使用しません。
2本セットする機器で、ショートが怖いからです。
試すと、マイナス端子近く、本体横の方でも、
電気が通ったので驚きました。知りませんでした。
平たい、マイナス端子まわりが、はがれている程度のものは、使用していきたいですが、端子の淵周りで、本体の横が少し見えたりするものもあります。
*どの程度はがれたら使用を止めますか。
*絶縁テープは使用しない方がいいのですか。
*外装チューブは、どのような役目がありますか。
*経年劣化で、充電池本体の体積は、変形し、外装チューブがはがれやすくなるのですか。
時計など、1本で使用する場合は、横の外装チューブが、一部はがれていても、ショートする心配が無い為、使用できますか。
*違う質問です。
ニッケル水素電池を1年以上、又は念のため1年毎に充電して、長期間保存する場合(リモコン等それに近い使用も含む)は、電池の容量を満タンにするか、半分にするか、どちらが劣化が少なく、電池に優しいですか。
長くなり、すみませんが、よろしくお願いします。
紙風船スペシャル 様
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お返事 |
外装チューブが破れて、電池の金属ボディが見えているものは使用しないでください。
小さなキズや破れであれば、セロハンテープやビニルテープ等で傷を塞いで使用しても大丈夫ですが、テープが機器の電池ボックス内でこすれて剥がれてしまったりした場合、せっかく貼ったテープの意味が無くなりショートや破裂の危険性がありますから、一応は応急手当程度にテープは使用できますが機器や使用状況によってはダメな場合もあります。
筒型の乾電池の形をしたニッケル水素充電池・アルカリ乾電池・マンガン乾電池は基本的にはこのような構造になっています。
ニッケル水素充電池はボディの金属缶自体がマイナス端子になっています。ですからフィルムが剥がれるとそこはマイナス極です。
アルカリ乾電池は逆で、ボディの金属缶自体はプラス端子です。破れるとプラス極が剥き出しになります。
マンガン乾電池は特殊で、中の電池の電極とは絶縁された鉄製のケースを被せてありますのでこれが剥がれることも無いですし、基本的には鉄ケースはプラスにもマイナスにも繋がっていませんからどこともショートはしません。
もしフィルムの破れた電池を使用すると、機器の電池ボックス内部に電気配線が通っていたり、金属製の金具が電池の横まであるタイプなどではフィルムの破れ目とそれら通電状態の部分が接触してショートする危険性があります。
「電池を一本しか使用しないから」というだけでは安心できません。電池ボックス内に針金のような配線が通っている機器も多く、それと接触すると電池一本でもショートする場合があります。
またフィルムの破れた電池同士を2本以上並べると、電池同士が破れ目でショートしてたいへん危険なことになるかもしれません。
使用する機器の中で破れ目の部分が何かと電気的に全く接触しない構造でしたら破れたままの電池を入れても何も事故が起きませんが、それでも破れた電池を使用するのはいつどこで何に接触するかわかりませんので極力避けましょう。
ニッケル水素充電池・アルカリ/マンガン乾電池では経年劣化で電池が太ってフィルムが破れることはほとんどありません。
過電流を流して(またはショートさせて)異常発熱して膨張するなど、正しく無い使い方をした場合は変形することがあります。
変形した電池は中身に異常をきたしている可能性が高いですから、すぐに使用をやめて廃棄しましょう。
電池の保管時に充電しておいたほうがいいかどうかについては、「秋月充電器、MW1268の中身は・・・」のページに「●電池の保管方法(管理方法)」として掲載していますのでご覧ください。
お返事 2009/6/5
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投稿 |
ご回答、ありがとうございました。
これから充電池は、丁寧に使いたいと思います。
>経年劣化で電池が太ってフィルムが破れることはほとんどありません。
良かった(´∀`;)
また何かありましたら、質問したいと思います。
マンガン電池が、今までより好きになりました。
紙風船スペシャル 様
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お返事 |
今回ご質問の範囲外で、経年劣化で本体が膨張して大変な事になる電池というものがあるのですが、質問の電池とは違うために除外しています。
面白い電池なので記事化予定ですが、もう半年くらい遅れています。
お返事 2009/6/10
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電動工具のサーマルプロテクター
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電動工具のサーマルプロテクター
困ったときはいつも拝見させていただいてます。
非常に助かってます。
電動工具のバッテリーパックの中に入っているサーマルプロテクターが入手困難です。
メーカー「ウチヤ」「クリクソン」などですが
同等品で小売しているか、又は代用が利くものって有りますでしょうか。
isamu 様
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お返事 |
ほとんど小売りされていない部品ですね。
もしバッテリーの中のサーマルプロテクターが壊れたのであれば、工具のメーカーに修理に出したほうが早いと思います。
たとえば、サーモスタット素子とPOWER MOS-FETを組み合わせた「高温カット回路」などを組み入れることも考えられますが、工具のバッテリーの中のサーマルプロテクタが何度で働くのか情報がありませんし、またどれくらいの電流量に対応したFETを使用すればいいのかも工具の種類などによって違いますから簡単には回路図を出して「はい、これで」とはゆきません。
またサーマルプロテクタは「大きな電流が流せるサーモスタット」なだけの単純なスイッチですが、それゆえに極性が無くて工具を使う「放電」の時も、バッテリーを充電する「充電」の時にも両方で働きます。FETを使った回路では片方向になってしまいます。
具体的に工具の機種やバッテリーの仕様・設計意図がわからない限り、メーカーがどの意図でとりつけているのかさえわからないので電子回路などで置き換えるにしても簡単にはゆきません。
「単純なスイッチ」とは書きましたが、サーマルプロテクタには「温度」以外に「電流」でのカット機能が付いた高機能な物もあり、仕様は様々です。
たとえばここの会社の取り扱いサーモスタット製品だけでもこんなに種類があり、これらは「サーマルプロテクタ」という検索キーワードではヒットしません。
サーモプロテクタはあくまでサーモスタットという機能を利用した製品のごく一部の呼び名ですから、探す範囲を広げて同定格の使用できる部品がどこかに売られていないか探してみて、無ければメーカー修理に出してください。
(サーモスタットで検索すると、電子部品店で山ほど出てきます)
お返事 2009/5/30
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デジトラ(2SC3402)はデジトラでは無い?
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少し古い記事のことで申し訳ありません。
Panasonicの急速充電器のBQ-390の個別充電表示化改造の件について質問したいのですが、改造に使うパーツである、デジトラ(2SC3402)をマルツで探していたところ、同じ型番のものが、トランジスタという名前で売られていました。
恐らくそれでいいと思いますが、デジトラはしっかりとデジタルトランジスタという名前で売られていたので、ちょっとこれで大丈夫なのか不安になったので、質問させていただきます。
ちなみに、デジタルトランジスタと書かれている商品すべてを確認しましたが、型番が2SC3402のものは存在しませんでしたので、たぶんトランジスタと書かれていても大丈夫だと思いますが、どうでしょうか?
spark sheet 様
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お返事 |
マルツの掲載が間違っています。
「デジタルトランジスタ(デジトラ)」とは、デジタル回路に直接繋いで使用できる、「バイアス抵抗内蔵型」のトランジスタの種類名です。
開発元のROHM社のDATxxxやDTCxxxシリーズ、東芝のRNxxxシリーズなどが有名です。
2SC3402などのSANYO社の製品は、データシートをご覧いただければわかると思いますがバイアス抵抗を内蔵していて、明確に NPN Epitaxial Planar Silicon Transister (with Bias Resistance) と表記されています。
しかし「(with Bias Resistance)」というふうに「(バイアス抵抗が付いた)」という特徴をそのトランジスタの電気的・構造的特性のごく一部の表記として取り扱っていて、2SA/2SCなどの従来のトランジスタの型番から別途分けることなく通常のトランジスタのシリーズ中の一部の部品として取り扱っています。
従って、SANYO社の商品分類には「デジタルトランジスタ」という商品は無いというふうに主張しているように見えますので、もし一般的にデジタルトランジスタと呼ばれるトランジスタを作っていても、SANYO社の主張を汲み取れば2SC3402などは「デジタルトランジスタ」ではありません。あくまで『バイアス抵抗つきトランジスタ』なのです。(社内でどういう扱い・思想かは知りませんが、デジタルトランジスタ・デジタラが登録商標で、商標権を獲得できなかったので強力に意識しているという感がありますね)
ちょっと話はズレますが、乾電池型のニッケル水素充電池を作っておいて「うちの商品はeneloopです。そんじょそこいらのニッケル水素とは違います。あくまでeneloopという物です!」と言い張っているSANYOの状態に似ていると思いませんか?、これが三洋の社風というものでしょうか。
マルツの商品分類ではメーカーの主張(あくまで2SCxxxのうちの一個である)を汲み入れているものと思われます。
ユーザーが商品検索をする際にはちょっと困った事になりますので、マルツの商品分類は仰られるとおり「ちょっとこれで大丈夫なのか?」と思ってしまいますね。
マルツのWeb通販サポート担当に訂正を進言してみてはいかがでしょうか。
お返事 2009/5/30
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投稿 |
珍しく迷い箱様が間違っておられるので訂正を・・。
2SC3402はJISでの型番です。
DTAとかDTCとかは社内型番です。
2SC3402とは、2つの接合部を持つ高周波用NPNトランジスタで3402番目に登録された半導体・・と言う意味です。
JIS上での用途はスイッチングになるかと思います。
厳密に言えば、ICの分類に入る素子ですが登録時にメーカーがこれは***である・・と言えばそれになってしまうわけです。
JISではデジタルトランジスタと言う項目が無いので、トランジスタで正解です。
社内型番であれば自由ですし、言った者勝ちですから。
マルツは2SA・B・C・Dで分けてますし、DTCは別の棚に入ってますから無理かと・・・何せ商社ですから。
azahatiouzi 様
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お返事 |
すみません。どこが間違っているというご指摘なのかよくわかりません。
azahatiouzi様は5/30の記述と全く同じ事を書かれているように見えます。
間違っている内容をもう少し簡潔にお教え願えませんか。
それと「迷い箱様」・・・については何度も書いていますので今一度ご確認ください。
お返事 2009/6/2
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投稿 6/3 |
返答ありがとうございます。
デジタルトランジスタは商標だったんですね。
マルツに明日行くので、訂正をお願いしたいと思います。
spark sheet 様
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ニカド電池をモーターが回らなくなるまで放電していいですか?
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何回もすいませんm(_)m
近いうちにSANYOのカドニカ電池(700mAh)を買う予定でいます
で今悩んでいるのは放電なんです
タミヤのオートディスチャージは生産停止なので・・・なんです
なのでミニ四駆などでひたすらモーターをまわしてモーターが動かなくなるまで放電すればいいかと思ったんですがいろいろなページをみたら「ニカドは完全に0まで放電すると電池を痛める」と書いてあったですがモーターが動かなくなるまで電池を放電したら電池を痛めるのでしょうか?
カルソ 様
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お返事 |
痛めますね。
ニカドもニッケル水素も、「終止電圧」という放電をそこで止めるべき電圧より電圧が低くなるような「過放電」をすると電池の内部で使用されている化学物質が本来の性能を維持できなくなる化学変化を早く起こす性質がありますから、過放電させないようにすることが電池の寿命を長く使えるようにする必須条件です。
ただニカド電池はニッケル水素充電池と比べると使用素材が過放電に対して多少は強い性質があるので、昔から過放電ぎみの放電をしてやる放電器が多いのも事実です。てもモーターが回らなくなるまで放電させるとほぼ0Vまで重度の過放電になりますから、電池の性能や寿命に関しては何が起きても文句は言えない状況になるでしょう。
昔から、一部のニカド電池用放電器には0Vまで放電する「デッドショート」という放電法が選べる物もあり、「ニカド電池を0V放電するとパンチが出る」等という言い伝えもラジコン界にはあります。
しかしこれは原理的には純粋に良い状態の電池をデッドショートさせればより良い状態になるわけではなく、ニカド電池には避けては通れない「メモリー効果」の悪影響で中の化学物質の性能が一時的に下がっている物を放電によりリフレッシュする為に「0Vまで放電したら、中の悪い虫が全部居なくなる」理論で行うものです。
もちろんデッドショートが電池の中の化学物質に対して良くないのは言うまでもありません。
メモリー効果の悪影響が出ていない電池ならそんな事をしなくても良い、またはやったら劣化するのは目に見えています。
「良くないのになぜするの?」と思われるでしょう。
デッドショートが容量低下や寿命短縮といった悪い結果を引き起こす反面、「メモリー効果を起こして低性能化したバッテリーなんて使ってられない!」というスピードと耐久力が求められるラジコン世界では、寿命が縮もうとも今目の前のバッテリーの電圧が高くて放電能力に長けるバッテリーが必要なわけで、デッドショートで寿命を縮めつつも短い命を明るく燃やすような使われ方が好まれていました。
カルソ様の文章だとニカド700mAhバッテリーをミニ四駆などラジコン関係で使われるみたいですから、デッドショートをしてでもバッテリーの力を引き出したいと思われるのでしたらモーターが回らなくなるまで電池を使ってもいいでしょう。
ただ、ラジコン界でも当然「デッドショートをしたらバッテリーが壊れて使えなくなった」というレポートも多々ありますから、あっというまにバッテリーを劣化させて使い物にならなくする可能性もある放電方法だと認識した上で行ってください。
お返事 2009/5/27
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投稿 |
返答ありがとう御座いますm(_)m
痛めますか^^;
とりあえず長く使いたいのであきらめて放電器を買ってみようと思います^^;
カルソ 様
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お返事 |
もし電池を痛めたりしないのであれば、大昔のニカドバッテリーしか無かった時代にでも「オートカット放電器」という製品がわざわざラジコン用で多数発売される事は無かったでしょう。
ラジコンをされている方ならモーターは持っていますから、バッテリーをそれに繋いで回らなくなるまで放っておけばいいだけですから。
ラジコン用でもミニ四駆用でも、放電器がわざわざオートカット機能が付いている事を商品のウリ文句として使っていたり、ユーザーがそれを必要としている状況から考えてもすぐに結果にたどり着くと思いますが・・・。
お返事 2009/5/29
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UltraFireのWF-139チウムイオン電池用急速充電器を買いました
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UltraFireのWF-139というリチウムイオン電池用急速充電器を買いました。
乗っていたチップは、表側Viper22A、34063A、裏側324です。
基板は汚いです。裏側にチップ抵抗二段積み+別のチップ抵抗+チップコンを半田付けしています。マイナス極用バネのハトメは筒のまま半田付けされています。外装及び内部の写真をお送りします。
N.F 様
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お返事 |
UltraFireのWF-139は「海外Li-ion充電器を比べてみた」でご紹介しているリチウムイオン用充電器ですね。
そちらのほうでも「改悪品になっている」とのご報告が複数寄せられ、WF-139はもうだめでは?と噂されていました。
今回N.F様が購入されたWF-139はその改悪版ですね。
写真をお送り頂けたので基板を確認しましたが、確かに改悪されていてマイコンによる充電制御回路は無くなっていて、TR-001みたいな定電圧・定電流回路にLM324で電流検知をしてLEDを点灯させるだけの単純な物に変っています。
「マイコン制御でLEDが点滅しない。満充電表示時にはLEDがぼ〜っと変る。充電に異常なほど時間がかかる。」という旧来のマイコン制御方式のWF-139ではありえない低性能の充電器の様相を示していた報告がこれで証明されたことになります。
後は、TR-001のように電池を入れたまま長時間放置した場合に電池電圧が4.2Vを越える過充電充電器かどうかという点がこれから購入される方の疑問ではないでしょうか。
うちには現物がありませんのでテストできませんから、ぜひN.F様が電池を充電してみて、満充電表示になった時点の端子電圧や、その後も放置した場合にどこまで電圧が上がるのかなどを測定してご報告頂けるとこれから買われる方の参考になるのではないでしょうか。
もしお暇なら測定してみてください。
お返事 2009/5/24
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投稿 |
測定しようと思って、東急ハンズに買物に行きました。電池は外したんですが、WF-139の電源は入れたままでした。帰ってきたら、赤いLEDが両方ともチカチカしてました。電源を抜いて暫く置いてから再度電源を入れたんですが、直りません。出力電圧を測ってみたら乱高下してました。
どうも、壊れてしまったみたいです。orz
昨日、組み立て直した直後の正常動作と今日、買物から帰った後の異常動作の動画を撮りました。
よろしかったら、ご覧下さい。また、何かお気付きの点がありましたらお教え下さい。
http://fujim.hp.infoseek.co.jp/WF-139NG.zip
電源を入れっぱなしにすると壊れる充電器なんて初めてです。
N.F 様
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お返事 |
電源が何か不安定になって発振していますね。
使用ICがMC34063Aなので、MC34063Aの動作をわかっている人ならテスターで当たって壊れた部分を特定できるでしょうが、あまりわからない場合は修理できないでしょう。
「もう壊れてしまっているので、以後いじってどうなっても良い」とあきらめをつけて、全部の部品の足をハンダしなおす等の当たって砕けろ戦法で修理してみると直るかもしれません。
うちのTR-001も電池を入れずに電源だけ入れると、点滅機能なんて無いはずの赤色LEDが高速で点滅する時があります(笑)
このTR-001の場合はコンセントを抜いて挿し直すと直ります。
お返事 2009/5/25
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投稿 5/27 |
MC34063Aの動作はさっぱり分からないので、当たって砕けろ戦法で行こうと思いますが、平日は時間が取れない為、土日に再挑戦します。
ところで僕が買ったのはDealExpremeで、skuは1251です。古い方です。
http://fujim.hp.infoseek.co.jp/WF-139paper.JPG
N.F 様
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投稿 6/1 |
目視で異常は見つけられないし半田付けのやり直しは自信ない。
で、DC12Vを試してみたらビンゴでした。LEDが緑になりました。
しかし、基板をケースに戻して電圧を測ろうとしたらLEDが切れました。
分解してみたら基板下部の妙なジャンパーがチップ抵抗と一緒に剥がれていました。
http://fujim.hp.infoseek.co.jp/WF-139broken.JPG
電圧を測ろうとバネを伸ばした時に引っかかったみたいです。
で、直しました。
http://fujim.hp.infoseek.co.jp/WF-139repair.JPG
ジャンパの中には剥がしてしまったチップ抵抗と同じ620Ωの抵抗が入っていたので、GNDから線を引っ張って来てジャンパに入っていた抵抗を介して左右の緑のアノード側に結線しました。
チップ抵抗とジャンパの中の抵抗に分散されていた電流がジャンパの中の抵抗に集中します。
テスト用装置をご覧下さい。
http://fujim.hp.infoseek.co.jp/WF-139tester.JPG
画面右下にある電池ボックスと裸LEDは電池の放電回路です。
電池はProtectedなので過放電にはならないと思います。
この装置で来週テストします。
何かお気付きの点がありましたら、お教え下さい。
N.F 様
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投稿 |
前回作った放電器は使い物になりませんでした。
24時間LEDをつけっ放しにしても放電出来ませんでした。
で、60Ω程度の抵抗を並列に繋いでやっと放電出来ました。
しっかし、LEDは抵抗を直列に繋がないと電流が流れ過ぎて壊れるらしいので、今度からは抵抗を付ける様にします。
使った電池(Protected14500)は↓です。
http://www.dealextreme.com/details.dx/sku.3435
放電後の電圧は2.7Vでした。Low voltage cut off: 2.75VだそうなのでProtect回路が働いたんだと思います。
電源の12Vはパソコンの電源を使ってます。充電器を繋いだ状態でジャスト12.0Vです。
で充電開始。開始時の電圧は3.6Vで6時間20分後に4.18Vまで上がってLEDの色が緑に変り充電終了となりました。
放電後に回復したのでしょうか。ちと時間が短い様に思います。
電池を抜き出して電圧を測ったら4.17Vでした。
充電時の電流は測れませんでした。
充電器のマイナス側に直列にテスターを付けられる様に紙とアルミホイルで電極を作ったんですが、レンジを変えると値がコロコロと変ってしまって何を測ってるのか分からなくなりました。
ただ、満充電後に電流が流れていることは確認しました。
0.55〜0.58mAでした。数値はデタラメかも知れないです。
充電器に戻して今3時間経ちます。電圧は4.18Vまでしか上がりません。
電池の電圧も4.18Vまでしか上がりませんので満充電ではないのでしょう。
しかし、この状態だと「時間はかかるが危険ではない」充電器かも。
電源を繋ぎっ放しにしてまた発振する様だと超危険充電器ですが。
どっちにせよ買わない方が良い充電器である事は間違いないです。
100Vの電源を使えば違った結果になったかも知れません。
テスターが中華なので誤差があるのかも知れません。
充電器の個体差もあるんでしょう。アテにならない実験ですみません。
この充電器、今のところは使えるんですが、ファンがうるさくて馬鹿デカいパソコン用電源が嫌なので、別のを買います。
↓これです。高いです。
http://www.dealextreme.com/details.dx/sku.12162
N.F 様
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お返事 |
4.18Vまでしか上がらないのでしたら、過充電にはならないようですので良いですね。
お返事 2009/6/10
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電動自転車のバッテリーの中身を交換したらエラーが出ます
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サンヨー電動自転車用バッテリーCY−PE30に付いて教えて下さい。中のバッテリーを交換したのですが、自転車に装着すると本体残量表示ランプ2個が点滅をしてアラームになり走れません。。充電は付属の専用器で充電できました。このバッテリーの端子は+24V、−、内部温度サーミスタ10KΩ、と内部基板から出ている配線の計4端子になっています。+24V、−端子の2端子から単独で抵抗負荷には電流が流れますし、容量も十分あることを確認しました。
4端子の内、内部基板につながっている端子が何を検出している端子なのか分かりません。わかりましたら教えて下さい。新品のCY−PE30バッテリーをワニ口クリップ4本で自転車本体に接続し、その内のこの端子1本を外しても同じように残量表示ランプが2個点滅してアラーム状態になります。
toshi 様
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お返事 |
自転車用途に限らず、「中の基板」が入っているバッテリーパックの場合その基板には「バッテリー管理チップ」が載っている場合がほとんどです。
バッテリー管理チップにも色々あって、24Vパックのように沢山のセルを直列で使用している場合に「直列使用による一部セルの早期故障」などを検知する為に直列中のいくつかのポイントの電圧を計ってパックの「正常/異常」を使用機器に知らせる物や、充電時にそういう異常を検知するような充放電時の管理装置である場合。
またパソコンやムービーカメラ等で使用されている「インフォリチウムバッテリーパック」のように高度なマイコンチップが入っていて、バッテリーパックの使用回数や残容量・劣化度を検知して使用機器と通信しているものの場合。
(リチウムセルに限らず、直列本数が多い場合はニッケル水素セルでも管理する場合があります)
いろいろと種類があって、その自転車バッテリーの中の基板が何の働きをしているものかはお伝え頂いた情報だけでは判断しかねます。
電圧は出ているという事ですので(中の中間タップ等の配線も間違えて切ってしまっていないとして)、後者の何らかの高度な管理機能を有したコントローラー基板で、一度でもセルを外して電圧が0になるとリセットされて「リセットされたのはバッテリーが不良になった証拠」として以後は故障バッテリーという信号しか出さなくなって自転車では使用できなくしてしまった可能性があります。
メーカー出荷時にはバッテリーを組み上げて電圧がかかっている状態で、通信端子から「正常と認識しなさい」という通信データを送って動作を開始させておくという感じで、一定電圧より下がったり0Vになるとアウト!という「仕掛け」ですね。
もちろんCY-PE30がその通りの「仕掛け」になっているかどうかは知りませんから、その通りコントローラーチップが故障情報を発信しているという保証はありません。
あくまでお伝え頂いた情報を元にした想像です。
お返事 2009/5/17
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投稿 |
お返事有難うございました。大変参考になりました。基板の方、少し調べてみようと思います。また、宜しくお願いいたします。
toshi 様
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電動自転車のバッテリーを他社充電器でリフレッシュしたい
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初めて投稿いたします。早速ですが充電器について教えてください。
電動自転車(タイガ社)、ニッケル水素電池24Vバッテリーで線が3本出ているタイプなのですが、現在使用中の充電器にはリフレッシュ機能がついていないので、他社(ヤマハ)のリフレッシュ付充電器(MODEL X12−00)を使用したいのですが、使用できますでしょうか、使用出来るでしたら配線方法お教え願いますでしょうか
カナト 様
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お返事 |
どちらもニッケル水素充電池で、20本使用の24Vという物であればよほど容量の違いなどが無い場合は類似した充電器を使用することは電気的には可能だと思います。
ただ、どちらのバッテリー・充電器も見たことが無いので、何か特殊な事をしていて他社製品と組み合わせると不具合が起きるという可能性も捨てきれませんので、よく調べてから流用するようにはしてください。
ヤマハの充電器には端子が4本あり、マニュアルには両端が+と−とだけ書かれていますが、内側の残り2本の端子にヤマハ専用バッテリーには何か配線されていて、それが繋がらないと正しく充電しないとか、色々と「仕掛け」が無いとも限りませんし。
そういう「仕掛け」が無ければ、+と−だけ繋げば充電できるはずです。
尚、タイガ社のバッテリーの3線にしても、+と−以外のもう一本は過去に説明しているサーミスタ端子の可能性も、それ以外の何か特殊な端子の可能性もありますから、分解して何が繋がっているかを見るなどして、安全性をよくお調べになってから他社充電器と接続してください。
もしバッテリー、または充電器が壊れてもあくまで自己責任という事です。
お返事 2009/5/15
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投稿 |
早速の回答ありがとうございます。
バッテリーの線の1本はサーミスターに繋がっておりました。
ヤマハの充電器は+と−だけ繋げてもエラーランプ?が点灯していました。
やはり仕掛けがあって無理なんでしょうか・・・
何か他にバッテリのリフレッシュの方法、又は機器など無いでしょうかもしあればお教え願えないでしょうか。
カナト 様
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お返事 |
やっぱり何か「仕掛け」がありそうですね。
各社・各仕様でどのような仕掛けかは分解してみないとわからないでしょうから、そのままで使用することは不可能とお考えください。
24Vバッテリーのリフレッシュ器というのは売っていませんから、たとえば「電動工具専用バッテリーの放電器」で提示したような方法で「24Vバッテリーの自作放電器」という感じの回路を設計・製作されて、バッテリーパックに接続して放電してやるしかありません。
もちろん、「放電中はずっと目を離さずにテスターの表示を見続ける」という忍耐と体力がおありでしたら、100Ω/10W程度のセメント抵抗を+と−に繋いで(かなり発熱しますのでヤケドに注意)、テスターの電圧表示が18〜20Vになったら放電をやめるという方法でも構いません。
もし途中で寝てしまったり、放置したまま他の用事をしていて18Vより放電してしまうと電池を痛めますので、本当に忍耐が必要です。
お返事 2009/5/17
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投稿 |
何度も申し訳ございませんが、下記のラジコン用?充放電器を見つけたのですが、この充電器では電動自転車のバッテリーは無理なのでしょうか?
商品名
充電器(TAHMAZO) T30 v.2 自動最適化充放
カナト 様
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お返事 |
Ni-MHが30セルまで充放電できるのですね。
実際に使用した事が無い機種なので、性能・機能については宣伝の文章をそのまま信じるしか無いですが、その通りの性能であれば使えるのではないでしょうか。
お返事 2009/5/19
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車で、サブバッテリーをDC/ACコンバータ・充電器経由で充電
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以前、キッチンタイマーの件ではお世話になりました。
また相談をお願いいたします。車にサブバッテリーを積もうと思っていますが、充電方法に色々あるようですが、自分の考えた方法のアドバイスをお願いいます。メインのバッテリーからインバータで100Vにし充電器でサブを充電する方法です。充電器はトリクル可です。サブは電装品のみに使います。効率はいくないと思いますが、いかがでしょうか御教授お願いいたします。
45歳電子少年 様
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お返事 |
サブバッテリーを「充電する」という意図だけであれば別に構わないと思います。
充電器が必要とする電流(アンペア数)に十分対応したDC/ACコンバータであれば。
さすがにそういう接続をするとエネルギーの変換効率がかなり悪いですけど、それは折込済みという事で別に構いませんね。
変換効率が悪いぶん、エンジンをかけていない間にそういう接続のまま放っておいたら、充電の為に電気を沢山使ってメインバッテリーが上がってしまうかもしれませんが、それも折込済みという事で。
ある程度電源元のバッテリー電圧が下がったら昇圧できないような、品質の低いインバータを使えば勝手に止まるかもしれません。もしくは、一定電源電圧以下では警告を出して自動で止まるインバータが売られているのかな?
ACCあたりから電源を取って、停車中は充電できないようにしておけばいいですね。
お返事 2009/5/13
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投稿 4/15 |
早速のご回答、ありがとうございました。
予想どうり効率が悪いようですね。
ですが、はっきりしましたので、良かったです。
本当に、ありがとうございました。
45歳電子少年 様
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デジカメのLi-ionバッテリーをエネループにしたら動きません
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前略 始めまして、Webページは毎週拝見させて頂き、技術の高さを感じ私、勉強させて頂いております。そこで、バッテリー使用時の質問です。コンパクトデジカメを外部電源(充電池三洋エネループ)を使用して使いたく思いバッテリーパック部分(キャノン初代IXYデジタルカメラ、バッテリーパック内を空にして、外部電源端子仕様に改造しました。これ用の既製品も販売されています。しかし高価です。)を改造して、エネループを3本直列接続(約4.02V)をデジカメに電源入力しましたが、デジカメ側で”バッテリを交換してください”と表示します。デジカメ側のバッテリーパックの仕様は、電圧3.7V、電流850mAになってります。そこで、エネループを1本増やして4本直列(約5.21V)にしますと、バッチリ作動しました。なぜでしょうか?4.02Vではダメなのでしょうか?勿論エネループは新品(単三型1900mA)3本共充電済みです。ご回答、ご指導お願いします。
桜鮎 様
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お返事 |
まず、IXYが中で何Vで電圧警告を出すのかなど、内部動作が全くわからないので確定的な事は言えません。
ただ、Li-ionバッテリーの3.7Vとエネループ3本の3.6V(満充電時はもう少し高い)は全く違うものなので、そういう交換をした場合にどちらも同じように動くと思う事は大間違いです。
バッテリーには放電時特性というものがあり、定格・開放時電圧が同じでも実際に負荷を繋いで電流を取り出した場合に起きる電圧降下はバッテリーの種類やタイプによって違います。
ですから、デジタルカメラの中で電源投入中にどの程度の負荷をかけて、その状態で何Vになったら電圧警告を出すかなどカメラ固有の閾値があると思いますが、Li-ionバッテリーのほうがニッケル水素充電池であるエネループより電圧降下が少なく、その状態にあわせて検知されている為にエネループでは電圧警告が出る可能性は十分に考えられます。
4本でカメラが壊れないのであればそのまま自己責任で使われても結構ですが、どう考えても規格外での使用ですからいつカメラが壊れても良いという心構え(いや、あきらめ?)で使用してください。
お返事 2009/5/8
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投稿 5/8 |
前略 お忙しい中、早速のご回答有難うございます。バッテリーの放電時特性の件、大変勉強になりました。実は今日一日エネループ4本接続で撮影してデジカメ側の機能を使い、50枚程の写真を自動再生機能を使い約1時間程ほったらかしにしましたが、特に異常発熱・エラー表示等はなく使えそうですね。(自己責任ですね)今後も色々参考にさせて頂きますのでよろしくお願いします。PS:3LED LAUNCHER LIGHT (ランチャーライト) No.13813の記事を参考に、UV-LEDに交換してUVライトを作成しました。勿論、バッテリー下部にRもセット!バッチリ完成しました。パスポートに照射すると、顔写真が浮かび上がります(笑)・・・仕事上での仕様に十分つかました。本当に電子工作は楽しいですね・・・
桜鮎 様
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(R)が灰色のエネループ
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管理人様はじめまして。電池に関する情報を参考にさせていただいています。
eneloop-Rの話なんですが、初期のeneloop-Rは○にRのマークがeneloopロゴと同じ青メタリックでしたが、最近のeneloop-Rは○にRのマークが他の文字と同じ黒(灰色)になっているようです。
またもう一箇所、容量表示が最近のものはMin.1900mAhのみとなっていて、Typ.表示が省略されています。
この話題は既出でしょうか?
表示以外のスペックの違いがあるのかどうかわかりませんが、お知らせとお尋ねまで。なお、既出でしたら、わざわざHPに掲載いただく必要はありません。ただ、どこのページに既出かだけ、メールででもお教えいただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
Akihouse 様
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お返事 |
三洋電機から単一・単二サイズのeneloopが発売された時に、単三・単四サイズも「抗菌加工」されました。
その時に抗菌仕様のフィルムを使用した物だと区別する為に印刷上のデザイン変更が行われています。
抗菌加工については三洋公式サイトの「電池の外装チューブは抗菌加工。家庭用はもちろん、多くの人が使う業務用にも対応。」をご覧下さい。(写真には灰色マークの電池が写っています)
単三抗菌eneloopも持っていますが、電気的な内容についてはロットの違いによる差異くらいしか確認していませんので、特に記事として取り上げるとか「エネループが変った!」等という受け止め方はしていません。
お返事 2009/5/4
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投稿 5/5 |
管理人様
早速のご回答ありがとうございます。
公式サイトにあったのですね。知りませんでした。公式サイトってカタログ的な情報しかないと思い込んでいてあまり見ていませんでした(汗
久しぶりに買ってみて、アレ?色が違う!と思ってびっくりしたもので・・・。スペック的に変わりないのでしたら、今までどおり安心して(?)使えます。
再度、ありがとうございました。
akihouse 様
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投稿 5/5 |
Typ.値とmin.値の併記からmin.値のみになったのは、以前に自分が書いた記憶があります。
なにも今回の抗菌仕様による変更ではなく、抗菌化以前からありました。
(ソニループも同時期にmin.値のみになっていました)
瑠璃 様
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NEXcellのNC-60FCで充電した後にBQ-330で充電する?
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こんばんは。今まで電池と一言でしたが、実に奥深く非常に勉強になりました。今後もさせて頂きたいと思います。僕は完璧な文系でして、内容がボケているかもしてませんが、ご容赦願いたく。
本題ですが、カメラが好きで多種使用していますが、少々古めの一眼レフ機材ですと、Ni-Cdは使用可の物があり、Ni-Cd使用可の物には、パナの1000mAh(型番P-3GAV)を。Ni-MH使用可はエボルタを。と併用して使用しています。充電器はパナBQ-330を使用していましたが、リフレッシュと言うキーワードが頭を離れず、NECcell社のNC-60FCと言う急速充放電器なる物を購入しまして使用しております。
毎回では無いものの、気がついた時に放電ボタンを押してそのまま自動的に急速充電。と言う動作を繰り返していますが、このままNC-60FC任せに使用していくべきか?NC-60FC放充電終了の後、BQ-330でゆっくり充電を足してやるべきなのか?
変な感じですみませんが、ご教授願えたらと思います。
尚、水中写真用のストロボでもNi-Cdは可 Mi-MH不可の物が有ります。メーカーの説明を読みますと、ガスの発生が有るためMi-MHは不可なのだそうです。そんなに違うのでしょうか?
Fマウン太 様
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お返事 |
NC-60FCというとNEXcell社の息の長い充電器ですね。
私のほうでは分解・テストしていないので性能については何も言及できません。
宣伝文句通りの性能だとすると、放電機能・充電機能については何も問題は無いのではないでしょうか。(いや、悪いと宣伝に書くメーカーは無いと思いますが…)
宣伝文句通りの性能だとすると、気が付いた時にリフレッシュする程度の頻度で使用していても何も問題は無いと思います。
またNC-60FCで充電した後にBQ-330で再度充電する必要性も見当たりません。
NC-60FCは−ΔV方式で充電を終了すると説明されています。約1000mA充電(単三)と書かれていますので、それで−ΔV方式で満充電検出が行われているのであれば、電池は既に満充電されています。
もしその後で低電流で継ぎ足し充電をしても、体感できるほどの量の充電ができるとは思えませんので、ほとんど無意味です。
「また入るんじゃないか?」と疑心暗鬼になられているのでしたら、お心の安全の為にBQ-330で追い充電をされても構いませんが、BQ-330は自動で停止はしませんので過充電して電池の性能を落としてしまったりしないようご注意ください。
電池から発生するガスの件は、今までに何度か書いていますがニッケル水素充電池は使用中に過放電をすると大量にガスが発生します。
「ライトで使用したら、スイッチ部のゴムがパンパンに膨らんだ」「電池を出そうとしたらキャップが吹き飛んだ」などの事故例は数知れず・・・ですから、水中ライト・水中ストロボのような密閉機器で過放電した場合、ガス抜き機構がありませんから蓋を開けようとした途端に中に溜まっていたガス圧で蓋や何かの部品が吹き飛んで、それが目に入って失明する危険性があります。
気密性の高い機器ではニッケル水素充電池の使用は禁止されていますので、必ずメーカーの指示に従ってください。
お返事 2009/4/27
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投稿 |
早速のご指南有り難うございます。
充電ひとつ取っても正しい知識が無いままだと、マイナス面に転じている事もあるのですね。
ガスの件も理解致しました。
BQ-330から、ソニーBCG-34HRMESへ買い替えを考えていますので、NC-60FCとの比較を自分なりにしてみたいと思います。
NC-60FCは、何となく信頼出来ない様な気がして・・デザインとか色とか。
この度はありがとうございました
Fマウン太 様
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お返事 |
NC-60FCは片側2スロット毎にしか状態表示LEDが付いていないとか、デザインとか、色とか、「よし!買おう!」と踏ん切りがつかない点が・・・。
ただ「見た目」と「電気的性能」は関係ありませんから、もしかしたらすっごく良い充電器かもしれませんよ!?
使っていて特に不自由がなければ、リフレッシュもできるようですし末永く使ってやってください。
お返事 2009/4/29
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単三電池を直列で放電した時の問題
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仕事がら単三のニッケル水素充電池をよく使用します。
今まで一度もリフレッシュをしたことがないのですが、気になってサイトを巡ってこちらに参りました。
放電器についてこれほど詳しく紹介されているサイトはなく、大変興味深く読ませていただきました。
それでですが、単三が8本入る電池ボックスにニッケル水素充電池を入れ、紹介されているパワーズのパーフェクトディスチャージャーにつないで使用してみたいと考えています。
パワーズのパーフェクトディスチャージャーにしたいと思ったのは機能がよさそうな点と価格です。これに変換プラグ?をつければ使用できるかなと思いました。
こういった使用方法はできますか?
また、まずい点はありますでしょうか?
まったくもって無知で申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。
たごさく 様
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お返事 |
元がバラの単三電池なら、事情が許すなら「個別放電」ができる放電器・充電器を使用してください。
パワーズのパーフェクトディスチャージャーはラジコンや電動ガン用の「ストレートパックバッテリー」を放電するために用意された放電器で、「直列状態でないと放電できない商品用」のものです。
パーフェクトディスチャージャーで8セル直列放電をした場合、終止電圧は6.4V(1セルあたり0.8V)です。
これは各セルが均等のコンディションで、均等に放電した場合には適度な電流値で放電した際の終止電圧としては問題の無い値です。
しかし8本の電池のコンディションにバラつきがあり、一番弱りが早い一本が先に放電終了(容量を出し切る)した場合はどうでしょうか。
一本がもし0Vまで電圧が下がってしまったとしても、残りの7本がまだ約1.2Vの電圧を保っていたら、放電電圧は7×1.2=8.4V。まだまだカット電圧より高いので放電を継続します。
この状態では先に放電して0Vまで下がってしまった電池(いや、その時点でももう危険なのですが…)に対して、残りの電圧のある電池との直列回路に流れる電流で本来のプラスとマイナスとは逆方向の電圧がかかり、逆方向に充電されてしまいます。このような逆方向の充電を行うと電池の中では「転極」という電池にとってたいへん悪い状況になりダメージが大きくなります。
もし電池8本でカット電圧6.4V設定であれば、うち2本が転極状態になってもお構いなしに放電を続ける可能性がある設定ということです。
これは正常状態の1.2V(前後)と放電終了を判断する0.8〜0.9Vという電圧の差を直列本数ぶん掛けた数値が電池一本ぶんの1.2Vを越えるような直列放電では必ず起こりうる状況で、電池のことを考えればできれば避けなければならないものです。
しかしラジコン用バッテリーパックなどのように、バッテリーを直列に接続(金具をスポット溶接しています)してシュリンクパックしてしまっていて、分解して一本ずつ個別に放電できないような製品の場合はそのまま電気コネクタに接続するだけで放電できる放電器を使用することになり、「コンディションが崩れたバッテリーは、それ以降一気に電池を壊してしまう」という事を容認した使い方をする人達だからこそ平気で使用しています。
実際、ラジコン用バッテリーパックの劣化症状で最も多いのがこういう使い方で中のセルが1〜2個急激に劣化して使えなくなることです。
もしたごさく様も「8本のうち弱り始めた電池は放電で壊してしまってもいいや!」と割り切って考えられているのでしたら、単三電池を8本入れられる電池ボックスに入れて8本の直列放電をするのも個人の自由です。
パーフェクトディスチャージャーなら4セル(4.0V)設定もありますから、4本直列で放電するなら中の一本が早く放電し終わってもその時点で放電が止まり転極の心配はありません。(次に延べる放電不十分の可能性はあります)
単三電池4本用の電池ボックスを使って4本の直列放電を2回に分けて行うとか、パーフェクトディスチャージャーも2台買って4本放電を同時に2組行えるようにするとかすると多少は事態は改善できます。
ただどの状況でも、直列放電をしている限りは電池一本一本の電圧を調べているわけではないので、どれか早く放電してしまった電池の電圧が下がることで「見た目」の直列状態の電圧が下がって、それが指定の電圧になったら放電を止めているだけです。
早く放電が終わる電池(弱っている)はより強く放電されて更に弱り、遅くまで放電が続いている(あまり弱っていない)電池は規定の終止電圧まで下がる前に放電が止められてしまうので終止電圧まで正しく放電していない状態になります。
せっかくカット電圧設定のある放電器で「終止電圧まで放電してやろう」と思って放電しているのに、実はちゃんと放電されていない事があるというのが直列放電器の落とし穴です。
それでもいいとお考えの方なら直列放電器をご使用になられると良いとおもいます。
何もせずに、「使っているうちにパック(同時に使用している電池)の中でコンディション差が開いてゆくよりはマシ」という使い方ですね。
家庭用の単三電池であれば最初からバラセル状態ですから、できればわざわざ組んでの直列放電は避けて、個別放電ができる放電器で放電したほうが良いと思いますよ。
確かに値段は張りますが、個別に放電・充電してくれる「リフレッシュ機能つき」の家庭用充電器(たとえば三洋のNC-MRxxタイプ)を一個買っておいて、10〜20回の充電に一回の割合(使用状況による)くらいでリフレッシュしてやれば、より長く電池を使えるでしょう。
もちろん電子工作ができる方なら「ニッケル水素充電池 単セル放電器の製作」のような放電器を作れば、8本同時でもなんでも好きなように安全に放電できます。
お返事 2009/4/27
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電動自転車の電池を交換しました
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電動自転車の電池を交換しました
以前質問しましたが、電動自転車のダメになりかけた電池をこの冬の間に交換しました。
元の電池はニッケル水素電池4/3A 2.8AHで、秋月さんでニッケル水素電池18.0mm×65.0mm 4.5AH 20本を買って交換しました。
結果は、前よりパワーダウン、使用時間も短いと期待に反した結果となりました。
やはり、充電器側に問題があるのでしょうか。
全くの素人なので判断がつきません。
何か、良きアドバイスがあればありがたいです。
fujisawa 様
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お返事 |
それは、交換した電池の性能によるものか、充電器の問題なのか、実物を詳しく調査しないと文字情報だけでは全くわかりません。
電池の側に原因がある場合、その交換した電池が実際にそのように表記より少ない容量の電池だったり、比較的大きな電流が取り出しにくいタイプの電池だったりと、電池がモーター等を回す用途には向いていないタイプの製品である可能性があります。
電池にも性格づけがありますから、元の自転車に搭載されていた純正電池は大電流使用向けの電動工具や工業機器用電池。今回買われたのは小電流長期間使用する機器向けの電池だったとか、あくまで「可能性」だけならいくらでも考えられます。
たとえばモーターを力強く回す必要のあるラジコンカー等の場合でも、バッテリーは同じ「ニッケル水素・xxxmAh」という物でもメーカー・銘柄・ロット等により「モーターがよく回る」「弱くて早く走れない」と様々です。
充電器側に問題がある場合、じゅうぶんに充電できていない「可能性」もありますね。
本来より少ない容量を充電したところでなぜか充電器の判断で止まっているとか、もしかしたら交換した電池の中に不良品が混ざっていて、その不良品のせいで途中で止まっていて使用できないとか。
あくまで「可能性」ならいくらでも語れますが、お使いの電池・自転車で何が起こっているのかは私には判断できかねます。
メーカー純正のバッテリーパックはその用途・機器でいちばん性能が発揮できるよう選択された品ですが、それを他の品に交換された場合は本来の性能を発揮できない場合も普通に起こり得ますので、今回のようにかなり性能が悪いという事であれば電池の各セルが痛んでいないか、不良品は混ざっていないか、表記通りの容量はあるのか?、などをご自分で検査できる機器を揃えて確かめる他に手は無いです。
個別に容量測定できる充電器・放電器で各電池セルの良否を判定して大丈夫でしたら、自転車で使い切ってから自転車の充電器で充電し、充電が停止した後のバッテリーをバラして各セルの容量を放電器で測定するなどをすれば電池が悪いのか、充電器のほうで問題が起きてちゃんと充電できていないかは判断できますよね。
そういう調査を行って、どこが原因なのかを突き止めたらそこを対処する方法を考えてください。
お返事 2009/4/11
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投稿 4/12 |
丁寧なご回答ありがとうございます。
可能性を一つずつつぶしてみます。
電池の奥深さに、驚いています。
どうもありがとうございます。
(匿名希望) 様
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直列と並列の両方を混ぜて使う
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12Vのバッテリー2個使用で 現在並列回路が出来あでっている乗用車に 24Vの用品を使用したいので バッテリーをその用品にだけ 直列で使用したいと思っています 直列回路と並列回路の併用は可能ですか? 初歩的な質問で すいません よろしくお願いします。
大西 様
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お返事 |
別に構いませんが、直列にするバッテリーだけ充電時には外して別の充電回路で充電するとか、車から充電するようにするのはたいへんですね。
また普通にバッテリー2個で直列使用しているトラック等の場合はその2つのバッテリーは似た状態で充電や放電が行われるのであまり問題はありませんが、そういう繋ぎ方だと各バッテリーの残量にかなりバラつきが出るのでバッテリーを劣化させないように使うのはかなり気を使いますね。
手間や管理の面倒さはありますが、電気的にはそういう繋ぎ方での使用はできますので、バッテリーを壊さないよう注意して実行してください。
お返事 2009/4/11
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投稿 |
ありがとうございます
大西 様
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投稿 |
管理人様、色々と有益な情報の発信ありがとうございます。
勉強させていただいています。
大西様
もしかして質問されたかったのは、
12Vの通常装備品を使いながら、同時に24Vの用品を使いたいので
バッテリーを直列と・並列の併用をしたい。
ということではないですか?
管理人様の回答は
直列回路と並列回路を「切り替えて」併用することは可能です。
との内容です。
直列回路と並列回路を「同時に」併用することは出来ません。
ご注意下さい。
まりす 様
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お返事 |
やい別に、並列12Vで使っている所に、直列24Vで使用する部分を付け足しても「電気的には」全然構いませんよ。「同時に併用」できます。
この話の場合「並列で使っている」という部分は全く関係無く無視して構いません。必要なのは12Vで使用している回路に直列にバッテリーを繋いで24Vの機器を使っても良いかという点だけです。
そういう繋ぎ方をした場合、元の12V側でも電流を消費するのであればそれぞれのバッテリーに流れる電流値は違いますから消耗する度合いが変わり、バランスが悪くなるので消耗が進むと困るなぁという程度ですね。過放電にならない前に使用をやめるのであれば特に問題があるとは思えないのですが。
それぞれのバッテリーに個別に電圧計をつけて「管理」を怠らないとか。
また追加したバッテリーにはそのままではオルタネーターからは充電されませんから、外して充電する(または切替回路のような物を作ってスイッチで操作する)手間が大変だなぁという事です。
日常的に走っている式に使用するのではなく、キャンプの日の夜など特定の時間だけ24V機器を使用したいのであれば十分実用に耐えるとは思います。直列に使用する追加のバッテリーは家で充電しておいて、車で使用する時は放電用途にのみ使いバッテリーが切れたらおしまい。とか。
普通の人なら24Vを使う為に、車の12V系とは別に12Vバッテリーを2個用意して直列につなぎ「24V専用系」として使用するのが普通ですが、大西様は既に元の12V系でもバッテリーを並列にする為に2個(以上)積まれていて車が大変に重いのでしょう。
そこに更に2個バッテリーを積むと重さが尋常ではなくなるので一個の追加で済まそうという手抜き案を考えられているのではないでしょうか。
その為に元の12V系との直列での使用はできますが、キャンプなど停車中の使用でアンバランスな電流消費で元の12V系のバッテリーのほうに負担が大きくなることは覚悟の上でのご使用という事でも結構なら「電気的には」可能ですよ。12V系が「並列」にされているという事で、そういう負担にも耐えるように事前に大容量化されているのかもしれません。
お返事 2009/4/12
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投稿 |
すみません。
根が貧乏性な物ですから、バッテリーを追加せずに
並列と直列を併用されたいのかな?と思い込んでいました。
なので、
2個のバッテリーで並列と直列を繋ぎ直して使用(同時使用不可)
並列 直列
24V
│
┴
12V −
┌┴┐ │
┴ ┴ ┴
− − −
└┬┘ │
ならOKですが、
並列・直列同時?
12V
┏┬┴┬━24V
┃┴ ┴
┃− −
┃└┬┴┓
┃ ┃
┗━━━┛
これは出来ません。と言いたかったのでした。
図にすると無理だってすぐに判るはずですが、現物を目の前にして、追加のケーブルだけ持っていると、もしややってしまうのでは?と心配いたしまして。
いくら大西様が「初歩的な質問」と書かれていたからといって、これでは見くびり過ぎですね。大変失礼しました。
もちろん
1〜2個のバッテリーを追加して並列・直列併用(同時使用可)
24V 24V 24V
│ ┌┴┐ │
┴ ┴ ┴ │
− − − ┴
│ └┬┘ 12V −
┌┴┬12V ┌┴┬12V ┌┴┐ │
┴ ┴ ┴ ┴ ┴ ┴ ┴
− − − − − − −
└┬┘ └┬┘ └┬┴─┘
これなら「電気的には」OKですね。
管理・運用が大変なのは管理人様が書かれたとおりです。
まりす 様
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投稿 |
現状2パラで使っているバッテリーそのままで24V用の機器に対してのみシリーズ接続にして使えないかと言いたいのだと思います。
恐らく管理人様の考えもしない質問なので意図が伝わらなかったのでは無いでしょうか。
(匿名希望) 様
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お返事 |
はぁなるほど、バッテリーは2個のままで、12V系には並列で、24V系には直列で繋がっているような配線で使用したいというご質問でしたか?
それはケーブルをつないでの接続だけでは宇宙の法則でできませんね。
もしもその並列・直列同時?でケーブルを繋いでしまったら、繋いだ瞬間に派手に火花が散ってケーブルが溶けるかもしれませんが、ご自分の考えた回路が間違っていたと学習するにはじゅうぶんな経験になるのではないでしょうか。
※ 回路図を作図するのが面倒だったので端折ったので余計に説明不足でしたか。図を載せていれば一目瞭然でしたね。
誰か、かなり豪勢な電力回路をつけて、チャージポンプみたいにバッテリーを高周波で切替ながら直列と並列を同時に実現する回路(もちろん充電・放電に両対応)とかを設計してみられるのは面白いのでは?
完成すれば特許が取れるかもしれませんよ。
お返事 2009/4/12
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角型9Vの直結は可能か
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角型9Vの直結は可能か
(匿名希望) 様
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お返事 |
可能でもあり、不可能でもある
お返事 2009/4/5
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東芝のimpulse
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2回目ですが宜しくお願いします
質問なんですが最近東芝ででたimpulseという電池が出たみたいなんですがその性能はどうなのでしょうか?
すいませんくだらない質問で^^;
もしよかったら使ってみようかなと思っています
カルソ 様
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お返事 |
東芝の「IMPULSE インパルス」もマクセルの「ボルテージ」も購入していません。
たいへん申し訳ございませんが、評価・感想はありません。
別段使えない電池では無いと思いますので、購入されてはいかがですか?
東芝の発表があった時には、「インパルス」と言えば東芝のライバル会社(?)のパナソニック電工の「アメリカンフットボール部【インパルス】」じゃないのか!?と思ったくらいです(笑)
東芝もアメフトチームを持っていますから、ゲームで直接対決するわけではありませんがわざわざ敵企業チームの名前と同じ名前を商品に付けるとは、寛容なのかそれとも・・・
お返事 2009/4/2
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CGL3032のかわりにCR3032は代用できますか?
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こんにちは、morimと申します。
CGL3032というボタン電池ですが、メーカーではすでに生産中止ということで、CR3032で代用できないのかな?と考えています。
CGLが、3.7Vに対してCRは3Vとありますが、この場合代用できるのでしょうか?または他に代用された方はいらっしゃいますか?
こんど試してみようとは思っているのですが、この迷い箱にたどりつきご質問させて頂きました。
morim 様
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お返事 |
絶対にやめてください!
CGL3032はコイン型のリチウムイオン充電池(二次電池)です。
リチウムイオン充電池ですから定格電圧は3.7V、満充電直後は4.2Vあります。
対してCR3032はコイン型のリチウム一次電池です。充電はできません。
「リチウム電池」と「リチウムイオン電池」は同じ「リチウム」っぽいですが全くの別物です。混同するとたいへん危険です。
CGL3032を使用している機器ということは、充電回路も機器内に内蔵されているはずですから、そのままま電池だけCR3032に交換した場合は充電できない一次電池に充電電流を流して「電池の破裂・発火など」の事故に至ります。
「充電機能は使わないで、電池が切れるまで使って使い捨てる」のでしたら使えないことは無いかもしれませんが、ご心配のとおりリチウム電池は3.0Vですからリチウムイオン充電池の放電終止電圧とほぼ同じで、「機器が電圧不足で動作しない」「電池切れとみなして充電回路が働き、一次電池を破裂・発火させる」可能性があります。
Panasonicからは「VL系リチウムコイン二次電池」という物が販売されていますが、動作電圧がリチウムイオン充電池より低くそのままリチウムイオン充電池の充電回路ではやはり電池を破壊してしまいますので交換は無理です。
Panasonic製ではありませんが、世界の各社よりコイン型リチウムイオン充電池のLIR3032が今でも製造販売されています。
海外の問屋やショップなどから購入することもできると思いますので、必要であれば調べて発注されるのはいかがでしょうか。
お返事 2009/3/25
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投稿 |
ご回答ありがとうございます。
あぶないあぶないですね。
ここに質問して良かったです。
LIR3032というのがあるんですね。
日本では簡単に手にはいらなそうですね〜。
ありがとうございました。
morim 様
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投稿 |
LIR2032でしたね、間違えて検索してました。
日本でも購入できそうですね。
ちなみに、3032に2032とサイズの違いがありますが、その辺は大丈夫なんでしょうか?
代用する場合の注意点は何かあるんでしょうか?
質問ばっかりですみません。
morim 様
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お返事 |
すみません、検索リンク先はLIR3032ですが私の書いた文字がLIR2032と書いてしまっていたようです。
そのまま何も考えずに交換されるのでしたらLIR3032をご使用ください。
ただ世界的にもLIR3032よりLIR2032のほうが入手性が良いので、LIR3032が入手できない場合はLIR2032でも条件さえ揃えば代用は効きます。
コイン型電池の型番は「種別」-「直径」-「厚み」ですから、LIRは「Lithium Ion Rechargeable(リチウムイオン充電池)」で3032は「直径30mm×厚み3.2mm」を意味します。
2032は「直径20mm」と30mmに対して20mmと約10mm小さいので、ソケットにそのまま入れてガクガクしなければそのまま使えます。使える・使えないは機器側の問題です。
また直径が小さいぶん容量も小さいですから使える時間も短くなりますし、容量が小さいと充電時の許容最大電流も小さくなれますから3032サイズで最大限の充電電流を流す設計の充電回路では過電流で電池を破壊してしまう可能性もあります。これも使える使えないは機器側の問題です。
入手性の良さでは2032サイズのほうが簡単に手に入るでしょうが、使用される機器の特性・回路設計をよくお調べになってからLIR2032はご使用ください。
尚、他のメーカーでは、たとえばPanasonicが「CGL」と頭の文字を独自の物に変えて商品化しているように、メーカー独自の頭文字で後ろは2032としている充電式のリチウムイオン電池はまだまだ世界中を探せば見つけることができるでしょう。
もしかしたら簡単に日本でも入手できる商品があるかもしれませんので、そのへんは調べてみてください。(くれぐれも一次電池と二次電池は間違わないように)
お返事 2009/3/26
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投稿 3/27 |
なるほど、分かりやすい説明ありがとうございます。
勉強になります。
早速さがしてみました。PD3032が一番手には入りそうですね。
(これはリチウムイオン電池 2次ですよね)
いろいろと相談というか、質問答えて頂きありがとうございました。
morim 様
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ホンダのインサイトのバッテリー交換
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ホンダの初期型インサイトのバッテリー交換をしようと思います。
ウィキペディアによれば、「1999年にインサイトに採用された蓄電装置はコストの低いニッケル水素(Ni-MH)電池が「IMAバッテリー」と名付けられ採用されている。電池は円筒形モジュールであり、個々のセルが20個直列に接続されて1つのユニットを構成し、3時間放電率で6.0Ahの容量を持ち、パナソニックEVエナジー製である。」とあります。「IMAバッテリー」はいつでも外せる状態になっています。バッテリーの選定と入手に関してお知恵をお貸しください。(貴ブログで性能の高かったLEXELのNMH組電池は入手可能ですか?)
mechaoyaji 様
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お返事 |
初期のハイブリッド自動車のバッテリーにはニッケル水素充電池を使用されていたタイプもあるようですが(今では順次リチウムイオン充電池に移行中です)、ハイブリッド車のバッテリー交換はメーカーの純正品をご利用ください。
「IMAバッテリー」を分解して中に入っているセルを見て確かめれば、交換に使えそうな他のセルは探せば入手できるでしょうが、ハイブリッド車で使用されている物は走行でほぼ満充電に近い状態で使用し続ける浅い充放電に特化した特別な製品である可能性もありますし、バッテリーユニットと組で使用する充放電コントローラーとの相性などで市販の普通の電池・製品を使用すると不具合が発生する可能性もあります。
[参考] ホンダの「ハイブリッド車を動かす要 ニッケル水素電池ができるまで」
シェーバーや電気ドリル、大きくても電動アシスト自転車くらいまでであれば「自己責任」で電池を交換して何か機器にトラブルが発生しても機器が壊れたり動かなくなる程度で済みますが、自動車の場合は動力関係でトラブルが起きた場合にそれが元で事故を起こして、ご自分がケガをされたり死亡するぶんには構いませんが、他車や他人を巻き込んで取り返しのつかない事故になった場合に「自己責任」という言葉では責任を取りきれないと思いますので、そのような機器・装置で特にここで質問をしないとダメなようなレベルの方がご自身でバッテリー交換をされる事は絶対にしないでください。
あとこれは私の勉強不足で知識がありませんが、電動自動車の場合はバッテリーまで含めて車検の基準や技適などの認可が下りているということはないのでしょうか?
(普通の自動車バッテリーのように規格があって、適合品ならユーザーが自由にどのメーカー製品でも交換して良いという品では無いような気がするのですが)
そうであれば、バッテリーを改造した場合は「改造車」として車検に通らなくなる、その状態で乗っていたら違法改造で処罰されるなどということはないですか?
お返事 2009/3/25
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投稿 |
早速の回答、ありがとうございました。
「IMAバッテリー」はPCU(パワーコントロールユニット)を介して制御され「IMAバッテリー」の劣化が進行してPCUの想定外になると「IMA異常」となり、モーターアシストが中断され、ただのガソリンエンジン車になります。
劣化したバッテリーを同規格品(ハイブリッド用の量産汎用品)に交換することは改造では無く復元であると考えています。同規格品の入手方法を知りたかったのですが、自分で探してみます。
mechaoyaji 様
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お返事 |
同規格の「ハイブリッド用の量産汎用品」ですか。みつかるといいですね。
お返事 2009/3/27
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投稿 |
初期のハイブリッド自動車のバッテリーにはニッケル水素充電池を使用されていたタイプもあるようですが(今では順次リチウムイオン充電池に移行中
と書いてありますが現在市販されているハイブリッド車(少なくとも日本車)でリチウムイオン充電池が使用されている車はなかったはずです。
すべてニッケル水素電池です。
(匿名希望) 様
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投稿 |
IMAバッテリーを開けてみました。
ご指摘の通りガチガチの限定品で、直列6本の組電池が20セット入っていますが、両端に固定用ねじ穴のある端子があり、金属容器がスポット溶接でつながれていましたので、交換は諦めました。
せめてメモリー効果解消にと放電終止電圧を6.0[V]に設定して車載用コンプレッサによる20本の放電と2.0[A](約0.3C)で8.0[V]まで充電を行いました。8年間14万キロ無交換のバッテリーですが、全体の1/3が「1セル」分の劣化、1/3が新品同様、残りの1/3がその中間といった状態でした。
バッテリーマネージメントの進歩により、現在の車では劣化は更に少なくなっているものと考えます。劣化して足を引っ張っている組電池を交換する事に方針転換しました。
お付き合いありがとうございました。
mechaoyaji 様
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お返事 |
ハイブリッド車の電源(?)はリチウムイオン充電池への移行作業中で、各社で開発が進められています。
私の知人でもう20年くらい某メーカーでEVやハイブリッド車の研究開発を行っている男が居ますが、彼との世間話の中ではもうリチウムイオン電池の話しか出てこないくらいですので、移行期間中と考えてそう書いています。
ニッケル水素充電池タイプでは、年々電池(セル自体)が新しくなっていて、「ハイブリッド用の量産汎用品」なんて物は存在するはずもなく、彼曰く「そんなもんがあったらこっちが使いたいわ!(笑)」と酒の肴になっています。
なにしろネットの世界は広いので、Wikiなどにはハイブリッド用の量産汎用品があると書かれていたのかもしれませんし・・・
もちろん、電池メーカーの中では「EV/ハイブリッド車用」というカテゴリでの品種があるわけで(IMAバッテリー用セルもその中の1つ)、それが横流しとかメンテナンス用とかで裏ルートに流れていたらもしかしたら入手可能かもしれませんね。(ガチガチに品数管理している品でしょうけど、抜け穴はあるかもしれないわけで・・・)
でも希望は捨てないでください。
次世代のハイブリッド車用リチウムイオン充電池では「世界標準仕様化」(ISOによる規定)の動きが進んでいて、世界中で使いまわせる「ハイブリッド用の量産汎用品」にしようという働きかけや会議が進んでいます。
この「ISOxxxx規格電池」になれば、ハイブリッド車のバッテリーはセル単位では同一のものを使用できるようになる予定です。(会議は各国の利害関係が絡んで泥沼の様相らしいですが・・・)
ただ個人で分解して交換したり、セル自体を購入できるかは今とあまり変らない(スポット溶接などの組み立て方が変らない)とは思いますが、少なくとも各社で共通のセルを使用する状況になればそれこそ「裏ルート」でのセル販売が今よりは活発になるのではないかと(^^;
香港のネット販売サイトで安価に購入できたり(でも中華クォリティ?)、国内でもネットオークションで「ハイブリッド車用、“国産”リチウムバッテリー売ります」なんて出品が並んでいたり・・・
メーカーの彼曰く、「規格品が出ても、日本のメーカーは自社規格が好きだから使わない所も多い。少しでも自社の独自製品のほうが性能が良いと宣伝したいし、実際そういう電池を開発するだろうから。(というか実際開発中…)」。だからあまり期待しないほうがいいのかもしれませんが。
今mechaoyaji様のインサイトのバッテリー交換は容易ではありませんが、5〜10年後くらいに次世代のハイブリッド車に買い換えられる頃には電池交換が容易なバッテリーユニットになっているかもしれません。
お返事 2009/4/5
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放電器を作りました
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いつも楽しく拝見させていただいております。
「気の迷い」様のページ情報に感化され、100均LEDライトを買い漁ってみたり、100円シガーライターソケット用DC-DCダウンコンバータを買ってみたりと、一般人には無駄と思えるような事で日々楽しく過ごさせて頂いております。
今回「放電器」を作成させて頂きましたので。ご報告させていただきました。
http://suika-lab.blogspot.com/2009/03/blog-post_22.html
あばうと 様
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お返事 |
「無駄の日々」にようこそ!
いや、実際に100円ライトを沢山買っても実は実用性という点では「一個あればいいのに…」という事にすぐに気付くでしようね。
日本には「チリも積もれば山となる」という偉大な格言があり、実は100円ショップ品程度…と思っていても沢山買って後から思えば「なんでこんなに無駄な買い物をしたんだ!」と自虐の念に陥ったり・・・
・・・そこまで達すれば無駄道の極意を極めたり!(笑)
日々精進してください。
100円ショップの無駄商品を一個でも多く買えるよう、トランジスタやコンデンサはデジットでテープ品の超激安商品を買って節約するのは非常に有効ですね。あれは実に安い。
買う時に棚に書いている型番や諸元データをメモして、それをテープに書き写しておけばそれが何なのか間違いませんし、何を買ったのか自分が忘れ去っていても大丈夫ですよ(^^;
お返事 2009/3/23
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投稿 3/25 |
さっそくのご返事ありがとうございました。精進のほうはほどほどに頑張りたいと思います、、
あ、、改造予定のデジタル温度計も持っているし、、今年は電撃ラケットを購入して改造する予定もたてております。今後とも楽しみにしております。ではごきげんよう
あばうと 様
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WF-138の温度
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いつもお世話になっております、Sailです。
最近、WF-138充電器を酷使しはじめまして気になった点があります。それは充電時の充電器本体の発熱です。中に電源回路が入っているので当然とはいえますが、Ni-MHとは違いLi-Ion充電池ではあまり熱にはよくないはず(と、当HPで拝見した気がします)。
充電器の裏面を充電中に測定したところ、外気温23度C時に充電器は40度C近くありました。そして電池(UF16340×2)の表面温度は32度C程度(恐らくは充電器からの熱伝導)。これが夏場だとしたらかなり気になります。
一応、充電器本体の裏側に背の高いゴム足をつけてはみましたが、果たしてどうでしょうか? 小型リューターで充電器本体の側面と裏面にスリットを作り、放熱対策をすることも視野にいれていますが、ちょっと迷っております。これが日本製有名メーカーのNi-MH用ならさほど気にしないのですが、なんといっても中華製。みなさまはどうお思いになられるでしょうか? よろしければご意見をお聞かせください。
Sail 様
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お返事 |
そうですね。温度が気になるなら穴を空けて埃や異物が入らないようにメッシュを貼ったり、小型の冷却ファンをつけるなど色々と改造してみるのも面白いと思います。
私のところではWF-138はほんのり暖かくなりますが、リチウムイオン充電池の充電時周囲温度を越えるような感じではありませんので、特に何か手を加えるようなことはしていません。
普通に机の上に置いて充電していますが気になったことは一度もありません。
お返事 2009/3/23
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投稿 3/26 |
いつも的確なご指導ありがとうございます。
充電器への異物混入までは気が回りませんでした。メッシュ材は確かに必要ですね。最近は温度管理に気を配るようになっていて少し心配性気味です。WF-138はもう少し様子を見て対策を講じようと思います。
Sail 様
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コードレスドリルの交換バッテリー入手不能
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某オークションと称する所からコードレスドリルセットを購入したのですがバッテリーが21.5Vという国内では手に入れることが難しいバッテリーです。何方か入手先はありますか?。それとも分解して別の国産のNiCd(?)を入れた方が良いのでしょうか。
教えて下さい。
あきちゃん 様
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お返事 |
また「オークションの21.6Vドリル」の被害者の方ですか!?
先に出ている『電動ドリルのニカドバッテリー交換について』をお読みください。
そのドリルのバッテリーが21.5Vという事ですが、新手の商品でしょうか。
セル電圧から考えてだいたいは21.6Vのはずなのですが、21.5Vと書かれているのでしたら(評判を知られないように)ネットで検索されないようにわざと数値を変えて出しているとか?
お返事 2009/3/16
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一回で使えなくなったLi-ion充電池
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はじめまして。 先日、Wolf Eyes Defender Digital Cree R2 HO Li-Ion充電式とXenon 3.7Vバルブを購入し、Xenonバルブに交換して夜間の散歩にライトが消えるまで(約1時間)使用してました。
その後18650充電池(Wolf Eyes LRB-168Aプロテクト回路内蔵)を付属の充電器(Wolf Eyes製)で充電後、使用すると点灯しません。充電不足だったのかと思いもう一度充電器にセットしましたが、すぐに完了ランプに変わります(別の充電器WF-139でも同じ)
別の18650充電池(UltraFire・MicroFire製)では点灯しました。バルブをXenonからLEDにもどしたり、別の18650使用ライトも試しましたがだめでした。テスターで電圧を確認しましたが3.98Vありました。他の電池も3.7〜4Vだったので電圧は問題ないようなのですが。原因は何だと思われるでしょうか?
takemiya 様
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お返事 |
Li-ion充電池が「使用できなくなる」(寿命とか故障・破損とか)という状態にはいくつかの症状があります。
今回のお話では多分セルが故障になっていると思われます。
手持ちのLi-ion充電池(生セル)にも同じように「開放電圧を計ると約3.8Vあるが使えない」物があります。
ちょっとでも負荷をかけると出力電圧はほぼ0V程度に下がりますから、「見た目正常でも容量が0になっている」ような故障ですね。
これは生セルであり、プロテクト付き電池の回路故障などは原因には無い、純粋にLi-ionセル本体で発症している現象です。
お使いの電池がプロテクト回路つきということで、回路基板が何らかの故障をしている可能性もありますが、・・・あまり考え難いと思います。
何度も使って「寿命」と思われるセルはほとんど充電できないのですが、充電してやればほんの少しの間でも負荷に電流を流すくらいの力は残っています。
もっと劣化させた場合は開放電圧もほとんど無くなり、充電もできません。誰が見ても「もうおしまいかな」というような状態が来ます。
最初の一回はうまく使えて、ぞ以降は充電できないのであれば、やはりセル自身の故障の可能性が高いと思いますよ。
一回の使用でそうなったのであれば、ちゃんとしたルート(お店の店頭など)で購入してライトと一緒にレシート・保証書などがあればメーカー保証か店独自の保証が効くと思いますので、販売店に相談してみると良いでしょう。
(バッテリーは「消耗品」として保証外のお店とかもありそうですが…)
中華通販などで購入した場合は、保証書もありませんし一回での故障を証明するのは難しいのでそのまま泣き寝入りですね。
お返事 2009/3/16
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投稿 3/17 |
忙しい中、お返事ありがとうございます。電圧が正常でも容量0の故障なんてあるんですね。
とりあえず購入先に不具合のメールを送信しておきます。
ありがとうございました。
takemiya 様
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太陽電池とダイソーコンバーターでエネループが充電できません
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気の迷いサイト管理者様始めまして。
わたくし、太陽電池とダイソーコンバーターの組み合わせでUSB(5ボルト)充電システムを作り、普段から使える災害グッツという位置づけで遊んでいます。
携帯電話、PSP−2000、DSライトの充電はうまく出来たのですが、エネループのUSB充電器だけがうまく動いてくれません。
充電はされているようなのですが、やたら少ない量しか充電されていない。
うまく動かすにはどうしたら良いか、どうか知恵を貸してもらえませんでしょうか?
出来る範囲で測定したところ、太陽電池、ダイソーコンバータ間の電流が
PSP−2000では250mA流れる
エネループUSB充電器では10mAしか流れない
ということが分かりました。
このことから推測でエネループUSB充電器が電流を引っ張りすぎていると思い、太陽電池の特性から電圧に変化があると思い測定したところ、
PSP−2000では7.35ボルト
エネループUSB充電器では11.2ボルト
と、予想通りの結果になりました。
自分の考えられる範囲ではエネループUSB充電器専用のコンバーターを作るしか考えられませんが、災害グッツとの位置づけも考えるとコンバーターはひとつにしたいと思い知恵を貸していただきたいと思います。
Jin 様
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お返事 |
「エネループUSB充電器が電流を引っ張りすぎている」のであれば、負荷が大きいので消費される電流も多く、バッテリー電圧は11.2Vなんて高い電圧は示さずにもっと少ない電圧を示すのではないですか?
「引っ張りすぎ」という事はそれだけ電流を消費しているはずですよね。
太陽電池からたった10mAしか流れていないのであれば、全然電流は引っ張られていませんよね。
「エネループのUSB充電器」がどこの何かわかりませんが、単純にその充電器内に何か電子的な制御回路が入っていて、その回路が判定する正常な電源電圧範囲にコンバータ出力が無いか、コンバータの出力制限回路の働きで充電器が充電開始時に必要とする電流を供給できずに電圧低下をして、その電圧低下を充電器内の電子回路が判定して「充電しない」ように切り替えているのではないですか?
とにかく、その「エネループのUSB充電器」が正常に充電動作をする時の電源電圧範囲と、その時に消費する電流値などを詳しく調べて、その規格にダイソーコンバータが対応しているかも調べてみてください。
一口にダイソーコンバータと言っても数社から数種類の物が供給されていて、基本的な回路図はほぼ同じですが使用されている部品によって最大供給できる電流値や消費電流に対する出力電圧の低下具合がそれぞれ違います。一概に「ダイソーコンバータ」と言ってしまうことはできませんので、今お使いのコンバータの特性もちゃんと調べてみてください。
お返事 2009/3/8
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投稿 |
すばやい回答ありがとうございます。
電流の引っ張りが原因でしたら10mAはおかしな数値ですね。
早とちりとはいえ恥ずかしい発言でした。
ぬけていたエネループのUSB充電器はサンヨー純正の「NC-MDU01」と、ダイソーコンバーターは貴殿サイトでも紹介している自動車用携帯電話充電器(MC34063A)です。
NC-MDU01の消費電流は調べられますが、コンバーター特性とは何をどう調べたら分かりませんが色々勉強していきたいと思います。
また、エレキジャックという雑誌を立ち読みしていたら簡易MPPTとしてトランジスタと半固定抵抗で入力電流の制限をしていました。
出来るようならこの辺りにも手を出して行こうと思います。
早とちりの質問にも答えていただきありがとうございました。
Jin 様
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お返事 |
いや・・・だから・・・MC34063AはICの型番であって、MC34063Aの基本回路図を元に作られているコンバータでも「部品が違えば性能が違う」と書いたわけです。
ダイソーで売られている12V→5V携帯充電器(315円)でも形が違ったりして、製造時期の違いや製造元が違う数社からそれぞれ違う基板・部品定数の物が供給されていますよね。
たとえば、ある製品では使用しているコイルが細くて大きな電流を流すとすぐドロップしてしまうとか、電流制限検知用抵抗の値が違えば大きな電流を必要とされた時の動作が変ってくるとか・・・・。
それを「自動車用携帯電話充電器(MC34063A)です」で十把一絡げにされてしまうとは・・・。それも「早とちり」の一つですか。
そういうDCコンバータを使わなくても、他の方法でMPPTを作られている方のHPやブログなども沢山あるようですので、奥が深い太陽電池電源の研究は思う存分お楽しみください。
お返事 2009/3/8
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投稿 |
はじめまして。
usbには4つの端子があり
1つはGND1つは5v残りの2つが信号用の約2.5vの端子というふうになっています(知ってたらすみません)
私もやったことがあるので分かりますがpspは信号用端子がなくてもちゃんと充電してくれます。でもiPodだとその信号用端子がないとそもそもusbにつながってないと認識し充電してくれません。
今回のエネループ充電器の場合もiPodと同じように、信号用端子の電圧も作ってあげないと駄目なのではないのでしょうか?
(匿名希望) 様
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お返事 |
匿名希望様、貴重な情報ありがとうございます。
USBの信号線が「約2.5V」というのは初めて知りました。
USB(2.0)の信号線はD+とD-の2本があり、USB Implementers ForumのUSB規格の規定では「D+/D-バスは3.0V〜3.6Vの差動バスであり、ロー/フルスピード通信時入力判断のVIHは2.0〜3.6V、VILは0.8V以下。ハイスピード時VHSSQは100〜150mV以上。」と定められています。差動電圧についての規定に「Differential Common Mode (VCM) 0.8〜2.5V」という数値は出てきますが、これはバス電圧自体が2.5Vというものではありませんよね。
3.0V系であるUSBバスの信号線電圧が「約2.5V」という規定はどこにも無いし間違っているのですが、そういう情報がまかり通っている状態だとしたらそれはたいへん悲しいことです。
多分「ipodは信号線に電圧をかけないと充電が始まらない」と最初に情報を公開した人かそれを見た誰かが「USBの信号線は約2.5V」なんて間違った事を書いて、それを見た電気・USBの知識が無い人がそのまま鵜呑みにしてみんながそう書いてコピー&ペースト状態で広がっているのではないでしょうか。
もしかしたら、デジタル通信線であるUSBのD+/D-信号を普通のテスターで電圧を計ったりして、全然おかしな2.5Vくらい(で少しフラフラする?)を表示したので「約2.5V」と書いているのかもしれません。
ついでに、iPodやiPhoneにUSB充電ケーブルを作るような記事で、抵抗で5Vから半分くらいの電圧を作ってそれを「D+とD-をショートさせてまとめて繋ぐ」という大変恐ろしい接続を推奨しているところもあるので注意して下さい。
規格上はUSB機器側からはホスト側から要求が無い限りデータ送信は行われないはずですが、たとえば「USB充電器を繋いだ瞬間」とかに「人間の手の動きによる接触不良」で機器の電源が入り切りされて不安定な状態になった時にUSBコントローラが「送信」状態にならないとは限りません。(基本的にはUSBはホットプラグ対応なので抜き差しOKのはずですが…)
USBバスは差動バスですから、「出力」時にはD+とD-はお互いに相反する「相」で内部の3.6V電源またはGNDと接続され、もし外部でD+とD-がショートされているとUSBコントローラ内の3.6V電源回路はGNDとショートして壊れてしまいます。
規格上はそういう事が無いようになっているはず(動作の規格以外にも電子回路上の保護回路とかも…)ですが、そのような事故を引き起こすような配線にすることを「こういう風に接続しましょう」と他人に薦めるのはどうかと思います。
まぁ、「USBデータ線は約2.5V」等と書くくらいのUSBの知識の方ならそこまで内部の事も知らず、何をしてはいけないかなんてご存知無いのでしょうけど。
充電を開始するかどうかの話しに戻して、USBバスの動作からすると「ホスト側からD+/D-に何Vがかかっていたら」なんて判定はおかしなことで、USB機器はホスト側と接続したら「データ通信をしてネゴシエーションが成立したら」相手がUSBホストであると認識・動作開始するのであればわかるのですが、「USBバスのD+/D-に何か電圧がかかっていたら」相手を電源と認めて充電を開始するなどという手順はUSB規格に反しています。
つまりD+/D-にある程度の電圧をかければ充電を開始するというApple製品(iPodやiPhone)は「USB規格外の自社独自規格品」であり、USBホストにはつなぐべきものではない(USBとして不適格)と言ってしまっても良いかもしれません。
「pspは信号用端子がなくてもちゃんと充電してくれます」というのは私のテスト結果やソニーの公式情報と全く反対ですね。
USB端子を持ったプレイステーションポータブル(2000番台)でテストした結果、USB端子からの給電では相手がUSBホストでありpspと通信が成立しないと充電モードには入りませんでした。これはUSB規格として正しいネゴシエーションが行われていると思われます。
まさか、pspの場合「USB→電源プラグ変換ケーブル」のような物を使用して「pspは信号用端子がなくてもちゃんと充電してくれます」なんて書かれているのでは無いと思いますが(データ端子の全く関係無いケーブルですからね…)、USB端子経由でプレイステーションポータブル(2000番台)にUSBホストが無い状態でも充電できるような改良かバージョン変更があったのでしょうか?
ソニーも公式にUSB端子からの充電はパソコンやPS3等(つまりUSBホスト)と接続した時のみ可能と条件を提示していましたから、これが変更されたのであればUSBケーブルと携帯電話充電器などで充電できるので便利になりましたね。
お返事 2009/3/9
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投稿 |
参考までに
手持ちの三洋USB専用充電器NC-MDC01の電源別による充電時ランプ状態
パソコンUSBポート 充電中点滅
秋月スイッチングACアダプタ5V1A 充電中点滅
秋月スイッチングACアダプタ5V2A 充電中点滅
秋月DCDCコンバータ5V1.5A 充電異常点滅
DCプラグとUSBの変換ケーブルは自作で電源ピンしか接続していません。
DCDCコンバータはHRD051R5Eで入力には、ポータブル電源SG-1000の12V(鉛蓄電池)出力です。
以上の結果から、
USB信号線は関係なし
と言うことがいえます。
あとDCDCコンバータで単三と単四では充電異常点滅の挙動が若干変わる(単三はずっと異常点滅、単四は基本異常点滅たまに充電中点滅になります。)
推測ですがDCDCコンバータがパルス充電電流に応答できていない感じです。(確信ありません)
えれらいふ 様
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お返事 |
えれらいふ様、詳しいレポートありがとうございます。
NC-MDC01がUSB信号を監視していなくて良かったですね。 > Jin 様
単純に対策するなら、DC/DCコンバータの出力に10000μFくらいの低ESR電解コンデンサ(いやもっと大容量が必要?)を付けて試して見るという手が使えるかもしれませんね。
お返事 2009/3/10
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投稿 3/10 |
管理人様、匿名希望様、えれらいふ様、レス及び貴重な情報ありがとうございます。
毎日はネットを見れないのでお返事遅くなり申し訳ありません。
まずこちらの情報として、
NC-MDC01のUSBの信号線は関係ないことは裏ブタを開け、つながっていないことは確認していました。
また、PSP-2000の充電はUSB=>電源ジャックコードで充電しています。
とりあえず入手したデーターシート9ページの参考配置の中に「0.1」なものがあり、0.1μFでないかとにらんでおります。
セラミックならすぐに手に入りそうなので、まずはこの辺りからはじめて見ます。
また、オプションフィルターなるものも書いてあるのですが、コイルが準備できるかどうか。
大容量コンデンサはこれから探してみます。
秋月DCDCコンバーター5V1.5AとはHRD051R5Eでしょうか?
どこかのホームページではあまりキレイな出力ではないなどと書かれていたような。自分には意味は分かりませんが、自分の持っているダイソー携帯充電用コンバーターもキレイな出力でなく充電されないのかな?と推測します。
牛歩ですが地道にやって行きたいと思います。情報、助言ありがとうございます。
Jin 様
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いつも楽しく読ませて頂いています。
過去ログを見ていて気になったことがありますので投稿します。
USB端子を介した充電についてですが、D+ と D- を短絡する充電専用ポート(Dedicated Charging Port)という仕様があります。
http://www.usb.org/developers/devclass_docs の Battery Charging 規格です(現在 v1.1)。
ご参考までに。
ホオジロ 様
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お返事 |
情報ありがとうございます。
私が最後に詳しく確認した2005年頃には無かった情報(規定)ですね。
怪しいUSB充電器や勝手に独自規格が乱立したので慌てて2007年に規制しようとしたのでしょうか。
ちなみに、どの記事で書いていた事に対するお話かわかりませんでしたので、こちらに掲載させていただきました。
お返事 2010/3/2
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THC-34RKCでリフレッシュ
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このHPをいつも楽しく拝見させていただいております。
さて、昨日予約していたTiablo TL-1(AA×1 or 14500×1仕様)が届きました。これに合わせて充電式EvoltaとセットでBQ-391充電器も購入したのです。
ところで、この充電器BQ-391は「いたわり充電」なる機能が搭載されています。実は、昔購入した東芝製Ni-MHのTH-3K(min 2300mA)が弱ってきまして(一年間以上も放置していたのです!)、BQ-391のいたわり充電が出来るかを試してみたかったのです。結果としては良好。この古いTH-3K(×16本)は余生を無事に過ごせそうです。
このBQ-391に関しては気の迷い様の記事にも触れられているので注目していたのですが、残念なことにリフレッシュ機能がありません。これについても記事に御指摘がありましたが、リフレッシュ機能の補完としてひとつ思いつきました。実は今まで使用していた東芝製の充電器THC-34RKCのリフレッシュ機能が使えないかということです。説明書によれば、このTHC-34RKCはmin 2000mAのTH-3LBにも対応とのこと。すると、同じNi-MHで容量が同じのHH-3MRSでもリフレッシュと充電は可能ではないかと思うのですがいかがでしょうか? もちろん、個々の電池にはメーカー推奨の充電方式があるはずなので必ずしも最適な充電にはならないかも知れませんが、一ヶ月に一度というスパンでリフレッシュを行う場合にはエネループや充電式エボルタのリフレッシュ用に東芝製の充電器が使えないかと考えております。たまたま手持ちのもので利用できればと思い、ご意見をお聞かせ願えたら幸いです。
追伸:以前投稿しましたUF WF-138充電器は無事に購入できました。
Sail 様
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お返事 |
THC-34RKCでリフレッシュはできるのではないでしょうか。
お返事 2009/3/5
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ICレコーダーの電池相談
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はじめまして。いつも参考にさせていただいています。
気になる部分を検証していただきありがとうございます。
今日は個人的にどうしても気になっている事を質問します。
自分は仕事などでICレコーダーを常備していて、使用頻度も非常に高い人間なのですが、ICレコーダーに使う単4電池だと、どの充電池が最適なのでしょうか?
コストパフォーマンス的にpowerloopなども検討してますが、中身がクソで使えなければ、肝心な時に電池切れ、なんて最悪の場合もあろうかと思うと、なかなか買えません。
かと言ってeneroopは容量が少ないみたいだし、録音時間が短いのもイヤだなぁ、なんて思い、迷っています。
お忙しいところ申し訳ありませんが、ICレコーダーで毎日毎日何がしかを録音しているヘビーユーザーの私に、オススメの単4重電池を教えていただけませんでしょうか?
それとついでに、充電器は今まで使ってきたものでも良いか、それを教えてください。
モノはSONYのリフレッシュ機能付のBCG-34HRDです。
ろんすぅ 様
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お返事 |
毎日何かの機器で使用するなら、別にeneloopのように自己放電を抑制したタイプの電池でなくても、毎日充電して持って出かければいいですよね。
それでしたら三洋の単四型ニッケル水素充電池の1000mAhタイプ(HR-4UG)やネクセルの1000mAhタイプなど、容量重視の電池を使われてはいかがでしょうか。
単四型ニッケル水素充電池は容量が少ないので単三型にくらべて比較的自己放電も少なく、数日放置しただけで容量が抜けてしまうようなこともありません。
100円ショップのVOLCANO NZ(750mAh)なんて数ヶ月放置していても全然普通に使えています。
1年程度とか、そのくらい長期間放置するならeneloopや充電式エボルタのような自己放電抑制型が必要ですが、比較的使用頻度が多く電池切れが心配であれば市販品の中でも大容量タイプの充電池を選ばれたほうが安心だと思います。2組持って交互に使ってやれば(片側だけ使いつづけて、片側は予備のままにするのはご法度)予備もあり電池切れの時にすぐ交換して使えますよね。
単四電池の容量は昔から比べると格段に大容量になったというわけではありませんので、充電器はそのままお使い頂いても大丈夫だと思います。
今回の用途では「電池切れが心配」という点が大きいと思いますので、すごく短時間以外で、普通に「使用した」と思ったその日のうちにそのまま充電するような「継ぎ足し充電」を行ってなるべく満充電状態で毎日持ち歩くようにして、20回に一度程度はリフレッシュしてやれば電池のコンディションも長期に渡り良い状態が保てるでしょう。
ほぼ毎日使用するのでしたら、1日ごとに電池2組を交互に使って、一ヶ月に一度月が変る時にリフレッシュするような習慣をつければよいと思いますよ。
poweloopの単四は使用したことがありませんので、どの程度の放置に耐えられるのかは知りませんのでこれに関しましては意見は差し控えさせていただきます。
お返事 2009/3/1
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投稿 3/1 |
迅速なお返事ありがとうございます。
非常に助かりました。
単3と単4では、また事情が違ってるんですね。
大容量タイプのものを買ってみます!
ありがとうございました。
ろんすぅ 様
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リチウムイオン電池のプロテクト回路の流用
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いつも勉強させて頂いております。m(_ _)m
さてリチウムイオン電池のプロテクト回路ですが、ライト側に組み込む事は可能でしょうか?
例えばプロテクト付の電池に内蔵されている基盤を改造して、スイッチ部に収納するとか、生電池のマイナス側に貼り付けるとか・・
過放電防止だけでもいいんですが・・・。
bao 様
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お返事 |
リチウムイオン電池のプロテクト回路は、電池から外して他に流用する事自体は可能だと思います。
他の電池に貼り付けて(但し電源配線などはちゃんとして)使うのもできるでしようし、ライトに組み込むのも面白そうですね。
ただ、ライトのテール部にあるスイッチの中には難しいですね。電源が取れませんから。ヘッド部に入れてちゃんと電源を取って使ってみてください。
お返事 2009/2/12
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投稿 |
いまさら気付きました。
レスありがとうございます。
試してみます。
bao 様
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お返事 |
試してみて、何か面白い使い方ができたら教えてください。
お返事 2009/4/8
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ニッケル水素電池の買い替え時期、寿命
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「気の迷い」すばらしいHPですね。
素人ながらに、その専門性の高さと研究心に関心しております。
もうすでに、どこかに回答があると思いますが、探せなかったので質問させていただきます。
ニッケル水素電池の買い替え時期というか?
寿命というか? そろそろ廃棄して、新しいのに買い替えるかという判断はどうすればよいのですか?
○○回使えるといわれても、回数なんて数えてないし・・。
と思ってます。
私は、eneloopがでる前の古いニッケル水素電池を何本か持っているのですが、リサイクルに出すものか?まだ、使うかちょっと悩んでいます。
また、古いeneloopと新しいeneloop混ぜて使っても特に問題ないですか?
あと、カーバッテリーについて質問してもよいですか?
これも、寿命判断ですが・・。バッテリー液の比重以外に簡単にそろそろ替え時と判断する方法は、ありませんか?
バッテリー液の比重は計ったことはありませんが・・。
もちろん、カーショップにいけば、測定してくれるとは、わかっているのですが、出来れば買いたくないのに、測定だけしてもらうのに、気がひけますので。
すみません。初歩的な質問だらけで。。
kenken 様
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お返事 |
ニッケル水素電池を見ると「500回」や「1000回」などと繰り返し使用可能回数が書かれていますね。
でもそれは実際に電池が使用できる回数の事でも、買い替え時期でもありません。
ではこの「500回」「1000回」って何?、となると思います。
この回数は、JIS試験方法で定められた電池の性能試験を行って、その規定により容量が60%まで減少するまでの繰り返し充電回数で「500回以上達成」や「1000回以上達成」という基準をクリアした電池であるという意味です。
JIS試験方法では、電池を途中まで使って継ぎ足し充電を繰り返し、途中で時々100%放電をしてから満充電する、いわゆるリフレッシュのような事をするという想定で50回を1セットとしてそれを何回達成できるかで電池をテストしています。
くわしくは『エネループの使用回数はどこで1回? 使い方と寿命の関係は?』で説明していますのでお読みください。
では「いつ寿命が来るのか?」ですが、それは誰にも断言できません。
使い方によっては50回くらいでも寿命が尽きることもありますし、また別の使い方では1500回くらいは使えるかもしれません。
JIS試験によるニッケル水素充電池の寿命は「容量が60%を下回るまで」という事になっています。
つまり使える時間が新品の時の60%程度より短くなった時には「それは寿命だよ」とJISは定めています。
でもこれはあくまで一定の基準を作っておかないと、公平に各電池の性能を評価できないからあるところに基準を設けているだけで、容量が60%になった電池が全く使えなくなったわけではありません。まだ60%も使えるのです!
電池は新品から徐々に寿命に近づいてゆくと、容量が減るだけではなく取り出せる電圧も少し下がってゆきます。電圧が下がると満充電した後でもモーターを回す力やライトをつける明るさが下がるので「パワーが弱くなったな」と感じるはずです。デジカメでは数枚撮影しただけで電池切れマークが出ることもあります。
そして容量低下は使用時間の短さで体感でき、総合的に「弱くなった電池」と感じられるはずです。
他にも、自己放電の性能も下がり、充電してからしばらく放置しておくと電気が抜けてしまう比率も多くなり、これも「充電したのに使えないなぁ」という使用感につながります。
ですので、JISの規定などは関係なく、電池の買い替え時(廃棄処分にする時期)は、あくまで使用する方が使用する環境で「使用できなくなったな」と感じた時でいいのです。
たとえば、強い力を必要とする機器(デジカメなど)では充電してすぐ使っても弱くしか使えない「かなり弱った電池」でも、少ししか電気を使わない機器(ミニLEDライトやラジオ等)ではまだまだ元気に、それなりに長期間使えたりもします。
寿命が近づいて大きなパワーを取り出せなくなっても、まだ弱い電力でならそれなりに電気を供給し続けることができるのです。
ですから、充電池が弱ったなと思ってもすぐには捨てずに、何か別の弱い電気機器で使用できればしばらくは使ってやって、なるべく廃棄処分にする量を減らせるというわけです。
ニッケル水素充電池を捨てる目安は、機器で使えないと感じた時と、「充電器で充電できなくなった時」にしましょう。
各メーカーの純正充電器などを使用していて、エラー表示が出て充電できなくなった時や、充電が満了したはずなのに機器に入れたらほんの少ししか使用できなくった時には、もうかなり寿命が尽きかけていますので、廃棄してしまってもよいでしょうね。
ただ、充電器や電池の金属端子が汚れていて充電不良になっているとか、別の原因で充電ミスをしてしまっていないかはちゃんと確かめておきましょう。
電池はまだまだ元気なのに、端子が汚れていただけで寿命と勘違いして捨ててしまってはもったいないですからね。
いろいろと裏技的な充電をして、メーカー純正充電器でエラーが出る電池をまだ続けて使いつづける方法もありますが、そういうのは良く知った人だけが行うだけでよいでしよう。知らない人はそれなりに・・・
自動車のバッテリーも同じようなもので、セルスターターを回したけど弱くて「こりゃだめかも?」と思ったら早い目にメンテナンスしてみて、それでも回復しないようなら新品に交換しましょう。
バッテリーの突然死で移動先で車が動かなくなることもありますから、車のバッテリーは余裕をもって交換したほうが安全ですよ。
お返事 2009/2/11
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投稿 2/12 |
大変よくわかりました。ご丁寧にありがとうございます。使う用途で変わってくるとの事ですね。
あとは、自分の感性で、末長く使うようします。ありがとうございました。
kenken 様
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投稿 |
横レス失礼します。
>カーバッテリーの寿命
車の使用頻度(毎日の通勤等での使用なのか、仕事で日中はフルに走らせているのか、はたまた週末だけなのか)や、走る場所(渋滞が多いなど)、エアコンの使用頻度、オーディオ等の電装品をどの程度積んでいるか、等にもよるので一概には言えないのですが、自動車整備関係の間では一般的に2年毎に交換と言われており、私も妥当だと思っています。
ロードサービス(JAFや保険会社など)に加入しており、ロードサービスが容易に受けられる街中だけ走っているのならギリギリまで持たせるのもありだとは思いますが、携帯電話がつながらないような田舎(実際国道沿いでも携帯がつながらない場所があります)に出かけるような事が多ければ早め交換のほうが安心ですね。
(冬季の北国でめったに車が通らないような場所でエンジンが止まるような事になると命にかかわる場合も!)
夜間交差点等で止まった際にライトが極端に暗くなる、ライトをつけるとラジオやオーディオに発電機のノイズ(ヒューンという具合にエンジンの回転数によって音が変わるような音)が入るようになる、等も寿命末期の症状ですので、こうなったら早めに交換したほうが良いと思います。
バッテリーが劣化すると発電機への負荷が増え、燃費に影響する事も考えられます。
jr7cwk 様
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お返事 |
詳しい追加情報ありがとうございます。
・・・・私から書いたので無ければいいのかな。
実は、「1つのトピックの投稿で、途中で"ところで"、等で話題を変えて2つ以上の内容の投稿はご遠慮ください。」という投稿のお願いに対して、そういう投稿をされた質問者様は恐縮されて非公開でこちらにご連絡をされています。
ですので、私は後者の自動車のバッテリーについてはこのトピックではあまり触れないようにし、サラッと流すだけにして質問者様のお気遣いにお応えしました。
まぁ、投稿を読んだ第三者の方が詳しいお話をしてくださったのならあくまで自然な流れだったということで。
お返事 2009/2/14
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投稿 2/15 |
jr7cwkさん ありがとうございます。大変参考になりました。
また、「気の迷い」のオーナー様の寛大な取り計らい、ありがとうございます。
kenken 様
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リチウムイオン電池もエネループ?
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エネループとはサンヨーのニッケル水素電池と思い込んでいましたが、サンヨーではリチウムイオン電池もエネループと呼んでいることに最近気づきました。読者の皆様の中にも私と同様な思い込みをしている方がいるのでは?
Kin 様
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お返事 |
正確には、三洋はリチウムイオン充電池単体はeneloopとは呼んでいません。
eneloopは最初は単三・単四型のニッケル水素充電池の名前として使われましたが、その後に三洋の全社を上げての(涙ぐましい)営業状態回復の為のスローガン「Think GAIA構想」(地球環境を考えようという意味)の元、私は大嫌いな言葉ですが三洋の『エコ』推進商品関連で「充電して使える物」のほとんどは以後『eneloop』と呼ぶ事になりました。
『eneloopモバイルブースター』『eneloopカイロ/eneloopアンカ』や『eneloopバイク(電動自転車)』など、eneloopのウリ言葉である「繰り返し使える」製品は次々とeneloopブランドとして発売されています。
それらの機器の中には、電源にニッケル水素充電池のeneloopではなく、リチウムイオン充電池を使用した物もありますが、そのリチウムイオン充電池については名前として「eneloop」とは呼んでいません。もちろん白い外装で青色のロゴがeneloopとプリントされたリチウムイオンバッテリーなんて物もありません。(あったらそれはそれで即買いますけど/笑)
あくまで装置・機器・商品の名前が「eneloop…なんとか」であって、リチウムイオン充電池は「eneloop」とは呼んではいませんし、単体で「eneloopリチウムイオン電池」は売っていませんのでお間違えの無いように。
お返事 2009/2/10
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投稿 2/11 |
御回答有難う御座いました、確かにリチウムイオン電池をエネループとは呼んでいないようです。
しかし「新時代の充電池として(エネループ)」が大きな反響を得た事は事実だと思っています、それを逆手にとって勝手な理屈をこねて誇大(拡大)宣伝は如何でしょうか?
私には最近のいろんな不当表示と同根に思えてなりません。
Kin 様
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電動ドリルのニカドバッテリー交換について
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お世話になります.
電動ドリルのバッテリーが使えなくなったので自分で中身を交換しようと思っています.
現在のバッテリーはニカドCセル1.2V(1200mAh)×18本が直列(21.6V)になっています.
この電池を単3のニッケル水素電池 1.2V(1300mAh)×18本に置き換えても問題ないのでしょうか?また,その場合,充電はどのようにすればいいのでしょうか.
よろしく御教授願います.
ごま 様
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お返事 |
Cセル(単二型)が18本ですか!?
どんな巨大なバッテリーケースなんでしょう。そんな巨大な電動ドリルって手に持って使えるんですか・・・。
まぁ、それはさておき・・・
ニカドCセルをよく似た容量のニッケル水素充電池に置き換えると、一見すると電圧も容量もほぼ同じで問題無く使用できるような気がしますが、電池の内部抵抗についてはどうでしょうか?
ニカド電池しか無かった時代の製品・・・という事もあるかもしれませんが、ニッケル水素充電池が生まれてからも電動工具ではニカド充電池が長い間使われてきました。
初期のニッケル水素充電池は高くておいそれと使えなかったという事情もありますが、電動工具では瞬間的な大電流が必要で、大電流用途では(工具用等に専用に開発されたタイプの)専用ニカド充電池のほうが適していたという理由があります。
そこに電圧や容量が似ているからといって単三型のニッケル水素充電池を入れてしまうと、大電流を取り出す用に作られた専用電池では無い為に電池にとっては過電流での放電となって電池の性能を著しく悪くしてしまったり、早く劣化させてしまう可能性が考えられます。
ラジコンや工事現場で言われる「パンチ」があるかないかの違いですね。
電動工具など、パンチが必要な機器ではそれなりに内部抵抗が低く、大電流用途に開発された専用タイプの充電池を使用することが望ましいです。
今でもCセル(単二)型のニカド充電池はネット通販などでも売られていますので、探してみられてはいかがでしょうか。
そういう通販品でもニカドで2500mAhなど、昔の品に比べたら容量は2倍程度になっている物が多いようです。
充電器が正しく満充電を検知するタイプであれば、容量が多くなっていてもそれほど危険は無く充電できます。
容量が大きな電池にして充電時間が倍くらいかかってしまうような場合は、充電器側の安全タイマーが働いて途中で充電がストップすることも考えられます。
これらは、充電器の仕様によってそれぞれ違いますから、「今お使いのドリルの充電器では」という説明はできません。できましたらご自分でお調べください。
また、電動工具用の充電器の場合「30分充電」など超急速充電を行う物も多くあります。
工事現場で電池が切れた場合、何時間も待ってはいられないからです。(普通は予備の電池と交互に充電しながら使います)
そのような超急速充電の場合、元のニカドと同じ容量のニッケル水素充電池に入れ替えたら充電電流が多すぎて電池を痛める、最悪の場合は破裂させる危険性もあります。
その充電電流がその電池に対して安全なのかどうかも、充電器の種類や使われる電池の仕様によって様々ですので、仕様がわからないお話なのでこれ以上詳しくはお話しできません。
またニカド用に設計されている電動工具用の充電器では検出する−ΔV値も深く、ニッケル水素充電池では過充電をすることもじゅうぶんに考えられます。
充電の際に毎回バッテリーパックをバラして、中の単三ニッケル水素充電池を市販の単三用の急速充電器で充電するのがベストですが、面倒ですよね。
できれば、同じサイズで同じような容量のニカド充電池を探されて、交換するのが良いと思いますよ。
どうしても交換できる物が無い場合はニッケル水素充電池に入れ替えても「ドリルは動く」でしょうけど、やはりドリル付属の充電器での充電には心配が残ります。
お返事 2009/2/8
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投稿 |
ご返答ありがとうございます。
やはり18本の直列はすごいですよね。でも今でも売ってるんですよ。オークションで21.6Vで検索すると出てくるドリル類です。この充電器がひどい代物で、過充電ですぐにバッテリーがダメになってしまうんですよ。交換用のバッテリーも売っていないために、現在では使い物になりません。
やっぱりニカド電池に置き換えるしかないですかね。しかし、18本も購入すると本体よりも高くなってしまうんですよね。ACアダプターに直結してみようかとも考えましたがそんな大電流を出せるアダプターなんてないので、あきらめかけているところです。何かいい案があれば教えていただきたいですが、新たに買ったほうが早いですかね。
ごま 様
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お返事 |
直列接続での使用は、最初はいいですが中の一本が弱り始めたら、その一本(または弱った数本)に対して使用時には過放電で転極させてしまうなどの問題がありますし、充電時には容量が減ってしまっているセルに対して過充電になったり、少ししか使っていない状態で充電すると、最も容量が残っていた元気なセルはすぐに満充電になるのに他の多くのセルが満充電になるまでずっと充電しつづけられるので早く痛めてしまったり、「百害有って一利無し」という感じです。
18本というと、普通はそんな使い方はしないだろう、というくらいの本数ですからね。
工具用なら普通は交換用バッテリーが売られているはずですが、正規の工具系販路ではなく、オークション等で売られているような物はメーカーによる手厚い保証なども無いバラエティ商品扱いのものでしょうね。
ネットを検索してみると・・、確かに「工具でこの値段は絶対に無いだろう!」という安さですね。プロの目からしたらオモチャのようです。
一本105円のVOLCANO NZを18本なら本体より安いですが、一本150〜200円以上する電池なら本体を買いなおしたほうが安いですね。
そういう値段の工具だとわかれば、新品電池つき本体を買いなおしたほうがおトクだと思います。
ドリルピットとか色々付属品も付いてきますが、それほど品質の良い物では無いらしいので、予備や使い捨て用に付属品が増えるのもいいのではないでしょうか。
「個人で遊んでみたい!」というお気持ちが大きいのでしたら、単三ニッケル水素充電池×18本に交換するのも確かに手ではあります。
うまくゆけば、元のニッカド電池の時とほとんど変わりないパワーで使用できるかもしれません。
あくまで実験のつもりで改造してみてはいかがでしょうか。
(但し、ドリル付属の充電器ではやはりすぐに電池を壊してしまうでしよう)
他の手としては、「ACアダプター使用も考えた」という事で、工具からケーブルを延ばして外にバッテリーを繋いでもいいのでしたら、ラジコン用の「7.2Vバッテリーパック」を3個直列に繋いで合計21.6Vにして使うという手もあります。
工具をガリガリ回しても余りあるパワーが得られるでしょう。
接続にはラジコン店等で売られている専用のコネクタを繋いで、バッテリーパックを簡単に外せるようにすれば、充電にはラジコン用充電器が使用できます。
ただ、7.2Vバッテリーバック×3本、ラジコン用充電器をまとめて買うと、ネット価格(最安値で)2500円程度のその電動ドリルが何台買えるか・・・というお値段になりますけどね(^^;
お返事 2009/2/9
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投稿 |
おもちゃですかー。確かにそうですね。まあ、興味本位で買ってみた物なので惜しくはありませんけどね。2000円ちょっとでしたし。でも次回はちゃんとした物を買います。
しかし、ラジコンのバッテリー3本直結でですかー。おもしろそうですね。やってみようかな。
とても参考になりました、ありがとうございました。
ごま 様
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お返事 |
「おもちゃ」で気分を害されたのでしたらごめんなさい。
自分でも家ではホームセンターで5000円くらいの充電ドリル・ドライバーセットは使っていますが、やはりプロ用の工具と比べるとかなりチャチいのです。
最近急用でホームセンターブランド品の3000円程度の物(歯はついていない)を買いましたが、自分の5000円のよりずっとヤワでかなり使い勝手も良くありませんでした。
プロ用工具となると本体+バッテリー+充電器だけで1万4千円程度以上でもっと高い物がほとんどですが、やはり実際に使うと全然違います。
ドリルの歯も、単品で一本1000円以上で売られている物は大変良く、ドリル本体と歯が10本とか、更にドライバーピットやなにやらまで全部入って3000円程度の海外製の電動工具セットでは、ドリル歯の精度も悪く切れ味もそれなり・・・なんて物をいくつも見てきました。(中には穴を開けられないドリル歯とか…)
ネットで2000円くらいで買えるのであれば、「それなり」の性能でも何回か日曜大工などで使えればじゅうぶん元は取れていると思いますので、もし末永く使うのであれば予算を少し追加してそれなりの品を購入してしまいましょう。できれば交換用バッテリーが売られているのがいいですね。
もちろん、安い物を何度も買い換えてその場では「新品」を使うという方法もアリですから、購入する品は皆様それぞれの用途や気分にあわせて選択するのがいいですね。
お返事 2009/2/10
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投稿 2/16 |
横レスすいません。
ちょっと思いついたのですが、軽自動車用の鉛蓄2個直列いかがですか?
重量はかなりイクでしょうが耐久性は抜群だとおもいますよ。
名無 様
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投稿 4/23 |
横スレですが、過充電防止にタイマーを使うとよいですよ。
私はこの手の充電制御が無い製品でバッテリーをあっというまにダメにしたことがあります、それも日本の大手メーカ品です。3時間から5時間充電の所を忘れていて10時間以上充電してしまうことがたびたびあり過充電でバッテリーをダメにしたようです。
そこでダイヤル式タイマーを使って容量の1.2倍程度充電して止めるようにしています。バッテリーが1200mAhで充電電流が500mAの場合は1200mA÷500mA×1.2=2.88(約3時間)とします。またこの方法では追充電は行いません使い切ってから充電します、なぜなら残容量が分らないために過充電をしてしまう可能性があるためです。
私もオークションで手に入れた安物の電動ドリルやドライバーをこの方法で充電していて3年ほど経ちますがバッテリーはまだまだ元気です。
hiro 様
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UltraFire ICR123A(3.0V)をWF-139で2本直列充電!?
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本日、秋葉でUltraFire C1を見つけて気に入り、購入しました。
UF ICR123Aの充電池は3.0V仕様ということでC1に合わせたつもりですが、海外製の充電器や充電池の知識が乏しいため店員さんに聴いたところ、同メーカーのWF-139を薦められるまま購入しました。しかし、あとで判ったのがこの電池が生セルであること。そして形状からするとWF-139にICR123Aを直列で充電できそうな感じではありますが、実際の安全性が気になってきました。
そこで、お聴きしたいのがこの充電池と充電器の組み合わせ、およびUF-C1ライトでの使用に問題はないのでしょうか? もしもお解りのようでしたらご教授よろしくお願いいたします。
なお、ICR123Aは800mA 3.0Vと表記されています。
sail 様
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お返事 |
UltraFire C1はこんなライトですね。
(2008年のシリーズ)
中華UltraFire製ですが、どことなくSURE FIRE C2 センチュリオンに似ていて(笑)、スタイリッシュというよりは質実剛健、TOOLとして腰ベルトに挟んでおいて、ゴリゴリぶつけながら使っても役に立つようなイメージで私も一本持っています。
C2センチュリオンは2万9千円!もしますが、UF-C1(R2)はたった2千2百円でお釣りが来る(SureFireの1/10以下!!)ので安くて使い潰すにはいいですね。
普通はUF-C1であれば、電池は特別に3.0V仕様にする必要も無く、3.6VのRCR123/16340で大丈夫です。但し2本で使用できるかどうかは中のモジュール次第ですので、後でお話しします。
さて、ライトはいいとして、UF ICR123A(3.0V/生セル)とセットでWF-139を薦められたというのは酷い話ですね。
詳しくは「海外Li-ion充電器を比べてみた」をお読み頂ければご理解頂けると思いますが、WF-139は3.6V/3.7V専用の充電器で、3.0Vセルには対応していません。3.0Vセルを充電させた場合、最悪は異常過熱・発火・破裂の危険性があります。
通販で個人で買って使うのでしたら自己責任で「家が火事になっても笑って済ませられるよ!」という気持ちがあればお使い頂いても結構ですが、お店で買われた場合は「万が一火災などが起きた場合は、販売店の責任で損害が補償されるという確約」を正式な書面でそのお店から頂いてから使いましょうね。
(この組み合わせで、そんな書面を出すお店は無いと思いますが…)
それと、WF-139にRCR123/16340型電池を2本直列に入れると、中のマイコンチップが過電圧で壊れて使い物にならなくなるので、絶対に電池を2本直列では入れないでください。
充電できないだけではなく、充電器を壊してしまいます。
「3.0Vタイプのリチウムイオン充電池」を充電するには、必ず3.0Vに対応した充電器が必要で、UltraFireからはWF-138が発売されています。
WF-138は3.0V/3.6Vの切替ができ、どちらのタイプの充電池にも安全に充電ができます。
お店に在庫があるのでしたら、WF-139を返品してWF-138を購入しましよう。
・・・無いからWF-139を無理やり売りつけられたのかもしれませんが(^^;
最後に、「UF-C1での使用に問題は無いか?」という質問に対しては、中のドロップインモジュール次第!としかお答えはできません。
UltraFireの「C1」というのは『ボディの名前』であって、ライト自体の名前や性能をあらわすものではありません。
普通日本製のライトだと型式名称はそのライト1つ固有のもので、名前を聞けばそのライトの仕様がわかるのですが、UltraFireのような海外のライトではボディの名称(いわばシリーズ名)とライトの性能(使用LED等の固有名が付いている)は両方を表記してはじめてそのライトの緒元がわかります。
たとえるなら車も似たような物で「スカイライン」と一言で言ってもGTRとGTSでは積んでいるエンジンも車自体の性能も全く違う別の車、また同じGTRでも製造年式によって違う物である・・・みたいなものです。
C1ボディには右の写真のようにP60サイズ互換のドロップインモジュールが入っていて、LEDの種類や明るさ、そして電源電圧範囲はそのドロップインモジュールの性能で決まります。
たとえば、DXで現行で販売されている
■ Ultrafire C1 Q5-WC 230-Lumen LED Flashlight with Clip (2*CR123A/1*18650) Price: $18.49
ではAccepted voltage input range: 3.7V~12Vのモジュール、
■ Ultrafire C1 Cree R2-WC 5-Mode Memory LED Flashlight (2*CR123A/1*18650) Price: $22.81
ではInput voltage range: 3.0V~8.4Vのモジュールというように、2×CR123Aリチウム一次電池、または2×RCR123充電池の6.0〜8.4Vであれば問題は無いのですが、過去に発売されていたCREE P4時代のドロップインモジュールだと
■ Ultrafire Alpha-C1 5-Mode 3W Cree Flashlight (18650) Price: $28.10
(但しこれはC1の前の型)ではPowered by 1x18650 (do not use 2xCR123A)のように4.2Vまでしか対応しておらず、2×CR123Aなんて入れたらLEDが焼けてしまうような物もあります。
そこのお店で売られてた商品(C1)がCREE P5以降のドロップインモジュールのように、8.4Vまでの対応品ならICR123A×2本でも大丈夫でしょうが、不良在庫で昔の物が残っていて、中のモジュールも4.2V迄の品であれば2×CR123だと確実に焼けます。
店員さんが一緒に売ってくれたのであれば、多分8.4V対応のドロップインモジュールが入っていて電池2本を入れても大丈夫な商品なのでしよう。
・・・後は、3.0VのICR123と一緒にWF-139を売ってくれるような店員さんの言う事をどこまで信じるか、ですけど。
お返事 2009/2/7
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投稿 |
早速のお返事ありがとうございます。
UF C1を購入した理由は、実は以前からSureFireファンだったため、C1に似た銀色のモデルに憧れて、それに似たものが欲しかったためです。ちなみにSFの製品はすべて乾電池式のC123Aで使用していました。機種はL1、L2、L5等です。
UF C1の諸元はお店の情報ではC123A対応と外形寸法及びCree搭載しかありません。Creeにも種類があるのは存じていますが、インバーターの仕様までは確認できませんでした。
C1がもしも生セル対応でWF-138が使用可能であるのなら、せっかく買った8本のICR123Aを活用るためにWF-139の返品と充電器の買いなおしを検討してみたいと思います。
なお、C1の製品出荷は2007年1月の新モデルとのこと。またモード変更は搭載しておらず、特価品となっていました。それから電池の使用はCR123A×1のみの対応。特化販売と情報を鑑みると旧製品の放出品の可能性があります。
Sail 様
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お返事 |
ああっ、2007年のC1ですか!?
だとすると私の持っている写真に載せた「黒いC1」とは全く違う製品ですね。
ぴかぴかのステンレス製で、CR123電池一本しか入らない長さの手のひらにすっぽり収まる短いライト。
これUltrafire C1 3W Cree Stainless Steel Flashlight $26.64ですね。
「UltraFire C1 V2 Stainless Steel」とか「UltraFire C1 3W Cree Stainless Steel Flashlight」とか呼ばれていたモデルですね。
使用LEDはCREEでもP4で、電源はCR123A 3.0V/3.6Vの両方に対応です。
但し3.6Vで駆動するとすぐにボディが熱くなるとかのレポートが当時あったはず。
まさかまだ2007年版のC1 P4 ステンレスの在庫があったとは!
電池はそのまま使えますから、充電器だけ取り替えてもらいましょう。
CR123を一本のライトだと、CR123Aリチウム一次電池やRCR123/16340リチウム充電池でも3.0Vタイプの場合は暗いという物も存在します。RCR123/16340の3.6Vタイプにあわせてあって、昇圧しないタイプのLED駆動回路の場合です。
そのようなライトではお買い求めになられた3.0VタイプのUF ICR123Aでは多少暗いかもしれません。
C1 P4 ステンレスが昇圧回路内蔵で、3.0V電池でも明るいかどうかは持っていないのでわかりません。多分Bamboo!のtakebeat様あたりならC1ステンレスを持っていたはずなので詳しい事をご存知だと思います。
(このあたりは「ライト・ランプ・LED」の話題ですが…)
「生セル対応」という意味がよくわかりませんが、プロテクト回路無しの生セルをLEDライトで使用する際は、「暗くなり始めたら消す」という操作を人間が行わなければならず、「生セルだから自動的に止まる」等という親切なライトはありません。
SureFire等の「フィラメント電球バルブ」式ライトのように、3.0VのCR123A一次電池であればOKだけど、3.6VのRCR123/16340充電池だと過電圧でバルブが早く焼けてしまうような不具合が多い為、そういうライトには3.0VタイプのRCR123/16340充電池を使用しなければなりません。そういう意味で「3.0V対応/3.6V対応」は必ず確認しますが、使用電池は「生セルか、プロテクト付きか?」はライト側の仕様としては表記しません。
昇圧回路内蔵ライトの場合、CR123A一次電池等でも最後のほうまで結構明るく光ってくれて嬉しいのですが、暗くなる頃にはリチウムイオン充電池では過放電領域まで電圧が下がってしまうという弊害もあり、これを「生セルだと壊してしまう」と表現する場合もあります。(だからと言って生セル不可とは書きません)
プロテクト回路内蔵のリチウムイオン充電池であれば、過放電になる前にプロテクトが働いて自動的に放電をカットしてくれるので良いのですが・・・C1 P4 ステンレスのような小さなライトの場合は電池の長さが長くて入らないか、ちゃんと蓋が閉まらないという弊害がある事もあるので、全てのライトにプロテクト付きのバッテリーをお勧めするわけにもゆきません。(C1 P4 Sには入るのかな?、教えてtakebeatさん!(^_^; )
お返事 2009/2/8
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なんか呼ばれた気がした物で(^_^;)
ステンレス製のUltrafire C1は昇圧回路になっているので3.0Vの電池でOKです。
UltraFire ICR123Aも通常のCR123Aとほぼ同じサイズなのでなので問題なく使用できます。
というより3.6V(3.7V)のLi-ion充電池ではより早く高温になるのでその点では3.0Vの方がおすすめです。
ICR123Aは降圧回路が入っていますがプロテクト回路が入っていません。
こういうのも一応生セルの部類に入ります・・・よね?(^_^;)
充電器は気の迷いさんの書かれたWF-138がベストでしょうね、他にも3.0V用の充電器なら良いのですが、個々にどれがいい?と聞かれたらWF-138になるでしょう。
takebeat 様
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お返事 |
召還魔法成功!(^^;
C1 P4 Sが昇圧回路内蔵なら、3.0VのICR123Aで安心ですね。
後はやはりSail様が3.0V対応の充電器を入手されて、安全に充電できるようにすれば一度に8本も買ってしまったICR123Aが無駄になりません。
Sail様、プロテクト無しの生セルを使用する際には、くれぐれも点灯したまま忘れて過放電してしまわないように!
お返事 2009/2/8
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いろいろと探索していて遅くなりましたSailです。
その後WF-138を秋葉原中で探したのですが見つかりませんでした。また、WF-139は返品できないとかいわれてがっかり。一体どんな商売なのでしょう? 仕方なくUF C2 Q5本体と同じくUF WF-502B本体を購入した上にUF LC18650を3セット購入してきました。
C1 P4 Sに関してはSoshine SC-S6充電器を進められるままに購入したものの、サイト検索すると例によって他社製品はサポート外となっていてUF ICR123Aがきちんと(爆発しないで)充電できるか心配です。ちなみに、DLG製の見た目が一緒の充電器も売ってましたがそちらは試しませんでした。なお、SC-S6に付属の電池は生セルらしいです。この充電器でプロテクト付きが使えるかどうかの情報は見当たらなかったのでこのままテストを続行しようかと思います。
結局、ライト本体3本(UF C6Sも追加)と電池、充電器の追加購入までしてしまいました。それにしても、情報が少ないLi-ION電池は怖いでね。つくづく思いました。
Sail 様
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追記です。
あれからSoshine SC-S6(RCR123 3.0/3.6V両対応)でUltraFile ICR123A 3.0V 800mAを充電してみました。結果、合計4本充電してみたところ、満充電直後の電池両極の開放電圧(無負荷)時では最低3.89V、最高4.21ひという結果になりました。これは無負荷だからそうなのかはわかりませんがどうも危険な匂いがします。ちなみに測定に使ったのは横河の業務用デジタルマルチメーターです。やはりこの充電器、危ないのでしょうか?
この電圧からすると使おうとしているライト(UF C1 or UF C6S)には平気そうですが、電池の方が心配です。
Sail 様
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お返事 |
うわぁ、悪質店員の思うツボ・・・
その店員は心の中で「売上に貢献して下さってありがとうございます。またどうぞ〜」とほくそえんでいるでしょう。
それだけのライト本体とバッテリーを、秋葉原ではなく海外通販で買ったら予算は約半額くらいで買えたでしょうに・・・。
でもこれは私たちのような中華ライトを主に買ってる身の考えかな。
Sail様は元々SureFireを何本か買われているようですから、今回の中華ライトと電池・充電器くらいの出費だとSure一本くらいの値段相当なので、「Sure一本の値段でこんなに沢山ライトが買えるんだ」と思えばそう高い買い物ではありませんよね。
色々とお買い物を楽しめた点はおもしろかったかもしれませんね。
Soshine SC-S6(DXで通販だとSoshine CR123A Battery Charger $10.20)はスペック上は3.0V/3.6V両用となっています。
DXにユーザーが投稿しているSoshine 3.0V CR123A Batteries (2-Pack) $6.67電池の写真を見る限り、Soshineの3.0V電池は3.6Vの16340バッテリーにダイオードを付けて降圧している物ですね。
リチウムイオン充電池には3.0Vというセルは存在しませんから、3.6V電池にダイオード(または降圧回路)を入れて0.6V下げて3.0Vにしています。
中のセルは満充電時には約4.2Vになりますので、満充電時に解放電圧を計ると約4V前後の電圧が現れます。(テスター等電圧計では電流がほとんど流れない為、ダイオードによる電圧降下はわずかなためです)
機器に入れて「それなりの負荷をかける」と、電圧は満充電時で3.6程度現れ、少し使うと3.3〜3.0Vまで下がりますから3.0VのCR123A一次電池を使用する機器でも使えるというものです。
3.6Vタイプのリチウムイオン充電池で、満充電時の4.2Vで使ったりしたら機器が壊れてしまう!という場合に使用する為に降圧回路を入れた「3.0V機器対応」のリチウムイオンバッテリーという形ですが、中のセルは3.6V電池も3.0V電池も同じ3.6Vセルを使用しているという点は覚えておいてください。
充電器の「3.0V対応」という表記を可能にしているには2つの場合があります。
定電流定電圧(CCCV)方式充電をしている充電器では、充電器の出力を最大4.2Vに制限しているため、3.6V電池、3.0V電池のどちらを入れても大丈夫です。過電圧で電池を破裂させる心配はほとんどありません。
3.0V電池の場合は電池の中に充電時は直列にショットキーバリアダイオードが入っていて、充電満了時の充電電流が微弱な時にはほんの0.1〜0.2V程度の電圧降下で済むようになっていて、充電器側が4.2Vであれば中のセルでは4.0〜4.1Vくらいの電圧まで充電されるようになっています。ほんの僅か少ないですが、電池容量としてはほとんど気にならない程度の差です。
Soshine 3.0V CR123Aの場合はこのような電池であり、そのメーカーがその電池用に出している充電器ではCCCV制御で充電しているので電池に危険が無いと予想できます。
が、これは単なる理論による推測であり、中華充電器には正論が通じない粗悪品が存在するのは過去の記事の通りです。中身を確認しない限りは「気の迷い」としては「それは安全に使える」とは絶対に言えません(^^;
満充電後に電圧を計ったら4.21Vなど、降圧回路入り電池のはずが4.2Vを越えているということは、過電圧をかけてしまっている危険充電器の可能性も高いですね。
もう1つの場合は、UltraFire WF-138/139が取っているパルス充電タイプで、この場合は充電電流を流している時点の電池電圧を計るのではなく、パルスを止めている時の開放電圧を計っているので、もし降圧用ダイオードが直列に入った電池を計る場合にはその「ダイオード降圧ぶんの電圧を考慮」してやらないと、ダイオードの降下電圧ぶん外から見える電圧が低いにもかかわらず「まだ4.2Vになってないよね☆」と充電を続けると、中のセルはとうの昔に4.2Vを越えていてどっか〜ん!なんて事にもなってしまいます。
その為に、外部に見える電圧の判定値を切替るためにWF-138には「3.0V/3.6V切替スイッチ」が付いています。
WF-139には切替スイッチが付いていませんし、WF-138に比べて充電電流が大きなために充電中はより高い電圧がかかり、ここにもし3.0Vタイプの電池を入れた場合はかなり強烈に過充電してしまうことになります。
これが返品をお勧めした理由です。
Soshine SC-S6であれば、分解していないので中の構造はわかりませんが、メーカー純正のSoshine 3.0V CR123Aを充電するにはほぼ安全ではないでしょうか。(多少電圧が高すぎるという情報もありますが…)
UltraFire ICR123Aも私は持っていないので分解して確かめてはいませんが、Soshine 3.0V CR123Aと同等の「ダイオード2個による降圧回路」が入っている最も単純なタイプの3.0V化回路入り電池であれば、Soshine純正電池ではありませんが充電して使用はできると思います。
もしまた違った降圧回路・方式の電池であれば、それによって不具合が起きる可能性もありますので、メーカー保証外のものは自己責任でお使いください。
たとえばTenergyの3.0Vリチウムイオン充電池では、電子回路により充電中は3.6V電池として振る舞い、一瞬でも負荷がかかれば3.0V電池に切り替えるなどといった高度な処理をしている電池もあるそうです。
お返事 2009/2/9
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投稿 |
『秋葉原の店』というのが気になって投稿します。
昔から秋葉原では
『店(どころか店員)毎に格差がある』
というのが定説です。
同じ系列の店でも、互換品を出してくれるところと出してくれないところが多々あったモノです。
どんな店でもレシートを持って行けば交換・返品に応じる筈です。
(期限がある店もありますが…)
そんな事もあり、秋葉原では『信じられる店員を探す』というのが、個人のノウハウとして定着しています。
自分はライト関連商品は、右欄でも紹介している三月兎で買う事にしています。
Thief 様
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お返事 |
そうですね。昔から『生き馬の目を抜く』と言われているお江戸の商売人と対峙するには、それなりの覚悟と度胸と知恵と勇気が必要ですね。(何か違う?)
私の場合は秋葉原には時々しか行けませんが、それでも20年以上は通っているわけで…、店によっての対応の違いや、お客をお客と思っていない店もたくさん見てきました。
歳を取ったオヤジさんが一人でやってる店では、いい意味(?)で「江戸っ子気質」というか、まどろっこしい初心者客の対応が面倒という感じで、普通に店を出しているのに「は?素人さんの来る店じゃねぇよ!」みたいなつっけんどんな対応の所も沢山ありますし、比較的若い店員の店では「素人はいいカモだから、適当な事を言って高い商品を売りつけてしまおう!」みたいな悪質店も見ました。
専門店街ならではの、店員が専門知識も豊富でお客さんの質問には的確に答え、求めている物をサッと薦めてくれるたいへん対応の良い店もあります。
同一系列店でも店員の個人の質によって対応が違うというのも同意ですね。
秋葉原や日本橋は長年通い詰めて、店の性質や店員の方の対応をよく見て、信頼できるところで買い物をする機会が多くなるということで間違い無いと思います。
お返事 2009/2/9
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投稿 |
いろいろとためになるご教授をありがとうございました。
今回の買い物の場合、わたしにとっては新たなチャレンジでした。今まではSure Fireで仕事に、LED LenserでEDCライトを楽しんでいたため充電式を敬遠していたのでした。(単三型Ni-MH程度は使いましたが)
それから、秋葉原の事情についてはある程度は存じております。実はわたしは20年以上続けているHAMでして、仕事はPCサーバ系インテグレータです。趣味で回路図を眺めながら基板を起こしてPIC制御の測定器を作ったりもしているので、Trを買いに走ったら廃番になってて互換品を店員のオヤジさんに頼むと何やら訝しげな目で見られることもよくありました。しまいには互換Trのピン配列が異なっていたりして慌てたり。
RCR-123Aの3V品についての情報は初耳でした。あれはショットキーで電圧を調整していたのですね。こと、ライトと充電池等に関しては素人同然のため、今回の買い物はかなりの冒険だったようです。
また、Luxeon以降のライトでしかも中華風味となると未知の世界ですから、なかなかクッキーを焼くようにはいきません。杏仁豆腐は未体験でしたから。(笑)
件のUF CR123Aの充電についてはもう少しよく調べて実験してみようかと思います。WF-138が入手できれば良いのですが、少し様子を見ながら勉強してまいりたいと思います。
また、このサイト内をくまなく見て知識を吸収してまいりたいと思います。
sail 様
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お返事 |
HAMのOMさんなら秋葉原での戦い方(笑)はよくご存知ですね(^^;
参考までに、簡易な構造の3.0Vリチウムイオン充電池は、右図のうよに整流用シリコンダイオードとショットキーバリアダイオードが対向に付けられています。
放電時には整流用ダイオードのVfぶん電圧を下げ、充電時にはダイオードの影響を少なくする為にVfの小さなショットキーバリアダイオードを通ります。
Soshine 3.0V CR123では整流用シリコンダイオードはVf=1.1V(2A時)という物が使用されています。
3.6V/3.7Vのプロテクト回路つきの電池は図の下側のように、プロテクト回路が入っていて自身の電源で動作しています。
普通は過充電(過電圧)、過放電、過電流に対する保護回路が入っていますので、(電気的に)かなり乱暴に使っても大丈夫です。
興味がおありでしたら、リチウムイオン充電池用の「プロテクト回路IC」や「プロテクト回路用超小型FET」など、最新のプロテクト技術の資料が日本の各社からも公表されていますから、ネット検索などをしてみてはいかがでしょうか。
これからは、ちょっと「濃い」ですが、中華テイストもお楽しみください。
お返事 2009/2/10
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投稿 |
少々逆転的な発想を。
この3.0V降圧電池の原理を使って、WF-139を3V対応に改良出来ないでしょうか?
出来れば切り換えスイッチを付けて、両方の電池対応で…
自分には少々ハードルが高そうなので…(汗)
時間的な余裕があったらで良いので、改造方法を教えて頂けましたら幸いです。
Thief 様
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お返事 |
「原理を使って」というのが、どのような回路を考えられているのかわかりませんが、かなり大変な改造になりますよ。
WF-139が満充電を検知しているのは、電池電圧をF9444のA/Dコンバータ入力に「直接」入力(ノイズ防止の抵抗とコンデンサはありますが…)してそれをデジタル値にして判定しているので、そのままではF9444内部のプログラムでも書き換えないと実現できません。
もし電圧入力部をアナログ的に改造すると、「3.0V電池が開放電圧3.6Vの時にF9444には4.2Vを入力する為の回路」という事で、オペアンプを使った電圧変換回路とか、そういう色々と部品を組み合わせた回路の組み込みと切り替えスイッチを付けなければならないので、面倒です。
試してはいませんが、充電電流を流している時の電圧も検知していて、何か突発的な過電圧で充電を停止させるようなしくみが組み込まれていたら、単純に電池の端子電圧を変換してF9444に入力するだけではなく、充電電流を流している時は電圧変換せず、開放電圧を計っている時だけ電圧増幅するなど、充電動作に同期して電圧増幅作用を切り替える高度な回路も必要になるかもしれません。
また380mAという充電電流、特に充電末期には電流値を下げてやるべきリチウムイオン充電池に対してほぼ一定の電流を流し続けるWF-139だと、中華16340充電池の小容量タイプ(たとえば1000mAhと書いてるのに300mAhしか無いセルとか…)には過電流を流す事になり破壊が心配です。
もしサイズの小さな16340/RCR123を安心して充電するなら、定電流回路の定数も変えて電流を少なくするべきで、その為の切替回路まで入れて全部をスイッチで切り替えるとなるとたいへんな物になりますね。
そこまでしてWF-139を3.0VやRCR123に対応させたいとは「私は」思いませんので、そういう改造プランには残念ながらお答えできません。
「抵抗やスイッチを付ければ終わり!」程度で、かつ改造後の使用が安全なら考えるかもしれませんが、今回はそういうことで。
お返事 2009/2/13
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投稿 2/13 |
そこまで高度な事をしなければならないのですね。少し単純に考え過ぎていたみたいです。
『悪徳店員にやられっぱなしはかわいそう』と思ったもので…
申し訳ありません。
Thief 様
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投稿 3/4 |
UltraFire C1Sのその後のご報告です。
UF ICR123Aで放電テストしていたところ、やはり発熱がすごくて3分程度が使用限界でした。とはいえ、キーライト感覚で使うには良さそうでした。また、ライトの性格なのかある地点から目に見えて明るさが下がり、すぐに電池を取り出したところ開放端電圧が2.74Vほど。これは電池の放電終止電圧に近いので生セルを使う上ではとても判りやすく感じました。ですが、明るさがだら下がりのライトだと生セル使用は素人にはちょっと怖いですね。
今度はTiablo TL1も購入(予約)したのでいろんな電池とライトの組み合わせで試してみたいと思います。
Sail 様
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タミヤニカド1000をニッケル水素用充電器で充電できる?
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初めましてカルソと申します
このページのアルカリ電池の比較がとても参考になりました^^
で質問なんですがニッケル水素用の充電器にタミヤのニカド電池(ミニ四駆)の電池を充電はできるのでしょうか?
カルソ 様
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お返事 |
ニッケル水素充電池用の充電器といっても様々なものが売られています。
その中で「ニカド電池対応」と書かれた充電器であれば充電できます。
対応と書かれていなかったり、説明書の「充電時間」の一覧表でニカド電池に対しての充電時間が書かれていなければ基本的にはその充電器でニカド電池を充電してはいけません。
急速充電器でニカド充電池やニッケル水素充電池の充電完了を知る為の−ΔV検出では、ニカド電池のほうがΔ電圧が大きく、より小さなΔ電圧で満了を検知するニッケル水素対応充電器では満充電は正しく検知できるでしょうが、同じサイズのニッケル水素充電池はニカド電池より容量も多く、急速充電の際の電流値はより大きな電流まで対応しています。しかしニカド電池は容量が小さいためにニッケル水素用の大きな電流を流すと過電流で電池を痛めてしまう可能性がありますから、各社ともにニッケル水素用の充電器で大きな電流を流すタイプの物ではニカド電池は充電してはいけないと記しています。
タミヤから売られている新しい「白い充電器」(タミヤ単三ニカド二本用)は、三洋電機のニッケル水素充電池専用充電器NC-MDR02で、本来はニカド充電池は充電してはいけない(非対応)とされていますが、タミヤから販売されている物には「ニカド対応」とシールが貼られていますから、メーカーがそう記しているなら大丈夫でしょうね。
お返事 2009/1/27
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投稿 |
前々から不思議に思っていたので質問させていただきます。
NI-MH/ニッカド両用充電器はNI-MHとニッカドをどうやって区別しているんでしょうか?
ニッカドを充電するのにいまだに専用機にこだわっている私です。
ゆずぽん 様
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お返事 |
充電器側では別に自動で認識しての区別などはしていませんから、気にする事はありません。
満充電判定のΔVの判定値がニカド電池は1セル-10mV、ニッケル水素電池は1セル-5mVと、ニカド専用充電器でニッケル水素充電池を充電するとより多く過充電させてしまうだけで、逆は可です。
但し先に書きましたように、ニカド電池の容量に対してニッケル水素充電池の容量が同サイズの電池同士では大きいので、ニッケル水素用急速充電器では充電電流が多すぎてニカド電池を痛める場合がありますから、ニカド電池/ニッケル水素電池共にちゃんと対応した充電器で充電することが大切です。
お返事 2009/1/31
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投稿 |
返答有り難う御座いますm(_)m
なるほど二カド対応じゃないと駄目なんですか^^;
ただタミヤニカド1000がどうやら生産停止になったみたいなのでニッ水が解禁になるまで待ってみようと思います^^;
カルソ 様
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お返事 |
待ちに待ったニッケル水素解禁が早いといいですね。
お返事 2009/2/4
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自作バッテリーチェッカーの不良?
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前にジオルクスの件でお世話になりましたが、今回はバッテリーチェッカーのことでご教示いただけますでしょうか。
100円ショップで買えるバッテリーチェッカーですが、開放、負荷時とも電圧が測れないのが不満で、簡単な自作のチェッカーを使っています。
ところが抵抗で負荷をかける為のタクトスイッチを組み込んでいるのですが、しばらく使っているとスイッチ不良になってしまいます。蚊取ラケットの記事を拝見し、原因は2-300mAの電流が定格50mA程度のタクトスイッチに流れていることだと思い、蚊取ラケットの改良にヒントを得て、2SC1815トランジスタを使った負荷回路をつくりベース電流の入力部にタクトスイッチをつけました。
ここで私には理解できないことが起きました。
抵抗負荷のチェッカーもトランジスタ負荷のチェッカーも電圧は電池の+-の両端で測っているのですが同じ電池を使っても負荷時の電圧がトランジスタ負荷のチェッカーのほうが0.2V程度低い値を示します。
電流を測って見ても20mA位しか違っていませんでした。
電圧を測る場所が間違っているのか負荷回路の作り方が間違っているのかわかりません。ご指導いただければ幸いです。
ゆずぽん 様
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お返事 |
2SC1815は絶対最大定格コレクタ順電流150mAの素子です。200〜300mAなんて流さないでください。タクトスイッチが壊れるのと同様に2SC1815が壊れます。
200〜300mAで使いたいのであれば、2倍論で考えて最大定格400〜600mA以上のトランジスタを使わないといけません。「気の迷い」ではパワーリレー等ある程度の電流の負荷を駆動するなどの場合は2SC2120(Max.800mA)等を使った回路図を提示しています。
余談になりますが、時々電子工作ブログ(特にPIC系に多い)で定格電流を越える負荷(20mA設定のLEDが20個以上とか…)なのに2SC1815を使っている回路図を見ます。
そういうブログの人は「他人の(PICでLEDを点滅させる)回路図を参考に作ってみました」みたいな構図が多いのですが、PICのプログラムについては一生懸命に調べて自作プログラムを作っているのに、なぜそこに2SC1815が使われていて他の用途であればそれがダメな事には気づかれないようです。
コレクタ電流の設計値をどうされているのかの情報が無い上、ベース電流の設計値をお書きになられていないので何mAに設定されベース抵抗の値を何Ωにされているのかわかりませんが、電池から流れる電流はベース電流ぶんも合算されますよね。それは計算に入れていますか?
(普通は数mAなので影響は無いと思いますが…)
多分、ベース電流は2SC1815の定格ベース電流を越えないようにはしていると思いますが、あまり沢山流すと放電電流と合算された時におかしな数値になりますよね。
>電流を測って見ても20mA位しか違っていませんでした。
ということは、そういう電池ではないのですか?
仰る「トランジスタを使った回路では」というより、電池から見た負荷全体の抵抗値(これは"トランジスタを動かす回路"も含めた全部)の違いで電池から流れる電流が増えたぶん電圧低下するのでは?
本当に20mA程度の差で0.2Vも下がるとしたら、供給能力の低いマンガン電池なんでしょうけど。
お返事 2009/1/26
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投稿 1/29 |
自作バッテリーチェッカー不良の件、早速のご返事大変ありがとうございました。
追試をしているうちに抵抗負荷チェッカーのハンダ不良をみつけまして色々やっているうちに又タクトスイッチが不良となりました。
結局この抵抗負荷チェッカーは信頼できないとの結論に達しまして、破棄することにしました。お薦めに従い2SC2120を手にいれ、トランジスタ負荷のチェッカーをつくりなおしました。ベース抵抗は1KΩでコレクタには電流計測用に1Ωの抵抗をいれました。開放電圧1.48vのオキシライド電池を使った負荷時の1Ω抵抗の両端電圧は120mVつまり120mAが流れています。
負荷時電圧は0.1v低下の1.37vになりました。これなら信頼できそうですし、タクトスイッチの不良にも悩ませられなくてすみそうです。
お粗末な質問をしましてお恥ずかしい次第です。これからもよろしくお願いいたします。
ゆずぽん 様
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電動自転車のNiMHの件
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せっかくなので、もうひとつお付き合いください。
こちらでも色々読ませていただいていたのですが、電動自転車のNiMHの件です。4年程度使用し充電しても24から25Vまで劣化したバッテリーユニットを先日全数換装しました。ドナーは同定格の2年程度放置された未使用ノートバッテリーです。1回目の充電では同程度の電圧でしたが数回リフレッシュすると起きたらしく27V以上出て実用中です。
外したものは今も20本直列状態なので参考ですが各セル計測しました。だいたい1.3V強で数本が1.29V弱という感じです。ユニットから外すと26V程度出ています。
セルのバラツキってこの程度の差なものでしょうか?またこの電圧って(均一に)限界を超えた劣化な物でしょうか?0.1V程度低いセルを交換すれば立ち直ることもあると思われますか?電圧だけ見るとまだ現役の様な気がしてなりません。
充放電はリフレッシュ機能付き純正充電器のみで模型用の充電器等は使用していません。テスターで電圧だけ見ても内部抵抗や容量の劣化は判断できないので研究にはバッテリー用の計測器が必要でしょうね。何か安価でオススメのものはありますでしょうか?
backup 様
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お返事 |
>セルのバラツキってこの程度の差なものでしょうか?
0.01Vの差なんて無きに等しいです。
ほとんど揃っているのではないでしようか。
>またこの電圧って(均一に)限界を超えた劣化な物でしょうか?
正常なNiMH充電池だと、充電直後は1.35〜1.38V程度はあります。但し充電方式等にもよりますので一概に1.35V未満だと不良品とは言えません。
>0.1V程度低いセルを交換すれば立ち直ることもあると思われますか?
たぶん20本全部が寿命に近づいていると思いますので、中の比較的状態の悪い物だけ交換してもじきに他のセルも寿命が来ます。
「延命」という意味では暫くは使いつづけることができるようにはなると思いますが、根本的な改善にはならない事も多いです。
20本直列使用ですから、一部の早く弱ったセルが特に痛められて弱っている可能性はあり、それを交換すればパック全体としてまだしばらくは使用できる可能性もありますが、あくまで可能性であり全てのセルの状態を正しく測定・判定しないとどういう状態だかは文章を見るだけでは判断はできません。
基本的に、NiMH充電池は解放電圧(開回路電圧)だけを見てもセルの劣化具合はわかりませんから、負荷時電圧の測定や、容量検査を行わないと実際どのセルが不良でどのセルがまだ使えるかは判定できないでしよう。
その為には専用の測定器や、ラジコン用などで1セル単位で充放電して結果が表示される充電器が必要で、それらはたいていは1万円以上はします。「安価で」と言われると何も紹介できません。
「ニッケル水素充電池・単セル放電器の製作」のような回路を作って、各セルを単体で放電させて放電時間を計るなどして容量を確認するのも良いでしょう。
メモリー効果を起こしてセルが一時的な劣化を起こしているだけで、各セルをちゃんとリフレッシュしてやれば多少は改善することもあるかもしれません。
お返事 2009/1/24
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投稿 |
ご返答ありがとうございます。
20本組電池の場合健全な目安はおよそ27Vから28V程度なのですね。前の電池はどうやら「均一に」全部ダメになっている可能性が高いですね。定格電圧の1.2Vは負荷電圧で無負荷で1.3V前後あっても実際の回路電圧は内部抵抗の増大等で1.2V出ていないって感じでしょうか。
ラジコンをしないのでよくわかりませんが定価2万程度の充放電器を1つヤフオクででも買って見ようと思います。
機器付属のリフレッシュ回路を組電池状態で数回行うより、やはり単セルで並列にして充放電する方が効果が高いのでしょうか?
高価な充放電器の場合25セルや30セル程度を直列20本の状態で効果的に充放電する機能があるようですが、直列接続のまま各セルごとに何かを行う回路って存在するのですか?
イメージできませんでした。
backup 様
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お返事 |
適当に高い放電器を買って色々と試してみられるのが一番勉強になるでしょうね。
ただ、単セルにバラした電池を仰るように複数個「並列充電」や「並列放電」はしないほうがいいですね。「やってみたい」と思われて実行されるのは勉強のためには良いかもしれませんが、私はどうなっても知りません。
直列接続のまま各セルごとに放電を行う製品はラジコン用のパック型バッテリー専用で有ります。過去に「この製品はどうですか?」みたいな感じで投稿されていたと思います。
お返事 2009/1/25
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自動車バッテリー交換時のバックアップツール
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時々見せて頂いています。
最近の自動車は電装が多くバッテリー交換時にシガーソケット等で電源供給するバックアップツールなるものが存在します。実物を見たことはないのですが単三数本や006Pを使用するみたいです。
12V以下でもメモリー保持できるという思想か昇圧回路が入っているのか疑問です。乾電池側への逆流防止にダイオード程度は入っているかと。自作しておこうかな思いましたがわざわざダイオード調達するほど必要性もないので。
そこで質問ですが手元にLEDはあるのですがシガープラグと乾電池の間に入れても乾電池保護になりませんでしょうか?肝心の電圧が低下して意味無いですか?
backup 様
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お返事 |
自動車バッテリー交換時のバックアップツールという物を見たことが無いのでなんとも言えませんが、自動車シガーライターソケットにそれより電圧の低い電池等を単純に繋げば自動車から繋いだ電池に逆電流が流れてたいへん危険です。
必ずダイオード等で逆流防止措置をとってください。
LEDは逆流防止ダイオードにはなりません。
整流用のダイオードは逆方向耐圧が数十V以上と高く、反対向きの電圧をかけても(それを超えない限りは)壊れないので逆流防止に使用できますが、LEDは逆方向電圧が約5V以上で素子が破壊されて導通します。整流や逆流防止に使うものではありません。
また、もし車のバッテリー電圧とシガーソケットに繋いだバックアップ電池の電圧差が小さくて逆電圧で壊れなくても、バッテリーを外してバックアップ電源を供給する時にLEDには大きな電流は流せませんから、車の機器側のスタンバイ電流に対してじゅうぶんな電流を供給できずに、LEDが焼ける等の不具合が起きる可能性が大きいです。
バックアップが必要な電流が10〜20mA程度であれば、LEDでも電流を流せるとは思いますが、心配されている通りLEDのVfぶんの電圧低下は起きますから機器側が電圧不足で動作しなくなることも考えられます。
LEDを整流用に使用する事はお勧めしません。
ちゃんとした整流用ダイオードを使用してください。
お返事 2009/1/24
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投稿 |
ご返答ありがとうございます。
何かのついでに秋葉原で調達します。
>LEDは逆方向電圧が約5V以上で素子が破壊されて導通します。
順方向電圧の定格が12V以上の素子でも約5Vという意味でしょうか?つまり1度の接続ミスでダメになる可能性が高いということでしょうか?
backup 様
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お返事 |
「順方向電圧の定格が12V以上の素子」ってなんでしょうか?
それは既にこの世界に存在するLEDでは無いと思いますよ。
LEDの順方向電圧は赤色で1.8〜2V程度、黄色や緑色で2.2〜2.4V程度、青色や白色で3.0〜3.4V程度。
私の知らないだけで、LED素子でVfが12V以上の物が存在するのかもしれませんが、もしそうならその製品のデータシートをご覧下さい。
通常のLEDの常識が通用しない以上、どのようなものかとても想像ができませんので、私からは何も言えません。
お返事 2009/1/26
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詳しくは知りませんが自動車用ライトに使用されているLEDは12V以上かと思います。
素子以前に低電圧回路ですべて2V以下にしているのでしょうか?
小型の室内灯とかそのような回路スペースも無いかと思います。
backup 様
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お返事 |
えーと、「自動車用ライトに使用されているLED」と言うと、それは「素子」では無く「電子回路入りの製品」ですね。
たとえば「12V用の赤色LEDバルブ」だとVf=1.8〜2.0Vの赤色LEDと電流制限用抵抗が入っています。
白色の物だとVf=3.0〜3.4Vの白色LEDと電流制限用抵抗が入っています。
電流制限用抵抗の代わりに定電流ダイオードが入っている場合もあります。
>小型の室内灯とかそのような回路スペースも無いかと思います。
いえいえ、小型の室内灯用の電球型LED球でも電流制限用抵抗は入っていますよ。
従って、そのように12VでLEDを点灯させる為に何らかの電流制限回路が入っている「LED製品」にはDC12Vをかけた時点で定められた電流しか流れませんから、今回の投稿の趣旨の「整流用途」にはとても使えません。
お返事 2009/1/27
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投稿 |
はじめまして。私はそういうのを所有しております。
クルマのバッテリー交換時に利用したことがあります。
このような製品かと思います。
バッテリー交換時に時計、ラジオなどのバックアップができるツール。シガーソケットに接続して使います。9Vアルカリ電池(別売)
http://www.astro-p.co.jp/cgi-bin/search/meisai.cgi?2001000001842
ご参考まで。
ezk 様
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お返事 |
カー用品の価格として考えると、昇圧回路なんて入っていそうにありませんね。電池スナップの裏に単にダイオードが一本入っているだけのような・・・
お返事 2009/2/28
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ソーラーライト用ニカド電池
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はじめまして。電池購入の際の参考にさせていただいております。
最近、ホームセンターにて、ソーラーライト用の単三型ニッカド転地というものが売っており、2本で298円とかなり安いのですが、性能的に心配でなかなか買えません。性能テストをしていただけませんでしょうか?。
(匿名希望) 様
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お返事 |
ホームセンターでソーラーガーデンライト用に交換部品としてニッカド電池はずっと以前から売られています。
値段も2本で280〜380円くらいとニカド電池としては程ほどで、それほど高くは無いですね。
性能と言ってもソーラーガーデンライトで1年程度使用するなら別に問題はありませんので、安心して購入してください。
2本パックなどでも、片方のほうが容量が多くて片方が少ない(定格より少ない)などのバラつきもよくあります。
ラジコンショップで売られているラジコン専用ニカド電池のように特に大電流向けに性能を変えて製造されているような特殊電池ではありませんので、ガーデンライトで使用する以外であればごく普通の安物電池レベルです。
お返事 2009/1/14
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投稿 |
ごめんなさい。
はっきり使用用途を書くべきでしたね。
実は使用用途的にはソーラーライトの交換用として使用するわけではなく、ミニ四駆に使用しようかと思っていたのです。
タミヤのニカドはやたら高い、GPは安いけど、性能悪いし、秋葉原や日本橋あたりまで足を運ばないと手に入らない。こんな感じで、ではソーラーライト用のニカドはどの程度性能が良いのか、タミヤのニカドと比べ、コストパフォーマンスは良いのか?など、実験をしてもらいたかったんですよ。
すみません。お手間を取らせちゃって。
(匿名希望) 様
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お返事 |
ミニ四駆で「レースに勝ちたい!」という用途向けにはガーデンライト用ニカド電池はあまり良いものはありませんよ。
逆に「速過ぎてレーンチェンジでコースアウトしてしまうから、スピードを落とす為にガーデンライト用ニカドに交換しよう!」なんて用途に使用されるくらいです。
いや、レースの現場ではそのようにコース・マシン状況にあわせて「最適の(笑)」電池を多数持っているのもレーサーにとっては必需品かもしれませんが。
なにしろラジコンのように高性能バッテリーでもスロットル操作でゆっくり走らせられる物ではなく、スピード調節はバッテリーの性能や充電・放電具合で調節するしか無いミニ四駆ですからね。
練習走行で何度も何度も使うには安いガーデンライト用ニカドで使い潰しても良いように。ここぞ!というレース本番では高いタミヤ1000を使う等でも良いと思います。
ただ、練習走行ではちゃんと走っていたのに、タミヤ1000を積んだとたんにスピードオーバーで吹っ飛んでしまって落選!なんて事もよくある話なので、できればレース本番と同じコンディションの電池で練習走行・セッティングをしたいですよね。
安いニカド電池が欲しい!という方には、秋原か日本橋に出てきてもらう必要はありますが、去年末からのセール品でDLGのニカド(700mAh)が4本180円!という特価で千石電商で売られています。(数量限定、売り切れ御免!商品)
4本入るプラスチックのケース付きで、プラケースが100円ショップ品相当だと考えるとニカド電池が4本80円!(笑)
そんじょそこらのホームセンターのガーデンライト用電池よりはるかに安価でケース付きという激安ぶりです(^^;
お返事 2009/1/24
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投稿 4/27 |
先日出張帰りに秋葉に寄りましたが、千石電商で、レスにありました単三カドニカ電池DLG:新世代とか書いてある。ケース付き4本が\220で販売中でした。
(秋月で3端子昇圧IC HT7750A を買いのついでの衝動買いでしたが。。
帰ってから検討したら3.3Vの7733Aも欲しいと気づいたが後の祭り)
トン太 様
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